
Claris Corporation 1990年
マックライトといえば最初のMacintoshにMacPaintと共に同梱されていたMacWriteを思い出すユーザーはすでにそうはいないだろう(^_^
。
事実システムソフトからリリースされたこの日本語ワードプロセッサはMacWriteの名残を感じさせない日本仕様として登場しこの種の製品としては長く愛用されたソフトウェアのひとつであった。

よりよい日本語ワープロの登場を願いつつ、新製品と見れば中身もよく確認せずに買い続けていた私もこのマックライトIIは5,6年間もビジネスの場で使った。勿論高度なページレイアウトを必要とする場合にはページメーカーなどのお世話になったが日常のビジネスレターには必要十分な機能を持っていたからである。ただし振り返ってみれば当時はそろそろ日本語ワープロソフトも行き着つく所へ行き着いた感のある時期だったしマックライトIIでかなりの文書を作ってしまった事実もあり日本語ワープロについては環境の変化を求めたくない時期だったのかも知れない。
ではマックライトIIに対して素晴らしくよい感想を持っていたかというと、そうでもないのだ(^_^
。正直可もなく不可もなくといった機能だったしその頃はワープロそのものより日本語変換プログラム(FEP)に興味が移っていたようにも思う。
とはいえ先に「MacWriteの名残を感じさせない日本仕様」と書いたがMacintoshの最初のワープロであるMacWriteはApple Computer社のソフトウェア部門という立場で設立されたClaris社に移管され、そのリソースが面々と続いてマックライトIIになったという無意識の思い入れが「素性の良いアプリケーション」というイメージにつながっていたように思える。
現在でもたまたま古いドキュメントを探すハメになると必ずといってよいほどそれはマックライトIIで書かれていた事実を思い知らされることになる。
お世話になったソフトウェアのひとつである。