先週の土曜日に予告通りMacテクノロジー研究所よりのUstream配信第一回目「Lisaとはどんなパソコンか?」と題した放送をお送りした。無論手順を含めて多少のリハーサルみたいなことはやった上での放送だったがいやはやまったくの1人で作業を進めるのはなかなか難しい…。

 

Ustream Producer Proを使った最初のリアルタイム配信はお陰様で無事に終わったが、どういう訳か録画ができていなかったため後でご覧いただくということが出来ずに終わってしまった…。
というわけでまず最初に告知から…。
アーカイブとして残すため、そして今回は急な告知であったことでもありご覧になれなかった方のためにと前回と同じプログラムを下記スケジュールで行うことにした。まあアーカイブならともかく、Ustreamによる再放送などほとんど例がないかも知れないが考えるまでもなく例えば講演なども一日に同じ事を2回行うことだってあるわけで私にとってはあまり苦にならない。無論まったく同じにできるわけもないが、一部新しい資料などを用意しての“リアルタイム再放送“である(笑)。

4月25日(日曜日)午前10時頃より11時頃まで
Ustream配信記念番組「Lisaとはどんなパソコンか?」リアルタイム再放送
URL :
http://www.ustream.tv/channel/mactechlab

※但し勝手ながら都合により予定の変更ならびに中止もあり得るのであらかじめご了承ください。

まあ、録画ができなかったのは私の操作ミスなのだろうと思うが約1時間のおしゃべりそのものより手順を含めたUstream Producer Proの操作をあるべき形でタイミング良くこなすのがいかに難しいかをあらためて思い知った次第である。
よく数人の方々がテーブルを囲んだ対談の配信などを見ていると別途オペレータ担当がいるというケースを見かける。
その時々に話す人物にカメラを切り替えるのがその役目なわけだが、大げさにいうならそれは一般のテレビ放送も同じ事でサブコン、すなわち副調整室で数台のカメラが捉えている映像を適切なカメラワークに切り替えながら番組を進行しているわけだ。
しかし今回私のやった放送のように出演者自身がカメラに映りながら、複数のカメラを適宜切り替えて番組(といったものではないが)を進行していくのは意外と難しい。いわば出演者、カメラマン、ディレクター、ADといった役割分担をすべてひとりでこなす必要があるからだ。無論それができるのがUstreamの利点なわけだし特にUstream Producer Proはそうした本来複雑なコントロール環境を少しでも容易にこなせるような工夫がなされてはいるが、スマートにそして見ている方に不自然でない形でオペレーションするのは易しいことではない。

rebroadcast

※Ustream Producer Proを使った今回放送時の画面構成


実はそれなりに工夫はしたつもりなのだ。
そのひとつがUstream Producer Proが表示しているモニタの前に私の姿を捉えるウェブカメラを据えたこと…。
細かなことをいえばこのことはモニタを見るには邪魔なわけだが、オペレーションは自然にカメラを向くことになり、カメラから視線を外さずにショットの切り替えなどのオペレーションができるからだ。
「え〜次にお見せするのはどれだったかな…?」などと下を向いたり横を向いたりしなくても良いわけだ。

と…こんなことをいうと「Ust なんだから、そんなに堅く考えずにラフでいいのでは?」という声も聞こえてきそうだがそれは違う…。
それこそどこかの会場内や街中にiPhoneを取り出し、その場で起こっていることをリアルタイムに配信するといったことならカメラが揺れようと映像が逆さまになろうと良いのかも知れない。しかしあらかじめ準備ができうるシチュエーション、そしてカメラも基本的には据え置きといったいわゆる講座タイプの番組をお送りするのに、その内容はともかくクオリティを含めて見るに堪えないものでは例えUstreamであろうと何であろうと見てくださる方に失礼だ。

ツイッターのタイムラインに書き込んでくださった中には「思ったよりクオリティは良かった」や「放送大学講座のような」といった内容のものがあったが、放送大学云々というのは堅苦しいというより私には褒め言葉と受け取らせていただき基本的にこの種のコンテンツはそれで良いと考えているのである。
無論四角張った番組を意図してお届けするつもりもないし回を重ねるごとに良い意味で肩の力も抜けていくのだろうが、数人の出演者が和気藹々に番組を進行していくのなら時には馬鹿笑いも良い。しかし1人しかいない出演者がいたずらにおちゃらけるのは何の意味もない(笑)。
はやり出演ならびに進行を美しく1人でこなすためにはもうひと工夫が必要なようだ。

なにしろ話すこと自体は長い間培ってきたものだから得意と言うより背伸びをしているつもりはないから気が楽である。
今回も約1時間、あえて原稿もレジュメも用意せずに文字通りのぶっつけ本番で望んだがほぼ予定の1時間の枠で収まったしそれはよい…。しかし意識の問題は馴れもあるのだろうが限界も感じる。
話そのものもあらかじめ用意された文章を読むのならそれは楽だが、前後の関係を考えながら話に集中しているとショットの切り替えを忘れてしまうことがある。
逆にショットの切り替えに意識が向きすぎると喋りが疎かになる…。
事実、番組終了を宣言した後、無意識にもほっとしたのだろうか…タイムラインで「マイク入ってますよ」と教えていただくはめになった。このようにちょっと気を抜くと大切なことを忘れがちだ(笑)。

とはいえこの種の行為は誰のためでもない…自分自身の楽しみとして続けたいのである。そうでなければこれまた続かないし変な使命感を持つのは弊害だと思っている。したがって番組終了後も「放送時間を夜間に」などいくつか要望もいただいたが、あくまでその時々私のできる…やりたい範囲の内容でしかないことはご了承願いたいと思う。
告知直後、友人の1人から「俺その時間見られないんだよね。1時間遅らせてくれない?」という勝手な電話があった。
私の返事は「4時に終了し、その後犬の散歩があるからダメ!」というこれまた個人的なことだった(笑)。
まあ、そんな訳でこれからも密やかに続けていきたいと思うが、今後はアーカイブとして取っておけるように心がけるのでお時間のあるときにご覧いただければ幸いである。