
この2週間ばかり、Mac Proのトラブルが続いていた。私の環境はMac Pro (Early 2008)と30インチApple Cinema HD Displayの組み合わせで使っているが、Mac Proの電源を入れてもディスプレイが表示しせず度々強制終了後に再度起動せざるを得なくなってしまったのである…。
Mac Proの電源ボタンを押すとフロントのLEDは点灯し、ファンの音もするがディスプレイ表示がしてくれない。
仕方がないので電源スイッチを長押ししてマシンを強制終了させた後に再度同じ事を繰り返すと数回後に正常な形で起動するといった具合なのだ。
ただし一端起動した後は特に問題もなく安定して使えるが、何かの都合で再起動を余儀なくされるとまたまた同様なトラブルを繰り返す…。だから怖くて電源が落とせない。
※Mac Pro (Early 2008)のフロント部分
最初は起動ボリュームのOSを疑った…。しかしモニタは消えたままだがMac本体は間違いなく起動しているようだ。
念のため起動ボリュームのMac OS X を検証してみるが問題は発見できないしトラブルも解消しない。
もしMac本体に問題が無ければモニタ側あるいはケーブルないしコネクタなどに原因があるのかも知れないと確認できることはやってみたがどうもそうではないらしい。
取り急ぎインターネットを駆使して同様なトラブルに遭ったユーザーがいないかを検索してみた。と同時に症状を合理的に考察すればするほどもうひとつの可能性、すなわちビデオカードが疑われる…。
サイトでも同種のトラブルを経験された方がいてビデオカードを交換し問題は解消されたようだ。やはり私の場合もビデオカードの交換を考えなければならないのか…。
さて、現実の問題としてどうするかだ…。
ここで重要なのは例え修理に出すと言っても数日このマシンが使えないとなれば大きな打撃であり、可能な限りそれは避けたい。では相応のビデオカードを買えば済むといっても現在のビデオカード…ATI Radeon HD 2600 XT と同等の品を購入するとすれば約3万円ほどはかかる。ただし100%ビデオカードを取り替えたからといってトラブルが解決できるかという確証はない…。
というわけでまずは問題部分の特定を図ることを含め、もしビデオカードが原因であるなら…Apple Careの無償保証対象になるに違いないとまずはアップルに電話をしてみた。
過去数回Apple Careを含めてサポートに電話をした経験から申し上げるなら本心は進んで電話をしたくない(笑)。それはその度に大きなストレスを感じるから…。
とはいえ背に腹は替えられないので症状を説明すると幸いなことにサポート担当者は「それはビデオカードが疑われますね」ときた…。
※トラブルの原因だったビデオカード「ATI Radeon HD 2600 XT」
この場合、アップルが認証すれば同等品のビデオカードを宅急便で送ってくれ、宅配便のドライバーにこれまでのビデオカードを返却するだけで済むという。
しばらく電話口で待たされたが結局交換用のビデオカードを無償で送ってくれることになり安堵したものの、困ったことに在宅自己交換修理は到着日および時間帯が確定できないシステムだという…。
ただ単に荷物を受け取るだけなら不在票で済むが、前記したように配達してくれたドライバーに旧製品を渡さなければならないという問題がある。
なぜならことは常時使っているメインマシンであり、早めにビデオカードを取り外しておくわけにもいかない。ただし、まさかドライバーを玄関口に待たせて急遽ビデオカード取り外すというのもやりたくない(笑)。
とはいえそれが在宅自己交換修理システムなら従うしか無く、後は宅急便側と相談すれば何とかなるだろうと交換を依頼した。
しかし案ずるよりは産むが易しというか、アップルのサポート担当者は対応は大変親切だったが、電話後の手順に詳しくなかったのだろうか…。
なぜなら当日の夕刻に「…在宅自己交換修理サービスのご依頼を受領いたしました。お客様の修理 ID は ××××× です。お申込いただいた部品は取付け説明書とともに近日配送いたします」というメールが届いただけでなく、翌週の月曜日のこれまた夕刻に「ご依頼いただいた MAC PRO (EARLY 2008) の在宅自己交換修理の交換部品および取付説明書を発送いたしました」というメールと共にヤマト運輸の発送追跡番号が知らされたのだ。
配達があるであろう当日の朝にヤマト運輸で発送追跡番号を調べたらすでに配達のために荷物を持ち出しているとあった。それを確認して早速Mac Proの電源を落とし、ビデオカードを取り外して交換品の到着をまつことにしたが午後一番に新しいビデオカードは届いたのである。
※届いた交換用のビデオカード(上)とMac ProのPCIスロットに装着した例(下)
肝心のトラブルだが、新しいビデオカードATI Radeon HD 2600 XT ver.2.0を取り付け起動させてみると、何の問題もなく素直に起動したではないか…。念のため起動後に再起動もさせてみたが一発で正常に起動する。やはりビデオカードがトラブルの原因だったようである。
年末の物入りの時でもあり、Apple Careに加入しておいて良かったと思うことしきりである…。