
Power Mac G5 Quad購入から2年3ヶ月経ったがやっとMac Proを手に入れる決心をした。いろいろと迷ったがいつでも購入できるものではないからと2.8GHzながらも8コアの最新機種にすることに…。まずはそのファーストインプレッションをお届けする。
一時期、Power Mac G5を2台使っていたがQuadの活用が問題なくできるようになった頃、旧型のG5は処分し現在に至っている。したがってこのアルミ筐体のデスクトップ機は今回購入したMac Proで3台目となる。
今のところ、Power Mac G5 Quadで日常の作業が大きく滞るわけではなし、基本的にはそのパワーに納得している。ただし贅沢ではあるものの、3Dをはじめ映像関連の作業をこなすためには少しでも処理速度が速いものを求めたいのは人情だし、そもそもパソコンはパワーが命なのだ。
また例えばApple純正アプリケーションであるPhoto Boothは2GHzのIntel Core DuoのMacBookでフル機能を使えるが、それ以上のパワーを持っているはずのPower Mac G5 2.5GHz Quadだとバックグランドを換える機能が働かない…。意図的なのであればそれこそ論外だが、何だかユニバーサルバイナリと言っているものの、インテルマシンを優遇といった感じもする。
ともかく、いかにMac OS Xのマルチタスクが安定しているとはいえ、高品位な3Dレンダリングを実行しながらそのフロントで原稿書きをするようなことは効率以前に精神衛生上よくない(笑)。まあ、それ以上に正直8コアの実力を体現したいという気持ちが強くなったというべきか…。
さて、そのMac Proだが最新機種の8コア以前の製品もまだ市場に出回っており、これらは増設メモリなどを含めて格安な値付けをされているケースもあり魅力だった。特にDual Core×2 CPUのQuadマシンに心を動かされたものの、このクラスのマシンとなれば予算的にも思い立ったからと言って簡単に購入することができるものではない。そう考えて最終的には無理をしつつ最新の製品を選ぶことにした。
結局2.8GHzクアッドコアIntel Xeonプロセッサ2基(8コア)の基本構成にメモリを4GBとし、ハードディスクを標準の320GBとは別に500GBを追加。またオプションとしてAirMac Extremeを追加することに決めた。
本来ならメモリをもっと増やしたかったが、800MHz DDR2 ECC FB-DIMMはまだまだ高価なので今回は4GBに留めていずれさらに4GB程度を追加しようと考えている。
※仮置きしたMac Pro(2.8GHzクアッドコアIntel Xeonプロセッサ2基)
次の問題はどこで購入するか…だった。現在使っているPower Mac G5 QuadはApple Store銀座で購入したので最初は今回もと考えた。しかしオンラインはもとよりだが、リテイルストアのApple Storeに大きな不満はないものの、このショップは何をどれだけ買おうと、何度利用しようと、いわゆる常連扱いもなく毎度毎度一見さんなのがちょっと気になるのだ(笑)。そして一般的には店員さんたちとの面識が深まることもなく、言ってしまえば無機的なのだ。無論そうしたクールな付き合いが良いという人もいるかも知れないが、マイコン時代から秋葉原を始めとしてショップに足繁く通い、さまざまな人たちと面識を得てきた一人としては正直ひと味足りないのである(笑)。
そこで先日、買い物ついでにと立ち寄った際に、思いがけず昔話などをさせていただいたPLUS YUで購入しようと決めた。昔からのマックユーザーならPLUS YU (株式会社企画室ゆう)をよくご存じだろう。
現在は多摩市諏訪にある小田急永山駅/京王永山駅に隣接したビルの一階にショップをかまえてウェブショッピングと共にビジネスを展開しているアップルショップの老舗である。一昔前はともかく、世知辛い現在となってはこうしたマック専門店は大変少なくなってしまった。
ということで愛車(電動アシスト自転車)にまたがりPLUS YUへと向かったわけ…。奇しくも昔一二度お目にかかったことがある同社の代表取締役、田中憲さんとも名刺交換をさせていただいたりと嬉しいひとときを過ごさせていただきならが買い物ができた。
ところでそのMac Proだが、まだきちんとした設置が済んでいないため詳しいレポートや感想は別途とさせていただくが、筐体サイズや基本的デザインそして材質はご承知の通りPower Mac G5と同じである。ただフロントやバックパネルにある入出力ポート類のレイアウトが違うことやMac Proはフロントに2台の光学ドライブを内蔵できる部分がある点などが区別できる箇所である。そして入出力ポートの数も増えているのが嬉しい。ただしサイドパネルを開けると内蔵されている各部位のデザインやレイアウトにはかなりの違いがある。
スペックを比較していて面白いと思ったことは、基本仕様だとサイズは同一だがMac Proの方がPower Mac G5 Quadより2.4Kg軽いことに気がついた。それでも本体重量は19,2Kgもあるが…。
これから設置するスペースと電源を含む配線の準備をしてから起動テストならびに必要なソフトウェアのインストールをする予定である。そうした過程でまたベンチマークなどもご紹介したいと考えている。