
私はMacintoshに「radioSHARK」をつなげてAM/FMラジオを楽しんでいるがたまたま女房が使いたい場合にはUSBーブルを抜き差ししなければならず面倒なのでもうひとつラジオチューナーを買おうとしたが同じものでは芸がないと今回はロジテック製の製品 「Macでラジオ」LRT-FMAM200UM を手に入れた。
Macintoshの前に座っている時間が多い私としてはiTunesで音楽を流すと同時にラジオも聴くという毎日を過ごしている。
勿論 iTunesには好みの音楽がどっさりとインストールしてあるし、音質も含めて素晴らしい音楽を聴きながらキーボードを叩いているわけ…。ただしニュースも聞きたいし意外な音楽や人物と出会えるという意味でラジオというメディアも魅力で捨てがたいものだ。
というわけでMacintoshにUSB接続の「radioSHARK」を愛用しているが女房のiMacでもラジオ番組の録音をしたいとUSBを抜き差しする頻度が高いので別にもうひとつラジオチューナーを欲しいと考えた。しかし同じものでは芸がないと今回はロジテック製のUSB FM/AMラジオチューナー( LRT-FMAM200UM)という製品を買ってみた。
※Logitec製「Macでラジオ」パッケージ
本製品はラジオチューナー本体とAM専用アンテナ、F型コネクタ変換ケーブル、インストールCDそして取扱説明書で構成されている。そしてラジオチューナー本体は一見USBメモリと同様大変小型でありMacBookなどと一緒に持ち運ぶにも苦にならないものだ。
※「Macでラジオ」パッケージの同梱品一式
特徴としてはAM/FMを受信でき、FM用のアンテナを内蔵だがAMを聴くには同梱の外部アンテナをラジオチューナー本体に接続する必要があることだ。そして専用のアプリケーションにより受信だけでなく録音も可能で、録音ファイル形式はAIFF, wav, AACそしてApple LosslessをサポートしているしAACの場合、ビットレートも64kbpsから最大320kbpsまでをサポートしている。なお対応の音声フォーマットについては付属の取扱説明書とアプリケーションの実際は違っている…。
また最大60秒までのタイムシフト機能を持っているおり録音したデータはiTunesに登録でき、iPodやiPhoneなどで楽しむことができる。
※AM/FMラジオチューナー本体はUSBメモリと同様なデザインで大変小さくて軽い
まず最初に付属のソフトウェアをインストールするとアプリケーションフォルダに「らくラヂ」と「らくラヂ スケジューラー」というアプリケーションがインストールされる。
インストール後はマシンの再起動が必要だが、ユーザーが直接起動するのは「らくラヂ」であり「らくラヂ スケジューラー」は「らくラヂ」から使えるようになっている。
アプリのインストールができたらラジオチューナー本体をMacintoshのUSBポートに差し込む。ここでチューナー本体の青色LEDが点滅するかを確認する。
なぜなら増設のUSBポートなどを利用すると電力不足のためかLEDが点滅せずアプリケーションも正しく起動しない場合があるからだ。したがってなるべくHUBなどで増設したUSBポートでなく本体付属のポートを使ってみよう。
アプリケーションが起動したらまずやることとしてラジオ局のプリセットを行う。
※専用ソフト「らくラヂ」起動画面
これは「らくラヂ」画面の「設定」ボタン(工具のドライバーアイコン)をクリックし表示した画面の「プリセット」タブを選択する。そして「地域で指定」で表示するメニューから都道府県を選択する。これで例えば「東京」ならAMはTBS, 文化放送, ニッポン放送, NHK第一放送, NHK第二放送, AFN TOYOそしてFMはFM東京, J-WAVE, Inter FM, 放送大学, NHK FMがプリセットされるはずだ。
※プリセット設定の一例
なお他の局をプリセットするには空いている部位を選択し「変更」ボタンをクリックの上で周波数と放送局名を入力すればよい。ただしAM/FMともに最大12局までという制限がある。
それから録音はリアルタイムなら「らくラヂ」画面の「録音」ボタンをクリックするだけだが予約録音は「らくラヂ」画面から「予約」ボタンをクリックの上であらかじめスケジュールに合わせた自動録音が可能になる。無論毎週決まった曜日・時間に録音設定することもできる。
※予約録音も可能だ
プリセットが完了したら早速受信を試みる。FM/AMのどちらかを選択し後はプリセット番号をクリックするだけだ。
そうそう、専用のAM外部アンテナをつないでおかないとAMは受信できないので注意を要する。そしてこのAMアンテナは長さが3メートルあり、先端の円形部位の片面がマグネットになっている。
さて肝心の受信状態だが私のメインマシン、すなわち「radioSHARK」を使っているマシンに接続してテストをしてみたがAMはアンテナの位置を最良の場所にすることでまずまずの受信ができたがFM放送はほとんど受信できない。
もともとこの地域は電波の届きにくい地形のようで苦労しているが幸い「radioSHARK」だとその設置場所・位置によりFMはクリアに入るのだが…。
次に別の窓際にセットしてある女房用iMac (こちらで使いたいと考えているのだが) で同じようにテストをしてみたがFM受信は多少改善されたようだ。
したがってあくまで私の住居としての結論だがAMはともかくFM受信精度などを含めるとラジオチューナーとしては「radioSHARK」の方に軍配を上げざるを得ない。ただしMacBook用として一緒に携帯する必要があるならその携帯性は比較にならないほど「 LRT-FMAM200UM」の方が現実的だ。
ラジオに限らずこの種の機器はエリアによって「使える、使えない」がシビアに決定されるので用途と共に事前に十分な情報を集めてから製品を選択する必要があるだろう。
また「らくラヂ」の使い方に関して付属の取扱説明書は最低限のことしか明記していない。アプリケーションの「ヘルプ」も合わせて活用しないと詳しいことは分かりづらいかも知れない。