相変わらずiPhone 3G用のカメラアプリを追いかけている。先に加速度センサーを手ぶれ防止に応用したアプリ「Night Camera」を取り上げたが、今回新たに「SteadyCam Premium」をダウンロードしてみた。

 
特殊な用途はともかく写真はきちんと撮れてはじめて役に立つわけで、それはiPhone 3Gのカメラとて同じである。そしてiPhone 3Gのカメラにとって一番の問題はやはり手ぶれではないだろうか。

ホールドしやすい一般的なカメラでも手ぶれ防止機能がなければ暗い場所での撮影が手ぶれで泣かされることもある。ましてやホールドがし難いiPhone 3Gはなおさらである。

明るい場所や日中なら片手でも撮れるが、暗い場所では片手撮影はまず良い結果を生まないだろう。

さて「SteadyCam Premium」だが、このソフトウェアには無料版の「SteadyCam」と今回ご紹介する「SteadyCam Premium」の2種がある。まあ “Premium” といったところで115円なのだからと無料版はダウンロードせずに直接Premium版を購入した…。

第一印象はといえば、この「SteadyCam Premium」の方が先にご紹介した「Night Camera」より使いやすいと感じている。

「SteadyCam Premium」はiPhone 3Gの加速度センサーによる本体の揺れを手ぶれ感知に応用したアプリであり、シャッターを押して保持したカメラが固定されると撮影される仕組みは「Night Camera」と同じだ。しかしそのシンプルで必要最低限の機能が大変使いやすいと感じる。

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※「SteadyCam Premium」の設定モード画面

液晶全画面のどこを触ってもシャッターになる機能、手ぶれの精度調節、タイマー撮影、自動保存などの機能が自然にまとめられている。したがってiPhone 3Gのカメラが苦手とする「自分撮り」もイージーに挑戦できると思う…。また機能には関係ないが、アプリケーションとして安定している印象を受ける。

もちろんこの「SteadyCam Premium」も暗い場所だけでなく日常どこでもつかえるわけで、手ぶれで撮影が苦手というユーザーには…というより標準の「カメラ」ソフトの代替えとしてどなたでも活用できるに違いない。

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※シャッターが切れた瞬間の画面

なお撮影後、前記したように自動保存設定も可能だが、初期値では保存するか捨てるかを選択でき、保存(Use Photo)ボタンをタップすることで保存することが出来る。

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※「SteadyCam Premium」での撮影例。ノイズは仕方ないとして朝日が出る前の真っ暗な時間帯にこれだけ撮れるのだから実用的だろう

しかし余談になるが、App Storeでアプリを買っているとその昔、Macintosh 128KやMacintosh Plusのアプリケーションを買いあさっていた当時を思い出す。

あの頃はソフトウェア自体が少なかったということもあるが、例え同種の製品でもリリースされると闇雲に買ったものだ。

だから通信ソフトが数種、ワープロが十数種…といった結果になるが不要な物を購入したという感覚はなかった…。

例えばMacPaintに代表されるペイントソフトもFull Paint、SuperPaint、Cricket Paint、DeskPaint、GrayPaint、NuPaint、Amazing Paint、Studio 1などはすべてモノクロのペイントツールである。

無論それぞれ売りとなる機能があったわけだが、基本的にその主たる利用目的は同じである。しかし当時のユーザーとしては新しいツールを手に入れるその行為こそ、新しいカルチャーに触れる楽しみだった。

App Storeのウィンドウを眺めていると古参のMacintoshユーザーとしてはその画面のはるか遠くを眺めていることに度々気づかされるのである(笑)。

 
ただし昔と大きく違う点はその価格である…。

Macintoshが登場して1年経った1985年当時を調べてみると一例だがトランプゲームが12,800円、ジグソーパズルが16,800円、対空砲火ゲームのAirborneが13,800円だった。

ビジネス向けのアプリは輪をかけて高かった(笑)。

DTPソフトのMac Publisherが48,000円、Mac Drawが31,500円、EgBridgeが38,000円、スケジュールソフトのFront Deskが45,500円、表計算ソフトのMultiplanが60,000円といった具合だった…。

これらを数年間手当たり次第に購入していたのだから考えてみればよき時代だったのだろうが、App Storeの1,000円が高く感じるようでは私もヤキが回ったのかも知れない(笑)。

 
そうそう…話を元に戻すが、手ぶれ防止のカメラアプリケーションは今後も新しい製品が登場するかも知れないが、現時点ではこの「SteadyCam Premium」が一番のお気に入りなので日常のカメラソフトとして活用している。

iPhone 3Gで手ぶれが気になる方は是非お試しになってはいかがだろうか…。

 
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