
Great Wave Software 1984年
Macintoshが登場してすぐにその優れた性能に気がつきそして実用機として使おうとした人たちの中にはミュージシャンたちが多かったようだ。だからというべきか音楽系ソフトにはプロ用の製品もあるがとても楽しめる製品も多々ある。
反対にAppleの開発者たちにはあのアラン・ケイ氏やジェフ・ラスキン氏などのように音楽というか楽器の演奏がプロフェッショナルな人たちが多かったのだから、そんな影響も関係しているのかも知れない。
このConcertWare+という製品も初期のころには大変Macintoshユーザーを楽しませてくれた部類の製品だった。実用というより「パーソナルコンピュータはこんなことまでできるんだ」という正しく夢を見させてくれた部類のソフトウェアである。勿論楽譜を記述しそれらのパートに楽器を割り当てて簡単に再生できるという機能は単に楽しむというだけでなくある種の実用だったことは確かだが、このConcertWare+で音楽を真から楽しんだ人は少ないだろう(^_^
。ただモニタをながめ、そこから出てくる多用な音色に耳を傾けているとMacintoshの未来を想像させる何かが感じられたものだ。

ConcertWare+は大別して3つの機能に分かれている。それらはPalyer、WriterそしてInst.Makerである。
Palyerはミュージックデータを好みの楽器の音色でプレイすることができるもの。そしてWriterは楽譜を記述して音楽を作り出す機能。そしてInst.Makerはその名のとおり音色を作り出すユーティリティということになる。
それらは例えばPlayerを使っているときでも自由に切替ができる。
いま聞けば各楽器音もMIDIのそれとは雲泥の違いでありリアリティに欠けるが当時はMacintosh内蔵の小さなスピーカーでこんな音も出るのかとワクワクしたものである。