今時の製品はすぐに故障したり壊れる。しかし一昔前の製品には丈夫であるだけでなく大切に使おうという気持ちにさせる優れた製品が多々あった。私の家のテレビもそんな逸品だったが、それは1980年に登場したソニー「プロフィール」KX-27HF1である… 

「プロフィール」はそれまでの家庭用テレビ、すなわちスピーカーやチューナーといったものが一体のいわゆるオールインワン型が当然と思われていた時代にモニタールックなどと呼ばれる革新的なデザインを持って登場した。 
チューナーやスピーカーも別売でコンポーネントとして複数台組み合わせても使えるデザインは当時の盛田氏がデザイン部門に持ちかけたアイデアだったという。 
ビデオ、文字多重放送など多彩なAV出力に対応でき、事実このモニターにApple IIをつないで使った思い出も多い。 
ちなみにソニーのサイトによれば「プロフィール」とは“プロのフィーリング”が語源だという。 
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※1980年登場と同時に購入したSONY「プロフィール」。26年間故障なしで使ってきた。 

このテレビは当時として高価であったが素敵だった。そして画像もクリアで綺麗だったし一度の故障もなく26年間使い続けてきたが、さすがに昨今は色々と問題も生じてきた。そして先日大型液晶テレビが欲しいという女房が待望のシャープ亀山工場製液晶カラーテレビ「AQUOS」32型を買ったことを機会にその役割を終えることになった。 
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※接続調整中のシャープ液晶カラーテレビ「AQUOS」。取扱説明書と格闘中(笑) 

この26年間、パソコンは一体何台買ったのだろうか(笑)。パソコンはともかくエアコンは5台目、冷蔵庫は3台目、洗濯機も確か3台目だった。無論小物の電器製品などは使い捨てといった感じの時代もありその買い換えの数など記憶にないほどだが我が家のテレビは「プロフィール」だけ、これ一台だけだった。そもそも買い換えようとする気持ちを起こさなかったほど気に入った逸品であった。 
とはいえ時代は変わった。地上波デジタル放送やら大型画面を求めて省エネの観点からも液晶が望まれる時代になった…。 

さて液晶カラーテレビ「AQUOS」で見る地上波デジタル放送、ハイビジョン映像は確かに美しい。スタイルもシンプルだし奥行きが小さいためか思ったより邪魔にならない感じだ。しかしこの「AQUOS」…トラブル無しで何年楽しませてくれるのだろうか。