今更のiBook G3 Dual USB 700MHz 384MB 中古品入手
私は1984年1月24日にリリースした初代Macintoshから此の方、現在の最新機種であるM4 Mac miniに至るまで多くのMacintoshを手にしてきた。その間、CPUが変わったり、OSが変わるなどこれまた幾多の変化を身をもって体験してきた。それは趣味というだけでなく1989年にはMacintosh専門のソフトウェア開発会社を立ち上げたため、仕事となったからでもあった。
最大の変化は申し上げるまでもなくスティーブ・ジョブズがAppleに復帰後、MacintoshのOSがモダンOS…すなわちMac OS Xとなったことだった。ただし暫くは旧OS…MacOS9あたりは実務として手放すわけにはいかずにいたが、それも三年近く前には意識的に切り捨て、関連ハードウェアやソフトウェアなども終活という名の下に処分をした。

※あらためてヤフオクで入手したiBook G3 Dual USB 700MHz 384MB。MacOS 9をインストール
一時はハードウェアにしてもオールド機種のコレクターかと思われ、多くのメディアから貸出依頼もあったが、個人的には収集したというよりソフトウェアを動かすためにハードが必要だった…というのが本当の所だったから処分もほとんど未練は無かった。
ということで最新のmacOSに専念したわけでそれ以前のMacOSとは縁を切ったつもりだった。
ところが、デジカメ最初期の記録は勿論、データバックアップのためにCD-Rに記録していた膨大なデータの整理をしようと思い立ったものの、肝心のCD-RがmacOS環境では読めないのである。また古い画像データの中にはPICTフォーマットも多く「残すか破棄か」を判断するにしてもまずは中身の確認をしたいと些か不本意ではあったがMacOS 9が正常に使える中古のマシンを手に入れる算段をすることになった。

※ホワイトの筐体は経時変化で些か黄ばんでいるが機能に関係ないので良しとしよう…
MacOS 9環境のマシンは扱い易い事を考えノート型が基本だが、小型であることや洗練されたデザインをと結局 iBook G3…それもシェル型ではない製品をヤフオクで探した。
そもそもヤフオクでマシンを入手するにはそれなりのリスクを伴う。ただし大層なことをやらせようとしているわけではなくデータの確認が主な仕事なので多少の問題があっても仕方がないと覚悟の上だった。

※Dual USB仕様だった
しかし結果 iBook G3 Dual USB 700MHz 384MBを落札したが、ラッキーだったと思われる。このiBook G3 700MHzはDual USB仕様であり2001年に発表された製品と思われるが、バッテリーは消耗していたもののACアダプターで問題なく起動し、液晶モニターもビネガーシンドロームは起きていなかった。
本体が黄ばんでいるのは機能に影響が無いので問題ない。そしてインストールされていたMacOS 9がトラブルなく使えれば目的は達せられるし内蔵のDVD-ROM/CD-RWコンボドライブもまったく問題がないようだ。

※内蔵のDVD-ROM/CD-RWコンボドライブも問題なかった
しいて問題点を挙げるなら、液晶部のヒンジがいささか緩くなっているようなのとトラックパッドのクリック部位がチャタリングを起こしやすいということぐらいだ。
無論この状態がいつまで保たれるのかは分からないが、よき状態のマシンを手に入れることができ満足している。
そういえばこれと同じ製品をリアルタイムで購入し、オーストラリア旅行の時に持参した思い出が宿るが、一度手放した製品を再び手に入れようとは思いもしなかった…。
それはそれとして…自社開発アプリの主なものをインストールしてみたものの、言い訳めくがMacOSのオペレーションはもどかしいし、すでに25年近く触っていなかったこともあり、悲しいかな自社アプリも思うようにオペレーションできないので苦慮している…(笑)。
最大の変化は申し上げるまでもなくスティーブ・ジョブズがAppleに復帰後、MacintoshのOSがモダンOS…すなわちMac OS Xとなったことだった。ただし暫くは旧OS…MacOS9あたりは実務として手放すわけにはいかずにいたが、それも三年近く前には意識的に切り捨て、関連ハードウェアやソフトウェアなども終活という名の下に処分をした。

※あらためてヤフオクで入手したiBook G3 Dual USB 700MHz 384MB。MacOS 9をインストール
一時はハードウェアにしてもオールド機種のコレクターかと思われ、多くのメディアから貸出依頼もあったが、個人的には収集したというよりソフトウェアを動かすためにハードが必要だった…というのが本当の所だったから処分もほとんど未練は無かった。
ということで最新のmacOSに専念したわけでそれ以前のMacOSとは縁を切ったつもりだった。
ところが、デジカメ最初期の記録は勿論、データバックアップのためにCD-Rに記録していた膨大なデータの整理をしようと思い立ったものの、肝心のCD-RがmacOS環境では読めないのである。また古い画像データの中にはPICTフォーマットも多く「残すか破棄か」を判断するにしてもまずは中身の確認をしたいと些か不本意ではあったがMacOS 9が正常に使える中古のマシンを手に入れる算段をすることになった。

※ホワイトの筐体は経時変化で些か黄ばんでいるが機能に関係ないので良しとしよう…
MacOS 9環境のマシンは扱い易い事を考えノート型が基本だが、小型であることや洗練されたデザインをと結局 iBook G3…それもシェル型ではない製品をヤフオクで探した。
そもそもヤフオクでマシンを入手するにはそれなりのリスクを伴う。ただし大層なことをやらせようとしているわけではなくデータの確認が主な仕事なので多少の問題があっても仕方がないと覚悟の上だった。

※Dual USB仕様だった
しかし結果 iBook G3 Dual USB 700MHz 384MBを落札したが、ラッキーだったと思われる。このiBook G3 700MHzはDual USB仕様であり2001年に発表された製品と思われるが、バッテリーは消耗していたもののACアダプターで問題なく起動し、液晶モニターもビネガーシンドロームは起きていなかった。
本体が黄ばんでいるのは機能に影響が無いので問題ない。そしてインストールされていたMacOS 9がトラブルなく使えれば目的は達せられるし内蔵のDVD-ROM/CD-RWコンボドライブもまったく問題がないようだ。

※内蔵のDVD-ROM/CD-RWコンボドライブも問題なかった
しいて問題点を挙げるなら、液晶部のヒンジがいささか緩くなっているようなのとトラックパッドのクリック部位がチャタリングを起こしやすいということぐらいだ。
無論この状態がいつまで保たれるのかは分からないが、よき状態のマシンを手に入れることができ満足している。
そういえばこれと同じ製品をリアルタイムで購入し、オーストラリア旅行の時に持参した思い出が宿るが、一度手放した製品を再び手に入れようとは思いもしなかった…。
それはそれとして…自社開発アプリの主なものをインストールしてみたものの、言い訳めくがMacOSのオペレーションはもどかしいし、すでに25年近く触っていなかったこともあり、悲しいかな自社アプリも思うようにオペレーションできないので苦慮している…(笑)。