新しい環境になって早くも2ヶ月近くになったが、片付けはなかなか終わらない。しかしやっとオールドMacコーナーは少し収拾がついてきた。先日、棚への収納がほぼ終わった頃にたまたま訪問者があり、オールドMacが珍しいと眩しげに眺めていた…。 

ソフトウェアはともかく、ハードウェアの古いものが私の手元に残っているのは必然でなく偶然の賜である。 
訪問してくれた方は「よく古い機種を残してありますね…」と言ってくれたが、ハードウェアを残しておいた…ということではなく、ソフトウェアを起動・検証したいがために、最低限の機種が残ったというのが正直な話なのだ。 

1977年に入手したワンボード・マイコンをかわきりに、これまで100台近いパソコンを買ったと思うが、それらをコレクションしようとする気持ちはまったくなかった。 
なかったというより、次々と出る新機種を追いかけるためには、それらを設置するスペースが必要だから、旧機種は親族・友人・知人に差し上げたり、売ったり、あるいは捨てたこともあった…。 
今から思えば勿体ないことをしたが、2000年(平成12年)あたりまでは私も人並みに新機種を追いかける方が楽しかったのである(笑)。しかし今から思えば、1989年からアップルのデベロッパーとしてソフトウェア開発を仕事としてきたため、主にそれらの検証用として残しておいた機種が現在に至ったことになる。 
結果としてそれらの機種はMacintosh用ソフトウェアの黎明期を彩る製品たちを確認するために理想的なものではないが、現在では貴重な逸品たちとなった。 
ご紹介する写真の棚にはまだ整理のついていない歴代のマウスやキーボードといった類はほとんど収納されていないが、主なハードウェアがいつでも電源を入れられるように置いてある。 

OldMac2007 

さて、いまさら説明を必要とするような珍しいものはないが、一応概要を見ていただこうか…。 
一番下の棚の左だが、下にあるのはMacintosh IIfxで、その上にあるのがMacintosh cxだ。その右にはそれらで使うApple純正13インチRGBモニタがある。 
下から2段目の棚には、左から御影石調に塗ったMacintosh PlusとMacintosh Clasiic IIがある。そしてその上段にはPowerBook 150とPowerBook 100が2台、PowerBook 100用として活躍した外付けフロッピーディスクが4台があり、その上にはNewton eMate 300を置いてある。 
その右にはApple IIeが2台とその純正フロッピーディスクであるdisk IIが2台、上にはPowerBook 100用のバッテリーとチャージャーがあり、Apple IIeの上にはApple社が初めて開発したデジタルカメラ QuickTake 100が2台ある。 
下から4段目中央にあるのは、Apple II用のDuo Diskで、フロッピーディスクが2台連なっている製品だが、これまたApple純正品である。 
ただ、残念なことにPowerBookのバッテリーはすでに消耗し、ACアダプタなくては動作しないし、起動に不安定なものもある。しかしこれらがあるおかげで、古いソフトウェアの多くが検証できる。 

未整理のハードとしては各種のボード類がある。すでにその多くはオブジェとしか役に立たないが、当時のフルカラーボードやビデオ関連製品などは数千ドルしたものも多く、それこそなかなか捨てられない(笑)。さらに外付けCDドライブや、DVDドライブもあるし、これまた面倒なのはかなりの量、ケーブル類が未整理で残っている。それから歴代のiPodも並べておきたい…。 
ともかく今後はアプリケーションだけでなく、歴代のMac OSの整理もやっておきたいと考えているのだが、なかなか時間が取れないのが難点だ。しかしそうした古いアイテムをあらためて検証することで、現在のハードウェアやソフトウェアの長所や短所がより鮮明に見えてくると思う。何とか少しづつでも当サイトでその結果をご報告できたらと考えている。