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チョコレート菓子 ポッキー幻想

2017年10月24日

 グリコのチョコレート菓子「ポッキー」を知らない方は少ないかと思う。この数年、私は愛犬との散歩の際などにもバッグにこのポッキーを一箱忍ばせて出かける場合が多い。もともとチョコレート好きなこともあるが、ちょっと小腹が空いたときには最適の菓子なのだ。

 

 そのポッキーを買うのはもっぱらコンビニである。一週間に一度ほど菓子が並んでいる棚を通ってポッキーの買い出しを行うが、時に新製品が並んでいると頬が緩む。

とはいってもホワイトチョコレートやストロベリー云々といった製品はパスだ。あくまで茶色 いチョコレート色のものを好んでいる。

 ところでポッキーをはじめて知ったのは菓子屋でもなければコンビニでもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ポッキーは1966年(昭和41年)にデビューしたという。既存商品のプリッツにチョコレートをコーティングした菓子をと企画されたが、最初は棒状の菓子全体にチョコレートをコーティングすることを考えたらしい。しかしそれでは食べる時に手を汚すことに気がついた…。

 解決策として一方の先端を紙類で巻くというアイデアもあったものの、結局は現行商品のように一端をコーティングせず、そこを持って食べるというスタイルに落ち着いたという。

 

 さて、1966年に登場したポッキーの値段がいくらだったかはまったく覚えていない。というよりそのとき18歳だった私はその存在を知らなかったと思われるし、菓子店になにかを買いに行くということもしていなかったから見たことはあったかも知れないが記憶にはまったく残っていない。

 そんな私がはじめてポッキーを食べたのは数年後の事だった。それも食べた場所は浅草のグランドキャバレーだった(笑)。

 

 会社の上司に連れられ、浅草のクラブやキャバレーに日参していた時代があったのである。無論私らの安月給でそんなことができる訳もなく、すべては課長の奢りだった。

 もともと私は酒が飲めない。したがって好んでそのような場所に日参するなど思いもよらなかったが、業務命令とあれば仕方がない…。

 

 ともかく大勢の女性に囲まれて席に座ると手際よくウィスキーなどの飲み物と共にオードブルとかサラダといったものがテーブルに列べられる。

 その小ぶりなオードブル皿が1970年代の半ば当時、確か3,000円だと聞いた。その時代の私の給与がせいぜい3万円といったところだったから最初は目が飛び出る感じだった。

 しかしよくよく中身を見れば、大したものは入っていなかった。そんな中に目立ったのが中央の氷が入ったグラスにこれ見よがしに立ててある十数本のポッキーだった。

 これがポッキーとの初体面だったのだ。

 

 すでに40年以上も前のことだが、ポッキーというと煙草の煙がもうもうとし、化粧や香水の匂いの中にいた若かりし頃の自分を思い出す。

 いや、その懐かしさからポッキーが好きになったわけでは決してない。

 その後は手にする縁がなかったものの、前記したように愛犬と散歩の折りにバッグに忍ばせ、ときにラテと一緒に駆け回ってくれた小学生の女の子たちと一緒に食べるのが楽しみとなったのだ。

 

 そのポッキーもいまでは高級品やら地域限定商品といった幾多のバリエーションがある。

 私も時折「禁断の二度がけチョコ Pockyダブルチョコレート」といった商品にも手を出すが、価格の問題は別にしてもやはりベーシックなポッキーが一番飽きずに好きだという結果となっている。

 

 

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