私の住んでいる土地は起伏がはげしく毎日駅まで買い物に行くために使う自転車も一般的なものでは大変きつい。したがって3年前にこの場所に引越した際、一番最初に購入したのが電動アシスト自転車だった。あれから3年経ちそのバッテリーも完全に消耗したことでもあり思いきって新車を購入することに…。

 

これまで電動アシスト自転車のバッテリーも上手に使ってきたつもりだが、さすがに丸3年も使い続けてくると交換を余儀なくされる。無論当初はそのバッテリーだけ新しいモノに交換しようと考えていたが実は昨年2008年12月1日より道路交通法施行規則の一部改正により、電動アシスト自転車がパワーアップしたことはご存じかと思う。
これまで人力と動力の補助の比率は最大1対1(50%、走行速度が時速15km未満のとき)であったが、それが緩和されて比率が最大1対2(約66%、走行速度が時速10km未満のとき)となったのである。

まあ簡単に言えば坂道を登る際にペタルを踏む足腰の負担がさらに軽減されるということだ。ただし誤解もあるようだがスピードが出るということではない。なぜなら速くなるにつれ補助比率が下がり、時速24km以上では補助はなくなるからだ。
ともかく低速で上り坂を進む際にはパワーが上がることは間違いなく昨年の道路交通法改正のニュースの時から是非使ってみたいと思っていたわけなのだ。

まあ自転車本体も3年も使えば一部に錆なども出てきたものの、本来ならまだしばらくは使えることは明白なので迷ったが天候が悪いとき以外は毎日使うものだからと思いきってこの新基準対応の新車を購入することに…。
本来ならマウンテンバイク型といったデザインが欲しいが、用途ならびに使い勝手を優先するならカゴも必要だしどうしてもいわゆるママチャリ型になるがこれは仕方がない。
結局これまでと同様ブリヂストン社製の「Assista」シリーズでバッテリーが最大容量、最大出力を誇るスーパーリチウムモデルとすることになった。

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※ブリヂストンのアシスタスーパーリチウム A6L89 モデル


新型なのは勿論だが、これまでのものとはクラスが上だけあってか、あるいはこの3年間の進歩なのかハンドルの軽さ、サドルの仕様なども良くなり、かつ走行時の安定感などが向上していることを体感できるほどの乗り心地なのだ。
無論アシスト力の向上も体感できるし、S.P.E.C.3採用で車速センサーがギアとスピードを感知してギアに合わせそれぞれ最適なアシスト力をコントロールしてくれることも乗り心地に貢献しているようだ。
走行モードを「強」にしていつもの坂道を走ってみたが、これまでの電動アシスト自転車でもいささかきつかったペタルが新車はまさしく平地を走っている程度の踏み込みで快適に走行できるのは感激である。
さらにこれまでの自転車のバッテリーはニッケル水素電池であり1充電当たりの走行距離は標準モードで31km、パワーモードで25kmということになっていたが新型の走行距離は標準モードで80km、パワーモードで42kmと大幅に伸びている。さらにオートエコモードでは134kmもの走行が可能だという。

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※一番のポイントは最大容量、最大出力を誇るスーパーリチウムバッテリーが採用されていることだ


なお乗り心地の良さと共にあらためて面白いと思ったのは3段変速がレバーではなく右グリップの根本に組み込まれていて回すことで変速ができること、そしてベルも従来の「チリチリリン」と鳴らすアレではなく、これまた左グリップに仕込まれ、回すことでベルが鳴るという仕様になっているのは自転車事情に疎い私には少々目から鱗であった。

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※右ハンドルの変速ギアグリップ部分(上)と左ハンドルの電源および走行モード部位(下)。なおグリップ根本を回すとベルが鳴る


車の運転ができない私にとってこの電動アシスト自転車は日々の行動範囲を広げると共に土地の起伏が激しくきつい自転車ライフを楽にしてくれる必要不可欠なものなのである。そしてこの電動アシスト自転車は文字通り、エコカー以上に環境に優しい乗り物なのだ。
我が家としては最優先に値するものだから仕方がないがMacBook Pro 13″が買える価格でもあり、本来なら車同様これにもエコポイントやエコ減税が欲しいよなあ…(笑)。

ブリヂストン/アシスタ