iPhone登場から8ヶ月〜ついに念願のiPod touchが登場!

iPhoneが登場したとき、日本では事実上使えないこともあり「iPhoneから電話機能を外した製品が欲しい」と誰しもが思ったに違いない。それがデザインも大方そのままにiPod touchとして登場した。


米国時間の9月5日に開催されたAppleのスペシャルイベントでは新しいiPod nanoやiPod classic、そしてカラーリングを変えたiPod shuffleが発表されたが、目玉はやはりiPod touchだった...。
マルチタッチインターフェース、アンビエントライトセンサー、加速度センサーの搭載、そしてCover Flowをサポートした3.5インチディスプレイ、さらにWi-FiとSafariによりネットサーフィンも楽々可能だ。
またAppleは iPodへ搭載したWi-Fi機能に合わせて、「iTunes Wi-Fi Music Store」のサービスも開始する。無論日本を含むiTunes Store対応の地域はすべて利用可能になるという。本サービスはiPod touchおよびiPhoneから音楽をダウンロード購入することができ、購入した曲はDock接続することでiTunes側に同期される。
まさしくiPhoneから携帯電話機能(デジカメ機能も含む)関連を除いたままがiPod touchとして登場した感じである。勿論細部の作りや仕様は違うが...。そう...当然のことだがOSもiPhoneと同じくOS Xであるという。

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※スペシャルイベントでiPod touchを見せるスティーブ・ジョブズ氏

「ウソだろう...」と言われることを承知で続けるなら、iPod touch (iPhoneから電話機能を取り去った製品)は必ず登場すると考えていた。だからiPod touchの発表を知ったとき、思わず「待ってました!」と声が出た(笑)。
iPhoneを市場投入したその結果やユーザーの反応・指向をAppleのスティーブ・ジョブズは確実に把握しているようだ。作れば売れるプロダクトを見逃すApple...いや...スティーブ・ジョブズではないと思っていた...。
それに大評判のiPhoneは現在に至っても販売されているのは米国だけだし、日本も含めて世界戦略を練るには各国のキャリア事情や通信事情といった政治的な問題が多々からむ。それなら電話機能を除いたプロダクトを投入してその溝を埋めておこうという戦略は自然な発想だ。
ただしiPod touchの登場でiPhoneのインパクトがかなり失われてしまう傾向にあるとも感じるものの、細部仕様はともかくiPod touchの上位版がiPhoneと考えればそんなに不自然ではないのかも知れない。勿論電話機能を主に求めるユーザーにはiPhoneは一番なのだが...。

早速iPhoneと比較してmail機能が欲しいとか、デジカメ機能くらい付けて欲しかったという様々な要望もあるようだが、申し上げるまでもなくiPod touchはまぎれもなくiPodなのだ(笑)。いずれ、そうした期待にAppleは応えてくれる時があると思うが、現行のSafariによるネットサーフィンやYouTubeビデオもiPodにとってはAppleの大いなるサプライズなのかも知れないと評価しておこうではないか。

ともかく今年の1月にiPhoneが発表されたとき、無理矢理購入しなくて良かった(笑)。アクティベーションの問題はともかく、海外からの入手はもとよりオークションに出品されたのを眺めていると思わず「ポチッ」としてしまいそうな衝動に何回突き動かされたことか...。そのiPhone登場から8ヶ月ほどで思いがかなったのは嬉しい。多くのユーザーも同じ思いに違いない。

iPodtouch_02
iPhoneと同様なデザインを採用したiPod touch

オンラインのアップルストアが再開された後はかなり重かったが、ともかくオーダーを済ませた。Appleのウェブ表示ならびに確認のメールによれば9月28日の発送、10月2日までの到着となっている。したがって到着には小一ヶ月待たなくてはならないが、今回はそれも楽しみのひとつである。到着までいろいろと情報を集めておこう...。
iPhoneが使えないフラストレーションが溜まっていた分、しばらくはどこもかしこもiPod touchの話題で満たされるのではないか。
勿論到着次第、当サイトでも順次レポートをご紹介したい。

■アップルジャパン株式会社/iPod touch

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「MACPOWER」誌が10月号で一時休刊!

IT media Tankによればアスキーは「MACPOWER」を9/18売(10月号)で一時休刊すると発表したとのこと。またひとつ"Mac"の冠がついた雑誌が書店から消えることに...。


一時休刊とはいえ、この世界では休刊のまま自然消滅するケースも多いので残念である。「MACPOWER」といえばその名のとおり発刊当時は純粋なるマック関連雑誌だったが、2005年4月から「クリエイティブ・ライフスタイル誌」とコンセプトを変えて発刊を続けていた。
私も一時期、他のマック関連雑誌と共に「MACPOWER」誌も毎月楽しみに読んでいたが、前記したようにコンセプトと編集内容が変わった時期からは気に入った内容のときだけ書店で購入するようになってしまった。

もともと「MACPOWER」は確か現行の「MacPeople」以前に発刊されていた雑誌であり、毎日コミュニケーションズ刊の「Mac Fan」がより入門者向けにと「Mac Fan Beginners」を発刊するのと同時時期に同様なコンセプトで「MACPOWER」と「MacPeople」を投入したという記憶がある。しかし両誌の差別化は難しかったのだろう、前記したように「MACPOWER」は路線変更を試みたわけだ。
確かに誌面にはマックに関わる記事もあるが、その体裁はモノマガジンでありデザイン雑誌でもあり、残念なことに私にとっては視点が定まらない中途半端な雑誌としてしか映らなかった...。
美しい写真も豊富だし、レイアウトも素敵な雑誌であったが、モノマガジンやデザイン系の雑誌類はこれまた多々存在するわけで「MACPOWER」を手にする必要性は感じられなかった。

確かにApple社そのものは好調だが、そうした関連ニュースを月刊誌に求めるのは「MACPOWER」に限らずなかなか難しい状況になってきたことは確かであろう。しかし誌面でしかなしえない企画もあり得るし、雑誌類そのものの存在意義が無くなったということでは決してないと思う。ただ現実に新製品を追っかけたりするだけでは、インターネットによる情報に遅れをとるわけだし、他社の雑誌とこれまた差別化することは難しくなる。

一読者から観れば雑誌にも大きく好みが反映するわけだが、私にとっては「MACPOWER」のみならず、アスキーの視点が近年、読者の目線を捉えていないような気がして気になっていたところなのだ...。特に「MACPOWER」は誰の視線を意識しているのかが不明瞭な部分を多く含んでいたように思える。
ありふれた物言いになるものの、一世を風靡した同誌が休刊とは寂しい限りだが、チャンスがあるなら再度コンセプトとターゲットユーザーをより明確にし、読者の視点に立ったマック関連雑誌を発刊していただきたいものだ。

■IT media Tank

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