
Thunderware,Inc. 1984年
Macintoshのシステムソフトウェアの開発にも大きく貢献したプログラマー、アンディ・ハーツフェルトが開発したスキャニング・ソフトウェア。
ThunderSacnは専用のハードウェアとソフトウェアで構成されていた。ハードウェアはMacintosh専用純正プリンタImageWriterのプリンタリボンカセットと同じ形状をしている。そのスキャナ本体をまさしくリボンカセットとしてプリンタにセットし、読み込みをしたい原稿をプリンタ用紙の要領で同じくプリンタにセットする。するとそのヘッドに位置したセンサーが原稿をドット単位で読み込み、用紙を送りながら最大A4版までのエリアをスキャニングすることができた。

同様なアイデアはその後国産ワープロ機にも採用されたが1984年にThunderSacnで実現してことを忘れてははならない。
モノクロ専用そして時間もかかったが当時は一番安価でクオリティの高い取り込みができた。ただし初期のThunderSacnハードウェアは大変アバウトな構造で原稿とセンサーとの距離をダイアルで可変できたが試しにハードの内部を覗いてみたときには驚いた。なぜならセンサーは単に輪ゴム数本で引っ張られているだけだった。
ThunderSacnシステムはまさしくアイデアとソフトウェアの完成度の高さで評価された製品だったといえよう。
個人的には最初米国から直接個人輸入したが製品の具合が悪かったのでその後再度国内のショップから買い直した思い出がある。