
THE MINISTRY OF SOFTWARE 1989年
現在では思いもつかないかも知れないがMacintoshは日本語対応に苦慮したマシンだった。
勿論その原因はメーカーが米国の企業であったことによるがMacintoshが日本に上陸し日本語利用ができるようになるまでの話は一冊や二冊の本にできるほど様々なドラマがあった。ともかくMacintoshを手にして一番使いたかったのは当時としても言うまでもなく日本語ワープロである。それまで渇望していたジャンルだったこともあり私だけでなく当時のMacintoshユーザーはリリースされる日本語ワープロソフトウェアはほとんど買うという人も多かった。

それらの理由はいまひとつ他のマシン環境で動く製品と比較して使いやすいと思われるものが登場してこなかったことによる。したがって「こんどこそ理想的なワープロではないか…」と期待しての購入の連続であった(^_^
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ByWordもそうした日本語ワープロのもっとも注目された時代に登場した。いま思えば特に際立った特徴はなかったものの安定したオペレーションができる製品だったが少々クセもあった。そして需要が急速に肥大化したこともありコピーユーザーも目立つようになってきたためかByWordには強力なコピープロテクションが施されていた。
それは一回ハードディスクにインストールするとアンインストールしない限り続けてのインストールはできないというものだった。
不正コピーは犯罪であり卑しむべき行為であるがこの種のコピープロテクトは正規ユーザーの使用感を損ねることにもなり多くの共感を得るにはいたらなかった。メーカーもユーザーも試行錯誤の時代だったのだ。
ByWordはその翌年にばいわーどという製品にアップデートすることになる。