
Williams & Macias Microcomputer Prosucts 1985年
Macintoshが登場し早速入手された評論家の紀田順一郎さんは「Macintoshは文具」という名言をいわれたことがある。
確かにApple純正品のMacintosh用プリンタImageWriterと相まってその頃のMacintoshは現在とは違った意味においてパーソナル印刷機であり最新鋭の文具であった。
そのWYSIWYG仕様にもとづいた使いやすさ、そしてグラフィックとテキストが同じレベルで混在利用でき、それらを考えたとおりの寸法で簡単に印刷できるのだからたまらない魅力があった。
事実そうした指向から私自身早くもMacintoshを使って3.5インチのフロッピーディスクラベル作成などにのめりこんだものだ。前記の紀田順一郎さんと交友が始まったころ、紀田先生ご自身も同様な興味をお持ちでMacintoshで蔵書票や原稿用紙などをデザインされていたことを知り自作のフロッピーディスクラベルの交換などをしたものだ。
それらのほとんどはMacPaintとかSuperPaintなどを使ったオリジナルデザインのものだったが、こうしたラベルをより簡単に作成できることをうたったソフトウェアも数種登場してきた。そのひとつがmyDiskLabelerである。
ちなみに1985年から1989年暮れまでにわたる紀田先生とのファクシミリによるその辺の記録は「FAX交友録〜Macの達人」技術評論社刊(ISBN4-87408-989-5 C3055)に詳しい。

myDiskLabelerにはソフトウェアのディスケットの他に簡単なマニュアルと共に一面9枚の印刷ができる専用のラベルシールが付属しており、プリンタにセットするだけで簡単にディスクラベルが出来上った。
ここに紹介するディスクは1986年に2.0にバージョンアップしたときのものでありマニュアルや付属のラベルシールもそのデザインから察するに2.0の時に付属していたものと思われる。
しかし本音をいえば私が作りたかったグラフィカルなラベルを作成するための製品ではなかったこともあり、このmyDiskLabelerそのものをフル活用した記憶はない。だからこそ消耗品であるべきラベルが現在まで残っているのかもしれない。