私たちの回りには物があふれている。しかし世界にはまだまだ我々の想像を超えた貧困が存在し多くの人々が飢えに苦しみ子供達が死んでいる。先日「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン」に賛同しそのささやかな意志表示としてホワイトバンドを購入した。 

こんなことを言っても何にもならないことは承知しているが、その日の食べ物が無く綺麗な水さえも飲めない人たちが存在するその同じ世界で企業支援とか業務提携といった趣旨で100億円に届く目もくらむような大金がマネーゲームのように飛び交っている。 
「その金を貧困に回せ」などと単純なことを言うつもりはないし、それだけで世界の貧困が簡単に根絶されるとはまったく思わないけれどそのあまりにも違う世界を俯瞰しているといかにも驕った自分たちの顔が見えてくるようで気色が悪い…。 
昔の人はよくも言ったものだ。「残飯と金持ちは溜まるほど汚い」と。 
まあ単なる羨望とやっかみに聞こえるだろうが…(笑)。 

さてご承知の方も多いと思うが、昨年ごろから腕に白いバンドを付けている人を見かけるようになった。これは、いま世界約90ヵ国以上で行われている G-CAP(ジー・キャップ:Global Call to Action Against Povertyの略)という世界的なキャンペーンで共通に用いられているシンボルだという。 
日本ではNGOなどが中心となって、G-CAPと連動しながら「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンを展開し「世界のまずしさは克服することができる。この世界にはそのための資源や情報がすでにある。必要なのは『貧困を世界の優先課題にする』という意志をもつこと」を勧め、その一環としてホワイトバンドをつけてその意志を世界に示し活動を続けている。なおホワイトバンドはシリコンゴム製で幅が12mmそしてサイズが一般サイズとスモールサイズおよびキッズサイズの三種ある。 
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※私は今回NGOの「日本国際ボランティアセンター」というところからホワイトバンドを購入した 

誤解があると困るが私自身安易に使う「ボランティア」という言葉は嫌いである。無論その意味するところは理解しているし行動で表している方々には正直頭が下がる。私が嫌いなのは「ボランティア」そのものではなく例えば「ボランティア仕事だから予算がない」とか「ボランティアだから神経が行き届かないのも仕方がない」といった一般の企業活動にボランティアを心情的に利用し、便乗と甘えの構造が蔓延するその事である(^_^)。ボランティアは本来そんなに安っぽい事ではないはずだ…。 

ともかく私などができることは知れているし「これまでこんなボランティアをやってきました」などと言えるほど立派な経歴はないが一番重要なことは日々その大切さと意識を持ち続けることだと考えてきた。 
まず貧困とは天災ではなく人災であることを理解することが重要な気がする。 
というわけで「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン」活動とその趣旨に賛同した証としてまずはその象徴でもあるホワイトバンドを購入したわけである。 

無論ホワイトバンドの販売はいわゆる寄付行為を促すものではないことを理解する必要がある。その活動は利益を単純に貧困国や人々にばらまくという趣旨ではない。ホワイトバンドの売上の44%は世界の貧困をなくすための活動費に使われるということはウェブサイトでも明言されている。 
私たちはその意志に賛同し僅かばかりではあるがホワイトバンド購入ということで支援を表明し「世界から貧困をなくそう」という意識を持つことが大切であろう。 

■「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン