Vue 6 を手にしてから雑草との付き合いが親密に(笑)

3D景観ソフトウェアのVue 6 Infiniteを手にして、いま一番凝っているのがさまざまな植物を配置して風景や庭園を造ることだ。その中でもいわゆる雑草類の豊富さと魅力にはまっている。


毎日愛犬との散歩で、広い公園へたどり着くまでの間、さまざまな樹木が覆い茂っている中を歩いている。ふと気がつくと自分が「3Dならどのようにこのシーンを構成するか...できるか」といった考えを廻らしていることに気がつき苦笑することが多い。
1990年代の前半だったか...最初期の本格的な3Dソフトウェアを手にした時には目に付く物体をどのようにしたらモデリングできるかを常に考えていた時期があった。しかし、いまはひとつひとつのオブジェクトに対してのモデリングではなく、シーンをどのように作るかという、いわば演出家の気分なのである(笑)。

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※愛犬との散歩途中で沢山の草木と出会う。以上2点はデジカメによる実写

一般的に私たちが3Dによる景色を作りたいと思うとき、美しいシーンをと考える。例えば青々とした芝生が生え、左右に続く新緑の木々は芽吹きでむせかえるような臭いを発している...。あるいは小さな庭の片隅に置いた花壇や植木鉢には春の草花が暖かい日差しに光りながら美しく咲いている...といった具合か(笑)。
勿論私も植物の3Dコンテンツを集めていく課程ではポピュラーで美しい薔薇であったり、チューリップ、百合、スミレ、ポピー、マーガレット、コスモス、ダリア...などなどを楽しみながら使ってきた。
室内のシーンでは、こうした華麗で美しい花々を花びんに生けて数々の作ってきたし、Vueを使い始めたころにはアウトドアのシーンでも道ばたにはコスモスやダリアを植えていたような気がする(笑)。
しかし考えてみるまでもなく、現実の道ばたにそうそうコスモスやダリアが咲き乱れているわけはない。そのほとんどは名前も知らない地味な草花たちで、これらをあえて呼ぶなら「雑草」ということになるのだろう。
しかし毎日毎日、緑の中を歩いているとそれまで「雑草」と十把一絡げとしか考えていなかった植物たちのひとつひとつが個性もあって大変美しいことに気がついてくる。
そういえば科学者でもあった昭和天皇のエピソードだが、侍従が陛下に「そこに雑草が...」と言ったところ陛下は「世の中に雑草という名前の草はありません」とたしなめたという...。
事実「雑草」という名の草花は存在せず、それぞれにはちゃあんと名がついているはずだが、その名を調べるのもなかなか大変なのである。なんだか、後1年もすれば植物評論家になれそうだ(笑)。

ともかく実際のありさまをデジカメで撮って家に帰り、それを手本にVueと向き合うが、おかしなことに限られた範囲のフレームにそうした雑多な植生を入れ込むとリアルであるどころか、とてもウソっぽいシーンになってしまう...。
また逆に「事実は小説よりも奇なり」といった言葉があるとおり、現実の雑草のありさまがまるで人工的に植えられたように美しく咲き乱れている場面に出会って驚くこともある。

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※以上3点はVue 6 Infiniteでレンダリングした例。最近のオブジェクトはますますリアルになっている

しかし大変リアルなVue 6による草木の表現だが、現実との違いをあえて言うならやはりまだまだきれいすぎるという一語に尽きる。逆にいえば、日々足で踏みしめながら眺めている地面や風景は多くのゴミや塵芥にまみれているということになる。
そんなことを考えながら「Fern」「Grass」「Bush」「brush」そして「Wallis Grass」とか「Groundcover Plants」といった植生たちのオブジェクトを今日も集めている...。
実生活では狭い庭に伸びて仕方がない、いわゆる雑草を刈って始末しているのに、3Dコンテンツの雑草にわざわざ金を払っているのだからおかしな話である(笑)。

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パソコン歴30年/マウス歴24年の勲章か(笑)...右手が腱鞘炎に!

この1ヶ月ほど右手が痛い。ある朝起きたら右手が開かず、特に親指が突き指をした直後のような状態で関節が「ガクガク」し、その度に激痛が走った...。まあ2,3日たてば直るだろうとテーピングしていたが、良くならないしペンもまもとに持てないので仕方なしに整形外科へ行ってきた。


駅隣接のビルにある整形外科に朝一番に駆け込んだ。9時からだというのにその5分前に院内に入ったらすでに20人以上もの人が待っている。それも年配者ばかりである(笑)。こりゃあ1時間以上待たなければならないかと覚悟を決め、初診だったこともあり渡されたアンケートの必要事項に書き込みをするが、ボールペンがまともに持てずに字がなかなか書けない。

やっと書類を受付に提出し、ひとつだけ空いていた椅子に腰掛けた途端に何故かはわからないが「松田さぁん...」と呼ばれる。
診察室に入ると私と同年配のような医者が早速右手の診断をしてくれた...。いくつかの質問に答えたが「腱鞘炎だな...」とのこと。その後に看護婦さんに何かを指示したが、専門用語なので意味は分からないものの「まずレントゲンを撮ります」といわれる。
レントゲンを終えた後に医者から「注射で治してみますか...」といわれる。その他の方法にはどのようなものがあるのかわからないが、ピンポイントの処置が旨くいけばすぐに楽になるという。早く楽になることに異議はないのでお任せすることにする...。

説明によれば親指の掌側付け根の何カ所かに注射をし、別途1.5mmほどの深さにメスを入れるという。まあここまでくればまさしくまな板の鯉だから仕方がない。
ベットに寝かされ医者のいうままに親指を曲げたり伸ばしたりする。医者が親指の付け根を指で挟んでいるわけだが、その曲げ伸ばし自体が痛いのだから大変だ。
その課程で親指の付け根にいくつかペンでマーキングして注射が始まった...。
注射が痛いのは当然だが、掌とか指の付け根にされたことはこれまでなかったので、実際の痛さより前に恐怖感がわいてくる(笑)。

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※簡単な手術直後の状態。これで楽になればいいのだが...

でもねぇ、この歳になって注射くらいで声を出したり顔をしかめたりするのも恥ずかしいかなと、何事もなかったように静かに目をつむっていたが...実際は痛かった(爆)。メスで切るより注射の方がインパクトがあるものだ...。
処置の後、包帯をされて抗生物質を飲んで今日の診察は終わり。
2,3日は汚れ仕事などはしないこと。そして2日間は風呂に入らないことなどの注意の後で病院を後にした。ただし右手なので、どうしても使わざるを得ないのだが、実際は包帯をしていることもあって箸もまともに持てないのだから不自由このうえない。

まあ、実際の所、マイコン/パソコン歴30年、マウス歴24年なのだから、眼や手に何らかの悪影響が出てきてもおかしくない歳なのだ。
逆にこれまでよくもまあ丈夫で生きてきたものだと思えば、感謝すべき事なのかも知れない。
おかしいのは愛犬ラテと散歩に出たときだ。雨模様だし傘を持つと痛いので休みたいのだがラテは知らん顔である...。それはともかくすれ違うお馴染みの方々から「どうしました...ラテちゃんに噛まれました?」と聞かれるのだ。
皆さん、ラテは無実です(笑)。

ともあれパソコンやマウスの使いすぎには注意しましょう...ご同輩!

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私のMacBookがバッテリー交換プログラムの対象に!

2006年5月31日に購入したMacBookは一週間そこそこで画面が真っ黒のままというトラブルで即修理となる経緯があったが、今回バッテリーを認識しない現象が発生しバッテリー交換の対象となった。


デスクトップ派の私だとしても、バッテリーで動かないMacBookなんて使い物にはならない(笑)。またMacBookのバッテリーの一部に問題があり、交換プログラムが発表されていることは知っていたが、自分のMacBookがその対象になるとは考えていなかった。しかし2週間ほど前から電源が落ちることに気がつき、よくよく検証してみるとACアダプタを付けているにもかかわらず充電がなされていないばかりか、システムプロファイラの「システム電源設定」を確認するとやはりバッテリー自体が認識されていないことが分かった。

問題は週末にこれでプレゼンをする予定があること、そして無償保証期間の一年が過ぎるぎりぎりになっていることだった。
まずは取り急ぎアップルのサイトにあるようにバッテリーアップデートをインストールしてみたが、症状はまったく改善しない。これは早速バッテリーの交換を要求しなければと一年ぶりに先週の金曜日、アップルコールセンターへ電話をした。
電話に出た男性は大変丁重な話し方をする人だったが、この仕事を始めたばかりなのだろうか...手際が悪い(笑)。私のような電話は比較的単純なトラブルだから、ユーザーと製品の確認、そしてトラブルの症状の確認をすれば問題解決は簡単だと思うのだが、ことは十数分では終わらなかった...。

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※問題のMacBook用リチウムバッテリー

対応が丁寧なのは結構だが、同じ語彙の繰り返しが多すぎる。あまり機械的なのも嫌だが「マツダさま...」「ありがとうござます」といった言葉が頻繁に繰り返されて話が先に進まない。階下では愛犬ラテがしびれを切らして吼え始める始末である(笑)。
ともかく保証書の製造番号の確認、ユーザーの確認、症状の確認と話は流れるが、その間に3回「確認と準備」と称して「申し訳ありませんが3分ほどお待ちください」という待ち時間が入った。
想像するに修理に関してはデータベースにインプットされているはずだから、すべての確認は目の前にマシンがあればリアルタイムで済むはずだが、いちいち上司にでも確認をとっているのだろうか...。
最後の「申し訳ありませんが3分ほどお待ちください」は交換用バッテリーを送るに当たり在庫を確認するからという理由であった。その際に「間違ったバッテリーをお送りしては大変ですから...」と。
まあ話の流れだから、言葉の端端を捉えて揚げ足を取るつもりはないが、それはそっちの問題である(笑)。バッテリーやマシンの特定のために先程来あれほど何回も確認をしたではないか。

ともかく新しいバッテリーは福山通運が持ってきてくれるという。そしてあくまで交換プログラムなので、ドライバに問題のあるバッテリを手渡ししてくれるようにとのこと...。それは分かりましたが、届けてくれる日はいつになるかを確認したら一週間から10日とのこと。相変わらず紋切り型の返事である。
勝手ながらそれでは間に合わない...「土日が入るとしても在庫の確認ができたのだから、月曜日に発送してくれれば翌日には届くでしょう」「最悪でも来週の金曜日までにお願いします」と重ねてお願いした上で電話を切った。
久しぶりに携帯でない電話の受話器を30分も耳に当てていたから耳が痛くなってしまった。修理依頼も体力勝負なのだ...。
幸い今回は「3分お待ちください」が3回続いた以外、血圧が上がる場面はなかったが、実際問題としてはバッテリがいつ到着するかなのだ。

ただし、日にちが変わった土曜日早々に「AppleCare サービス&サポート 」の名で「AppleCare サポートセンターの電話対応について 」というメールが届いた。その内容は「アップルのサポートセンターをご利用いただきありがとうございます。前回お問い合わせいただきました際に、電話で対応したエージェントに関して、お客様のフィードバックをお願いしたくご連絡申し上げております。」というアンケートだった。
こうしたアンケートが届いたのは初めてだが、アップルの意図は分かるもののサポートの仕事も大変だなあと少々同情してしまった...。

実は話はこれで終わらない...。
電話をした翌日すなわちメールが届いた日の午前10時過ぎ、玄関のチャイムが鳴った。何かと思ったら「福山通運です!」という元気なお兄さんの声。何と交換バッテリーが届いたのである。
ありがとう...アップル。やればできるじゃん...アップル!

■MacBook および MacBook Pro のバッテリーアップデート

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何故CalculatorはMac OS 9までそのまま使われたのか?

Mac OS Xに至ってウィジェットによる電卓はやっと近代的なデザインに変更されたが、Macintosh 128KからMac OS 9まで長い間使われたデスクアクセサリの電卓(Calculator)はほとんど変わらずに続いた。何故なのか?


先日知人とMacintoshまわりのデザインの話しで楽しいひとときを過ごした。Macintosh本体デザインの変遷から、スーザン・ケアがデザインした多くのビットマップアイコンたちの話し等々...。
そんな中でデスクアクセサリの「計算機」すなわちCalculatorの話題になった。

当サイト「黎明期の逸品ソフトウェアたち」のコーナーにある
「Calculator Constraction Set」の項にも記してあるが、面白いというよりおかしなことに、Mac OS 9まで使われたこの「計算機」の機能ならびにそのデザインは、1984年に登場したMacintosh 128Kに付属していたものと基本的に変わってはいない。
Macintoshが登場してからすでに久しい。その間にはハードウェアの進歩は目まぐるしく変わったし無論OS環境も大きく変わってきた。しかしこの「計算機」のデスクアクセサリは変わっていない...。
実際にこの「計算機」が現実にどれだけ実用になるのかはともかく、無くならないばかりか、そのデザインもそのままに綿々と存在し続けてきたところを見るとそれなりの存在意義があるのだろうとも思う。しかし、何故もっと使いよく実用的な電卓に進歩しないのかを不思議に思っていた...いや不思議というより不自然な感じを受けていた。

電卓(Calculator)
※図は漢字Talk 7.1の「計算機」

そんなことを漠然と考え続けていたわけだが、先日本棚に置いてあるオイラリー・ジャパン刊「レボリューション・イン・ザ・バレー」のページを何気に捲っていて「これだ!」と思う記述を見つけた。
本書はMacintosh 128Kの開発に深くたずさわったプログラマのアンディ・ハーツフェルドが書いたもので、Macintoshに関わる多くの開発秘話が語られている一冊である。

RevoBook
※オイラリー・ジャパン刊「レボリューション・イン・ザ・バレー」(Andy Hertzfeld著)表紙

問題の計算機だが、要約すると事は1982年2月、Apple社最初期からの最も若い社員であったクリス・エスピノザ(Chris Espinosa)〜【社員番号8番】が、今で言うところのデスクアクセサリの計算機(電卓)を作った。自分ではとても見た目がよいと考えたが、承諾を得るためスティーブ・ジョブズに見せ、息を殺して彼の反応を待ったという。
「...初めはこんなものだろう」と言いつつ、ジョブズはあれこれ欠点をあげつらう...。クリスはジョブズのOKが出るまで改良すると言ったが、その後も見せる度にジョブズは新たな欠点を指摘する。
そうした連続の中でついにクリスは名案を思いついた。
それは新しい電卓を作り続けるのではなく「Steve Jobsの自分でできる電卓組み立てセット」というのを作って提示したいという(笑)。
それはプルダウンメニューを使い、計算機のグラフィカルな属性を選ぶことができ、線の太さ、ボタンの大きさ、背景パターンといった様々なものをカスタマイズできるものだった。まあ、それは「Calculator Constraction Set」のビジュアル編集機能だけを取り出したようなものなのかも知れない。
スティーブ・ジョブズはそれを見て早速新しい電卓をデザインし始め、ようやく自分で気に入るものを完成させる。
中身の演算処理は別のプログラマが担当したが、結局アンディ・ハーツフェルドはジョブズが作ったその計算機を実装することにした。

ジョブズがAppleに在籍していなかった時代はともかく、デスクアクセサリの計算機がMac OS Xに至るMac OS 9の時代まで面々と変わらずに続いた最大の原因は、それがスティーブ・ジョブズの作ったものであり、彼自身気に入ったものだったからなのだ(笑)。きっとそうに違いない。
さらに勘繰れば、Macintosh 128KからPlusに至るまで、筐体内部に自分たちのサインを残したジョブズであり、Macintoshは自身の分身だと思っているジョブズだ。だとすれば本体もOSもすべて進化・進歩し、ジョブズ自身がAppleに復帰してリリースしたiMacにしても、さすがにMacintosh 128Kの面影は薄れたわけだが、デスクアクセサリーの計算機に自身の刻印を託していたということなのではないだろうか...。

そんな勝手な想像を展開していたとき、近所から「ホーホケキョ」というウグイスの声で現実に引き戻された...。春の日差しの中、そんなことを語りながら知人と数時間を過ごした。
 
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打ち合わせのため、多摩美術大学八王子キャンパスに出向く

多摩美術大学の先生や旧知の大谷和利さんらとの打ち合わせのために多摩美術大学八王子キャンパスへ出向いた。本来の話しもエキサイティングだったが7月6日に正式オープンするという図書館が凄い...。


昨日は天気も良く、その青空に広々としたキャンパスが眩しい。つきなみな言い方だが、こうした素晴らしい環境で勉強できる学生たちは本当に幸せである。

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※多摩美術大学八王子キャンパス。左に見えるのが図書館

ところで7月6日にオープンするという図書館へ特別に立ち入らせていただいた。最新設備を装備してあることは申し上げるまでもないが、そのコンクリート打ちっ放しの建物がアーチで構成されているため、冷たい感じがしない。どこか中世の回廊にでもいるような感覚さえ覚えて大変落ち着く空間である。
面白いのは1階のフロアーがスロープ...すなわち傾いているのである。無論それも空間デザインの一種なのだが、広々とした空間だからこそできる遊び心なのだろう。

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※7月6日に正式オープンするという新設の図書館。素晴らしい環境と設備である

さて、メインの打ち合わせに関係することでもあるが、同大学ならびに関係者が所有しているという歴代のパーソナルコンピュータを保管している部屋に案内していただいたが、いやはやよだれが出そうだった(笑)。
無論すべての機種が揃っているわけではないし変色が著しいマシンもあるが、AppleのLisa、Apple IIe、Apple IIcはもとより多くのMacintoshやプリンタ類、あるいは周辺機器が所狭しと並んでいる。また私も使っていたコモドール社のPET2001もあればシャープのMZ80、そしてNeXTキューブの姿も見える。そして...タイガー計算機まであるではないか。

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※パーソナルコンピュータ関連機器が保管されている一室(一部)。凄いのひと言!

我々がなにを企んでいるのかは現在の所、私の口から申し上げる訳にはいかないが(笑)、多摩美の恵まれた空間と設備、そして熱心な先生方に支えられて面白いことが始まるはずである...。
勿論、当Macテクノロジー研究所としても積極的に協力ならびに応援をさせていただくつもりであり、近々何らかの具体的な成果のお知らせができることを楽しみにしている。

■多摩美術大学

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3Dコンテンツ収集は所有欲と知的好奇心を満足させる一石二鳥のアイテム?

本格的にPoserやVueを使うようになってから、すでに足掛け3年近くそれらのコンテンツを収集してきた。その一旦はこれまでにも「Poser入門講座」などでご紹介したが、コンテンツ収集熱は日増しに増幅している...。


「コンテンツバラダイス」とか「DAZ Productions」といったPoserやVue用のコンテンツ(3Dデータ)をダウンロード販売しているサイトを本格的に利用し始めてから丸二年が過ぎ、3年目に入った。
週に2,3度これらのサイトを丹念に確認し、新しく登録されたいわゆる新製品のうちで興味のあるアイテムを購入し続けている。
無論当初は、必要に迫られて...であり、いま手がけている企画などに活用できるモノを探していたのが発端なのだが、そのうちに"いま必要でなくても近々必要になるかも..."といった風にコンセプトが加わり、さらに"どうせなら自分の感性にあう一連のアイテムを収集しておきたい"という主旨に変わってきた(笑)。
自身の能力は差し置いての話し、私はどうも百科全書的な知識といえば聞こえはいいが、雑学的に何でも知っておきたいという願望が強い。しかし、最近は昨日何を食べたかも忘れてしまうことがあるほどだから、なかなか無理な相談でもある(笑)。
ともあれ、だからこそ辞書や事典といった類も好きだし、必要なもの...必要かも知れないものをいつも手元に置いておきたいという心理が働くものと思われる。

さて3Dコンテンツに話をもどすが、足かけ3年も収集しているとさすがに自身の好みが明確になってくる。3Dコンテンツにはいわゆるありとあらゆるジャンルのアイテムが膨大な数存在するが、例えばフィギュア用の衣類や髪型もかなりの数が揃っているものの、振り返ると植生や建造物...特にビルディングや街並みといった類のコンテンツに金をかけているという分析が成り立ちそうだ(笑)。
続いて自動車・バイク・自転車そして電車、あるいは飛行機といった乗り物類が多い。無論血の通った街並みを再現するには自動車とか電車の類は不可欠だろうが、自動車は時代物の車が好みである。そうして集めたデータはすぐに活用できるようにと、盤面印刷をしたCD-Rにジャンルに分けて保存してあるがすでに1,000枚以上になっている。

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※集めたコンテンツは容量が小さくてもすべて内容がわかるようにCD-Rに収録し、ジャンル別に分類している

冷静に自身の3Dコンテンツ収集を分析するに、どうやらそれは実際に活用する以前の問題として "所有欲と知的好奇心" を満足させる格好のアイテムなのではないかということに気がついた(笑)。
それに実は前記した百科全書的知識欲も満足させることができることも興味に輪をかけることになる。何故なら、例えば植物のコンテンツを買えば、それがどのような種の植物で名前なのか、どのような分布なのかといったことを調べたくなる。

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※Vue 6 InfiniteのEcoSystemによるリアルな植生レンダリング例。白い花の植物は春に咲く"Ramson"というニンニクの一種らしい

先日は私の生まれた1948年製の "Jaguar XK120"を買った!
「ジャガーを買った」とは快い響きだが、無論3Dコンテンツの話である(笑)。その自分の生まれた年に誕生した "Jaguar XK120"とはどんな車なのかをすぐ調べてみた。
当時はまだまだ戦後の混乱期であり、物資調達の問題を含めて多くの困難があったようだが、1948年のモーターショーに間に合わせるべくミッションを受け、わずか数ヶ月の間に、モーターショーでの話題を独占する車を完成させる。それがXK120として世に出たスポーツカーだった。

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※1948年製の "Jaguar XK120" ...私の所有物である(笑)。Vue 6 Infiniteによるレンダリング

そしてそれはジャガーならではの洗練されたスタイル、スポーツカーを超えた快適さ、そして998ポンド(税込1,298ポンド)という魅力的な価格で注目されたという。
また面白いのはそのXK120というネーミングだが、最高時速から取ったもので、当時世界一のスピードを誇ったという。しかし当初は誰もそのスピードを信じなかったが、ベルギーのジャベックでマスコミの面前にて時速126 マイルを披露(時速202.7 キロ)。さらに、ウィンドスクリーンをはずして時速133 マイルを達成、そしてトップギアで時速10 マイルの超低速ドライブまで披露し、注文が殺到した...等々。

というわけで、自動車のコンテンツを買えばこんな感じだし、前記したようにVue 6 InfiniteによるEcoSystemで使ういわゆる樹木や草花、雑草の類を手に入れれば、その名前やサイズなどを調べたくなるといった具合の毎日なのだ。

コンテンツそのものの価格は普通数ドルから十数ドル程度だから、それ自体は安価なものだが収集壁が高じると塵も積もれば山となり、カード決済時には思わぬ高額請求となることもあるから注意が必要である(笑)。それにコンテンツだけ充実してもそれを使いこなす機会と時間が相応にあるとは思えないが、そこが収集癖...性なのだから始末が悪い。
「これは素敵」とか「これは役に立つ」といった当初の目的からは脱線し、関連するものはすべて集めたいという願望は最近では意地となり、その意地は執念になりつつある。我ながら困ったものだ...(笑)。

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Poserで景観は十分表現できるか〜Vueとの違いは何なのだろう?!

e-frontier社のPoserサイトに「Poserビジネス活用術」を連載中だが、その最終回でほんの少しVueに触れた。それを見た友人が「Poserでは景色は作れないのか?」と聞く...。


Poserも立派な3Dソフトウェアだ。その販売されているコンテンツも隆起した土地や山々もあれば植生もあるし、無論ビルディングや街並みの演出に使うべきものが多々存在する。
Vueを持っていないPoser初心者でもある友人には、PoserでVueと同様なことがなぜできないのかがぴんと来ないという...。
ということで、その違いを簡単に説明することにしよう。Vueユーザーやよくご存じの方は読み飛ばしていただきたい。

まずは結論めくが、アプリケーションにはそれぞれ開発する際の意図・目的がある。そうした意味からすれば、Poserは「3Dキャラクタデザイン&アニメーションツール」であり、Vueは「3D景観作成ソフトウェア」だという大きな違いがある。したがって景観を作成するために開発されたVueと、もともと人物フイギュアを扱うために開発されたPoserとではコンセプトがまったく違うわけだ。
しかし双方共に3Dアプリケーションであり、例えば上・横・正面そしてメインカメラといった4面表示により奥行きを確認しながらオブジェクトを配置してレンダリングして作品つくりができる点ではほとんど変わりがないように見える。

私はPoserサイトの連載で「Poserはスタジオ撮影には向いているが、そのスタジオに大パノラマといった自然を置こうとするには無理が生じる」といった意味のことを記した。
言い換えればPoserの舞台はあくまで映画のセットであり、擬似的な舞台に留まるということだ。では何故そうした限界があるのか...。
それはユーザーの目的があくまで自然を模したリアルなシーン...それも室内とかズームアップした街並みといった程度であればPoserで十分な表現も可能だが...大自然を含む遠景と空や大気の様子を描こうとするには何らかの省略というか誤魔化しをせざるを得ないことになる。その誤魔化しとは、例えば映画のセットに出てくる遠景の千代田城といったらお分かりだろうか...。
京都の太秦撮影所などには江戸の街並みのセットがあるが、遠景にあるべき城までは築いておらず、それは城を描いた板を遠近感に違和感のない大きさで配置しただけのものだ。無論それでもカメラに収まれば観客にはちきんと遠くにある城に見える。

Poserには3D空間はあってもそれ自体の機能に自然を描き出すことはできない。
言い方を変えるなら、Poserの空間はまったくの空っぽである。したがって見える部分には一から十までオブジェクトを配置するか、前記したベニヤ板に描いた城のようにある種のバックドロップを配置して"誤魔化す"ことになる。
近景だけならまだしも、街並みがあり、その向こうに樹木が生え、さらに背景には広大な山々が連なり、どこまでも果てしない空が続く...といったシーンを正確に演出するにはPoserは向いていないのである。そしてスチル映像ならまだしも、その空間を視点移動するようなアニメーション作りには誤魔化しは使えない...。

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※Poserによる3D空間は空っぽであり、オブジェクトがいかにリアルでも背景を上手に処理しないとリアル感を損ねてしまう

繰り返すが、Poserにはもともと空とか大地を作り、表現する機能はない。しかし自然の景色を作るには晴れであれ曇りであれ,空と大地は不可欠なものだ。勿論Poserでも空を表現することができるが、一般的にはバックドロップ式か全景をすっぽりと包む半球を伏せたドームの内側を空に見立てるしかない。
何だか中世の宇宙観みたいだが、Poserの宇宙...空間はリアルに描こうとすればするほど必然的に有限にならざるを得ない。無論これは比較の問題であるが、Vueは無限に続く空間とその間を埋める大気のシミュレーションまでを可能にしている。
別途ご紹介しているが、Vue 6 Infiniteなどでは広大なスペースに数百本といった植生を一気に植え込むEcoSystemという凄い機能を持っていたり、太陽と雲による光の演出をはじめとして空の様子をも仔細に編集できる。
Vueは初期値で地面と空を持った世界が存在するわけで、例えば建物をおけばそれなりに様になるのだ。空っぽのPoserとの違いは大きい。

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※Vueには初期値で空と大地が存在する。空を選び(上)、地面の質感を設定すればそれだけでリアルな自然空間が表現できる

ただ誤解があっては困るが、こうした違いはPoserがVueより劣っているという意味ではない。逆にVueには当然のことながらフィギュアを作り出す機能やクロスシミュレーション機能は持っていない。繰り返すが製品コンセプトが違うのである。
すでに幾多の3Dアプリケーションを活用している方々にはその違いは歴然としているものの、「3Dアプリだから...PoserもVueも、そしてShadeも皆同じようなもの」と考えていた友人のようなとらえ方が誤解を招くのである(笑)。

そのパソコンと3D初心者の友人の言いぐさが面白い。
「だってさ...ワープロならワードだって一太郎だって機能のあるなしは違うけど目的は一緒だろ。だから同じ "3Dソフト" というから同じようなことができると思って当然でしょう」と開き直っている(爆)。まったく今どき勉強不足な奴であるWinking

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Apple本社から届いた株主総会案内と決算報告書を見て...

住所転送されたため、だいぶ遅れてApple Inc.からの郵便物が届いた。株主総会は現地時間5月10日の午前10時からだという。まあ、毎回のことだが出席できるわけではないので急ぐものではないが...(笑)。


Appleの株主には間違いないわけだが、まったくの形だけであってもこうして正式な株主総会案内や業績の詳しいレポートが届くのを毎年楽しみにしている。その業績やAppleという企業の推移や変化についてはインターネットをはじめとして日々多くの情報が飛び交うが、こうして送られてくる100数十ページにもおよぶ詳しい業績に関する資料は後になっても貴重な資料となる。
さて今年の株主総会も業績としてはすでに発表があるように良好だから何の問題もないだろう。ただし例のストックオプション問題がどのように株主総会で釈明されるか...されないかに興味もあるが、すでに取締役会も現CEOのスティーブ・ジョブズ氏を後押ししていることもあり、大きな混乱はないものと思う。

送られてきた書類をざっと眺めてみると、2006年度の売上額は前年度比39%もの増額となっている。日本市場も31%増と頑張っているが伸び率は米国本土、ヨーロッパ、リテイルストア、そしてその他の販売の中で一番伸び率は低い。
興味深いのがプロダクト毎の売上高だ。iPodは相変わらず伸び率が凄く、前年度比69%増だ。それにも増して凄いのが"Other music related products and services"という項目で前年度比110%の伸び率をたたき出している。これにはiTunes Storeの売上、iPodサービス、サードパーティへの課金であるiPodブランドセールスなどが含まれている。

AppleAnnualMeeting
※年次株主総会案内(上)と米国証券取引委員会からのApple決算内容(下)

iPodが好調なのは変わらないが、Macintosh本体の成績はどうなのだろう...。これは、売上高の面から見ると全体で前年度比18%増だからなかなかの成績だったと思えるが、Portable...すなわちMacBook, iBook, MacBook Pro, PowerBookの販売は前年度比43%増と大きく健闘しているが、Desktop...すなわちiMac, eMac, Mac mini, Mac Pro, Powr Mac, Xserveといった類は前年比3%減と少なくなっているのが気にかかるところだ。
しかし企業全体としてみるなら、今どきの企業としては類を見ない優良企業であることは間違いない。そして今年2007年の6月にはあのiPhoneが発売開始となるし、リリースが遅れたが10月にはMac OS X Leopardの出荷も待ち受けている。

こんなことをまとめているとき、
Forbes.comでは2006年度米国上位500社CEOの報酬ランキングを発表し、それによればAppleのスティーブ・ジョブズ氏は1位だという。祝着至極である...。
是非iPodやiPhoneで稼いで、MacintoshあるいはMac OS Xの未来に投資をしていただきたいと思うのは私だけではないだろう(笑)。

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