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江戸を学ぶ〜「切絵図・現代図で歩く 江戸東京散歩」は楽しい

2017年03月27日

故あって最近はもっぱら江戸時代のあれこれを勉強し調べている。無論そのためにネットも活用するがやはりきちんとした検証をと考えれば専門家の著作を調べるのは大切である。ということでここのところ数十冊の江戸関係書籍が机上に積み重なっている。

 

目的は江戸時代の様子、すなわち生活や風俗、もっと具体的にいえばどんな食べ物を食べていたのか、どのような衣服を着ていたか、職人や長屋の熊さん八つぁんはもとより武家方の生活や責務も知りたい。髷や履き物、湯屋(銭湯)のようす、時間の概念や身分によっての言葉遣いも知っておきたい。勿論江戸260年ほどの間に様変わりしているから一様ではない。特に江戸時代の医療の実体については詳しく知りたい...などなどと欲張った結果えらいことになっている(笑)。

 

今回はそんな関連本のご紹介である。

例えばどのような衣裳を着ていたのか、生地や文様はもとより形などを知ろうと手に入れた菊池ひと美著「江戸衣裳図鑑」は素晴らしい一冊だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして将軍や侍などをはじめ庶民の日常生活を知ろうと稲垣史生著「江戸時代大全」、杉浦日向子著「一日江戸人」そして山田順子著「江戸の暮らしがわかる本」を楽しく読み始めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに江戸時代に使われていた言葉や用語を調べるため、野火迅著「使ってみたい 武士の日本語」、江戸人文研究会編「江戸の用語辞典」を座右に欠かせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして医療状況や薬あるいは病気などを調べるために青木歳幸著「江戸時代の医学〜名医たちの三〇〇年」、安藤優一郎著「江戸の養生所」、酒井シヅ著「まるわかり〜江戸の医学」そしてデアゴスティーニ・ジャパン刊「週刊江戸〜小石川養生所の開設」などを揃えて広く浅く勉強中である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それらと共に是非知りたいと思ったのは江戸の町並みの様子だ。これらはネット上でも幾多の江戸切絵図を見ることができるものの不鮮明だったの小さすぎたり、なによりも現代の地図上ではどの辺なのかといった興味を満足させてくれるものがなかった。

ということでこれまた古地図をいくつか手に入れたが、いまのところ一番お気に入りは人文社刊「切絵図・現代図で歩く 江戸東京散歩」という大型本だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本書は江戸の主な場所を左ベージに古地図をそして右ページには対応する現代地図が載っており比較できる点が便利である。さらに場所の比較を容易にするため両地図にいくつかの番号が記されており、それを頼りに江戸時代と現代との位置比較ができることだ。

 

それを見ると現在の地図に江戸時代の地割りの面影が色濃く残っている場所もあって思わず時間を忘れて見入ってしまう。例えば日本橋本石町にある日本銀行本店は江戸時代金座があったところだと分かったり、市谷の防衛省のある場所は尾張藩上屋敷があった場所といった具合だ。さらに明石町にある聖路加病院のあたりは赤穂藩浅野家の上屋敷跡だとか、浜離宮庭園はかつて将軍の狩場だったが六代将軍徳川家宣の代に濱御殿となったがその位置や規模がほぼそのまま残されていることがわかるなど興味は尽きない。

私は特に地図マニアではないが、本書「切絵図・現代図で歩く 江戸東京散歩」は実に面白いし楽しい。

ちょっとパソコンの前に座りすぎて疲れたとき、この「切絵図・現代図で歩く 江戸東京散歩」を開くとなにか頭がリフレッシュするような感覚を覚えた。お勧めである。

 

 

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