iPhone 4を手にしてからすでに小一ヶ月経とうとしている。そして先日別途予約をしておいた女房用のiPhone 4も無事に入手できたので自ずとケースなども複数の製品を比較する機会があった。今回はトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4 とTUNEWEAR社のClear case for iPhone 4を比較しながらこの種のケースの特徴を考えてみよう。

 

まったくの個人的なことだが、私はiPhone 4を予約した際、それに合わせてケースやら液晶保護フィルムなども早々に手配し入手と同時に活用できるようにと準備をしていた。しかし結局iPhone 4本体は発売日から約一週間ほど待たされるはめとなったものの数種のケースとこれまた数種の保護フィルムなどが6月24日前後に手元に集まった…。
また先にレポートした「Phone 4の受信感度を低下させない方法は?」にも書いたとおり、ケースを着けることで手でiPhone 4を握った際にもトラブルが生じないことも確認しなるべく本体のデザインを損なわないケースをと考えまずはTUNEWEAR社のClear case for iPhone 4を購入した。なぜならその時点ではiPhone 4用のクリアケースで入手が可能なものが他にほとんどなかったこともあり選択の余地がなかったのである。
無論TUNEWEAR社のClear case for iPhone 4は予想通り私のiPhone 4を理想的な形で保護してくれたし基本的に大きな問題があるわけではないが、後日女房用にと購入したトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4 と比較するとなかなか面白いことに気づいた…。

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※トリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4 パッケージ


両社製品共にクリア、すなわち透明度が高く耐衝撃性にも優れているポリカーボネート樹脂で成形したものだがそのコンセプトは些か違う。
無論対象がiPhone 4ということでもあり、極端な違いは見られないわけだが両社のケースを照明下で比較するとまずその色味が違うことに気がつく。
双方が透明なクリアケースとは言えTUNEWEAR社 Clear case for iPhone 4は些か青みががって見えるのに対してトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4 は黄色みがあるように見える(後述するアンチスクラッチコーティング処理のため)。無論それぞれ僅かなものだし実用上の問題があるわけではないが比較すればその違いは明らかだ。

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※クリアケース比較。左がトリニティ社製で右がTUNEWEAR社製

 

そうそう、最初に明記しておかなければならないことだが、トリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4は売れ切れが出るほどの人気商品で無論現行販売されているが、一方のTUNEWEAR社のClear case for iPhone 4はその趣旨がよく分からないものの直営店限定品とかでかつ数量限定販売したものらしく発売開始後1ヶ月程度しか経っていないのにすでに販売されていない(笑)。したがって比較の意味も薄れるが、同種の製品でもこれだけの違いがあることを知っていただくことも今後この種の製品購入をお考えの方たちには有益かも知れないと理屈をつけて話しを進めてみたい…。

さて、TUNEWEAR社 Clear case for iPhone 4のケースはトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4より深さが浅い…というかトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4 がその製品コンセプトによりiPhone本体を液晶面側を下にして机上などに置いた場合にも傷つけないという配慮からガラス面より僅かにケースが出るような仕様となっている。無論フレーム縁より僅かに低い位置の内側にある爪でiPhoneを固定している。
対してTUNEWEAR社 Clear case for iPhone 4はケースフレームのトップの縁自体の内側に微細な爪を持ち、この部位でガラス面より多少大きい金属部分を押さえる形に出来ている。したがってケースのフレームの縁は当然ガラス面より低い。

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※左がトリニティ社製で右がTUNEWEAR社製。ケースの深さが若干トリニティ社製の方が深い


この辺はユーザー各自の問題意識の持ち方と好みの問題になるが、好みといえば成形の違いもある。
iPhone 4の上下を包む形はそんなに違いはないがあえて言えばトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4 の方がカバー率は深い。またボリュームボタンなどがある部位の成形はTUNEWEAR社 Clear case for iPhone 4がサウンド オン/オフボタンおよびボリュームのプラスとマイナスボタン箇所を別々に抜いているのに対しトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4はボリュームのプラスとマイナスボタンを矩形ひとつで抜いた仕様になっている。そしてこれまた子細なことながら背面にあるカメラとLEDフラッシュの抜き形状も違う。

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※成形の差一例。左がトリニティ社製で右がTUNEWEAR社製

 

それらは些細な違いかも知れないが私見ながらボリュームボタン部位の抜きの違いは使い勝手にも関係する。
確かにプラスとマイナスそれぞれが別々に開いているTUNEWEAR社の方が見た目には良く美しい。しかし実際にボリュームボタンを操作するとTUNEWEAR社の方はかなり意識して指先を深く押さないとアクセス感が得られない反面、ある意味でラフな抜き形状を持ったトリニティ社の方はアクセスが大変楽だという印象を受けた。

それからトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4の特徴のひとつとしてカバー表面の傷を防ぐアンチスクラッチコーティング処理がなされている点も特筆すべきだろう。
前記したようにすでに使い始めてから小1ヶ月になろうとするTUNEWEAR社のケースはすでに目立つものを含めてかなり傷がついている。

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※TUNEWEAR社 Clear case for iPhone 4はすでにかなり傷がついている


無論ケースはiPhone本体をガードするためのものだからしてケースに傷がついたとしても個人的にはほとんど気になることはない。あまりに目立つようなことになれば買い換えるだけだ。しかしトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4のうたい文句のようにアンチスクラッチコーティング処理により傷が付きにくいのならそれに越したことはないのもまた事実である。

結局私はといえばそれまで使っていたTUNEWEAR社 Clear case for iPhone 4をトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4に取り替えた。
女房用として購入したCrystal Cover Ser for iPhone 4がとても具合がよかったからである。そして実際の運用で大きな問題になることではなかったがTUNEWEAR社 Clear case for iPhone 4にはどうにも気にくわないことがひとつあったのだ…。
それはケースを装着した後、一見ピッタリとiPhone 4本体が収まるのだが僅かに上下方向へiPhone 4本体が動くことだ。カタカタ…グラグラするわけではないが例えばスリープボタンを押すと、指にiPhone 4が「クン!」と僅かながらケース内を下に移動する感覚が伝わってくるのである。これは正直気持ちの良いものではなかった…。

これら、背面をクリアなケースで保護し液晶部をフィルムで保護する方法はiPhone 4をなるべく素のままの感覚で使いつつボディを保護したいという願望を持つユーザーにはまず定番な選択だと思うし、個人的な使用感としては例のアンテナ問題も軽減できることを実感したことでもありお勧めの選択肢に違いない。
Apple 純正品のBumperが無償で提供されることになったが、天の邪鬼のつもりはないもののそれを装着したiPhone 4の姿がどうにも気にくわない1人として今後もトリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4ならびに同種の製品を愛用したいと考えている。

トリニティ社Crystal Cover Ser for iPhone 4
TUNEWEAR社のClear case for iPhone 4