iPod touchやiPhoneのUIはマルチタッチインターフェイスと称される。そのタッチとはユーザーの指で直接液晶画面上に触れ操作することを意味するが、指以外でも反応するのだろうか…。愛犬ラテにも協力してもらった結果をご紹介する! 

まずは衝撃的なムービーをご覧いただこう(笑)。これは愛犬ラテが些か乱暴ながらiPod touchの液晶画面をタップし、写真を送ったり戻したりしている映像である。ということはワンコの肉球でもiPod touchのマルチインターフェイスは反応するわけだ! 

 

勿論iPod touchのタッチインターフェイスはあくまで”指”を使うことを想定しているわけだから、画面を指以外で操作できるのか…を問うのは本来論外だ(笑)。しかし何でも確かめてみなければ気が済まない性分だから、iPod touchの液晶は指の直接以外でどんな反応をするのかしないのかを確認してみた。ただし残念ながらAppleのマルチタッチインターフェイスの詳細な技術情報はわからないので、あくまで結果主義の判断でしかないが、まあお遊びとしてお付き合い願いたい。 

やってみることは単純だ。指以外の様々なものでiPod touchのトップ画面上のアイコンを押し、反応するかどうかを確認してみた。場合によっては反応したりしなかったりするきわどいケースもあったが、ともかくあるべき傾向は浮かび上がってくるように思える(笑)。以下「○」は反応したことを示し「×」は反応しなかったことを意味する。 

・ボールペンの樹脂製キャップ × 
・指の爪 × 
・鼻先 ○ 
・おでこ ○ 
・裸の足の指 ○ 
・綿の靴下をはいた足の指 ○ 
・ワンコの肉球 ○ 
・綿のハンカチの上から指で ○ 
・綿棒 × 
・レシート用紙の上から指 ○ 
・付属のクロスの上から指 ○ ただし折りたたんで2枚重ねだと × 

こうして色々とやってみて興味深いのはワンコの肉球の結果、そして私の指と液晶面の間に布を置いた場合などだ。今回の実験では手足の指…大げさに言えば人だけでなく動物でも生体反応があるものが触れた際にタッチインターフェイスが過敏に反応することが分かった。したがって指と液晶面の間に厚い布や紙をおけば反応しなくなるが、極薄いものならOKだということも分かった…。 
この事実はポケットやバッグにiPod touchを入れて使う際に不用意に何かに触れて、例えばボリュームが変わったりすることを防ぐことにも役だっているものと思われる。 

ところでタッチインターフェイスといえば、すでに多くの方がご存じだと思うが、ジェフ・ハン(Jeff Han’s)氏の研究がすごい。彼は2006年2月にモントレーの「TED 2006」でこの複数点同時認識タッチスクリーンを披露し、センセーションを巻き起こした人物である。 
しかし重要なことはいかに魅力的なテクノロジーだとしても我々一般ユーザーの手に下りてこなければ何にもならない…。したがってそうした意味においてはAppleのマルチタッチインターフェイスの意義と先進性は些かも揺るがないと思うし、近い将来、より実用性を兼ね備えたテクノロジーとしてマルチタッチインターフェイスを採用したパソコンやガジェットの発表により、私たちを驚かせ喜ばせてくれるに違いない。 

ちなみにYouTubeにアップロードした前記動画でラテが前足でタップしているiPod touchには別途ご紹介したパワーサポート社のクリスタルフィルムを貼ってある。検証後、よく拭いて確認してみたが特に傷は付いていないようだ。しかし同様なことを実践する場合は自己責任でお願いする(笑)。 
ともかく、今回のテストの動機は何と言ってもワンコの肉球でiPod touchが反応するかを試してみたかっただけなのだが(爆)、愛犬ラテは思った以上にiPod touchに興味を示したのには笑ってしまった(笑)。続けてもう少しまともな検証も進めてみたい。