クラシックギターを楽しむための情報誌「現代ギター」が最新の6月号で創刊500号となった。変化の激しいかつ難しい時代になった出版業界においてこれは偉業のひとつである。 

「継続は力なり」とはよく言うが、「言うは易く行うは難し」である。このクラシックギター専門誌については私自身が連載を持たせていただいた時期もあり何度か取り上げているが創刊は1967年(昭和42年)である。 
ちょいと調べてみたらその年の流行語は「アングラ」、そしてヒットした曲は「ブルーシャトー」であった。
GG500 
※「現代ギター」6月号は創刊500号記念号 

この昭和40年代は私にとって社会に出た年代でもあり、忘れようにも忘れられない思い出を多々含んでいる。初月給、企業研修、部内旅行、企業バンド結成、そして無論残業が当然と思っていたモーレツ社員(古いねぇ)時代でもあった。若かったこともあっただろうが、時代的に未来に一抹の不安もなかった…。 
その時代に「現代ギター」誌が発刊され、多少のとぎれはあったものの創刊号から愛読してきたのだからこれまた我ながら驚きでもある。 

ただし本号を手にして気になる事もある…。私が濱田滋郎先生との対談に出させていただいた号(2001年9月号/No.440)と比較すると本号のページが45ページほど少なく、雑誌は薄くなっているのが少々気がかりだ…。単純比較すれば広告掲載ページも少ない。 
また500号記念特別付録としてCDが付属していたのでどんな曲が収録されているかと良く見たら、ギターのサウンドホール回りのモザイク飾りをモチーフとしたレーベル印刷済みのブランクCD-Rだった。 
しかし、このブランクCD-Rは付録としては中途半端ではないだろうか…。正直使い道に困る(笑)。せめて特集の村治佳織さんのポスターでも付属してもらった方が私にはありがたい企画なのだが…。 

ともあれ今後とも楽しませていただけることを期待して心から500号のお祝いを申し上げたい。 

■株式会社現代ギター社