MacPeople 5月号「bossa mac」のinterviewに載る

アスキー刊「MacPeople 」5月号は本日3月29日(水曜日)に発売されるらしいが、その見本誌が編集部より届いた。なぜなら "bossa mac" コーナーの特集 "Macの歴史に見る「時代」" のインタビューに私が載っているからだ。


仕事柄、自身がインタビューに出向くことは多々あるにしても取材を受けることは比較的少なかった。しかし最近はその取材を受けることが多くなってきたのはどうしてなのだろうか(笑)。
それはともかく、取材を受け、プロのカメラマンから写真撮影されることは何回経験しても緊張する。写真だって撮られるより撮る方がずっと気が楽である(笑)。

さて、本編の取材は3月2日(金曜日)、当コーナーの執筆を担当している旧知の林信行さんと編集部の武井さん、そしてカメラマンの今井さんの3人が当Macテクノロジー研究所のオフィスに来られた。
「MacPeople 」の "bossa mac" コーナーは、編集部の武井さんいわく、一般的なパソコン誌とは異なる視点を提案するもので、毎月ひとつの共通テーマを掲げ、表紙・特集・インタビュー・レビューという構成で記事を作っているとのこと。そして今回のテーマは「世代」。
すなわち、マックのハード、ソフトのジェネレーションギャップや、OSの進化によるユーザー意識の変化などをいくつかのポイントで区切って世代ごとの傾向や特徴を紹介したい...というお話しだった。
一部当サイトから図版を提供させていただいたが、それらが「feature」コーナーに林さんの執筆により「あなたのMacデビューはいつ? Macの歴史に見る『時代』」としてまとめられている。

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※今月号の表紙は六義園とのこと

別途見開き2ページを使い「マックの歴史を未来への提言に変える」というタイトルでインタビューを受けた内容がまとめられているが、実際にはこの10数倍のボリュームといった感じの楽しいやりとりがあった。
ボイスレコーダーをスタートさせてインタビューが始まる...。そう、林信行さんといえば、あの「アップル・コンフィデンシャル」の訳者であり執筆者でもある、業界でいまもっとも熱いお一人だ。したがって話題が尽きるはずがない(爆)。最後にカメラマンの今井さんから写真撮影を受け、部屋の隅に置いてあるオールドMacたちの姿をもカメラに収めていただく...。

それらが結実した「MacPeople 」5月号が送られてきたわけだが、大きく掲載していただいた自分の写真を見ることはあまり気持ちの良いものではない(笑)。しかしひとつひとつのご縁が次のステップとなることを経験則で学んできたわけであり、こうした機会は大切にしたいと常々考えている。ありがたいことである。
まあ、Macテクノロジー研究所のウェブページはこの狭い一室から毎日発信しているわけだが、おかげさまでよい記念となった。
どうぞ、書店で「MacPeople 」5月号をお求め下さい(笑)。

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瓦礫の山を3Dで簡単に作るソフトって...ある?!

PoserやVue 5を使っている友人から「瓦礫の山を簡単に作るにはどうしたらよいか?」という質問があった。戦闘シーンを3Dで作っているらしいが、破壊されて形を留めない金属やコンクリートなどの固まりをモデリングしたいという...。


友人が作ろうとしている戦闘シーンがどんな場面構成なのかは知らないが、例えば戦車やトラック、戦闘機などはもとより、半壊した建物のオブジェクトなどはダウンロード販売サイトにあるからそれらを活用すれば簡単だ。しかし、確かに形を為さない崩れた...あるいは熱で溶けたような形状を作るのはいささか面倒かも知れない。
3Dのモデリングに精通している方達にとってはともかく、立方体のビルディングらしき形状は容易に出来ても、不定型な物体は作りにくい...というより初心者にとってはどのようなとっかかりをしたら良いかが分からないという。
昨今の3Dツールはメタボールまでサポートしているため、様々な形状データを作ることを可能としている。しかしユーザーが実際に"瓦礫の山"のような曖昧な形状ほど、作りづらいのかも知れない。そして例えば不定型の立方体を沢山組み合わせればそれなりの感じは出るかも知れないが、現実にその作業は面倒である。

私が友人に勧めたのは以前「『GroBoto 2.0』ファーストインプレッション〜基礎編」でもご紹介した「GroBoto2.0」である。勿論「GroBoto2.0」は瓦礫作成ツールではないが、あくまでイージーに瓦礫らしいオブジェクトを作ることができるツールとしては他に類をみないと思う。
ここではその「GroBoto2.0」をあくまで"瓦礫モデリングツール"としてご紹介してみよう(笑)。なお「GroBoto2.0」のノーマルな紹介は
「『GroBoto 2.0』ファーストインプレッション〜基礎編」を参照していただきたい。

さて、急遽Vue 5でそれらしいシーンを作ってみた。言い訳がましいが、時間がないので...いわゆる瓦礫部分以外のあれこれはお見逃し願いたい(笑)。

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※前景の瓦礫の山の形状に注目されたい。これらはほんの数分でモデリングしたものだ

ともかく遠くに街並みがあり、ほぼ半壊した建物の残骸らしきものは、ダウンロード販売されているコンテンツ類である。ここで見ていただきたいのは前景の石は別として左右に位置している錆び付いたブロックたちだ。ビジュアルが小さいので確認しにくいかと思うが、破壊されて原型を留めない錆び付いた金属やコンクリートの残骸などを表現した例である。
もう少し分かりやすく、シーンの中で私が数分で作った瓦礫オブジェクトのみをご覧いただこう。それらは3種あるが、下図は錆び付いた金属や崩れて残ったコンクリートを表現するため、そのオブジェクトデータをVue 5に読み込み、テクスチャ処理をする課程である。

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※私が作った瓦礫の山のみを取り出して、その課程を示した例。

実は「GroBoto2.0」こそ、こうした"訳の分からない物体"を作るのがお手の物のソフトウェアなのだ。ここでは「GroBoto2.0」の操作手順などは省略するが、手慣れればあっという間にこの種のモデリングが完成する...。後は例えばデータをWavefrontのオブジェクトファイルでエクスポートし、VueやPoserに渡せばよい。

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※「GroBoto2.0」によるモデリング一例。この種の物体がマウス操作で簡単にできあがる

そして適切なテクスチャをマッピングすれば、なかなかそれらしいシーンができあがるはずだ。無論「GroBoto2.0」だけで済ますことなく、よりリアリティを求めるなら様々な工夫が必要だろうが、瓦礫のような部分で大きな時間を取られたくないのなら「GroBoto2.0」を手元に置いておくこともよい選択だと思う。友人が私のアドバイスに従ったかどうかは、さてまだ聞いていないが...Winking
最後に誤解がないように再度付け加えるが、「GroBoto2.0」は決して「瓦礫作成ツール」ではないので念のため...(笑)。

■Braid Art Labs LLP

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「新しいアップルのショップがオープン」って一体何?

アップルのサイトならびに当事者であるビックカメラのサイトには3月21日にオープンするというショップの案内が掲載されている。これまで大型店内のアップルコーナーは度々リニューアルと縮小を繰り返してきたのだが、今回の意図は何なんだろう...。


どうもこれまでの経緯を知っている一人として「新しいアップルのショップ」という言い方が引っかかり、素直に受け取れない(笑)。それも「1号店」と明記されているではないか。
これまでにもアップルは自社のコンセプトに合致するショップを認定するという形でアップル製品を取り扱う、いわゆる正規取扱店などを展開してきた。それらの契約的な詳細については知る由もないが、ビックカメラにしたってこれまで歴代のMacを陳列したり、売り場面積を大きくとったりという店舗もあった。しかしアップル側のサポート不足や販売成績が振るわないといったことで大型店舗内のアップルコーナーも縮小されてきたケースが多い。
特にアップルがリテイルストアであるApple Storeを全国に展開し始めた際には、競合するということで近隣のショップが消極的になることも多かったことはまだまだ記憶に新しい。

しかし今回の「アップルのショップ」「1号店」という意図・意味は何なんだろうか?また「知識豊富なアップル専任のスタッフが常駐」「デモイベントを毎日開催」とか「購入後も安心のサポート」といった記述は何だかまるでApple Storeと同じようなサービスを提供しようとしているようにも見える。特に第1号店というビックカメラ有楽町店はApple Store Ginzaとも近い...。
それに私の記憶の範囲では今回のように販売店側のショップのオープンに、アップル側のウェブサイトがこれだけ大々的なアピールをしたことはなかったように思う。
また「今後はあなたのお近くにも、続々とショップのオープンを予定しています。どうぞご期待ください。」といった説明まである状況を推測するなら、何らかの形でアップルジャパンがそのビジネスに正式に関わっていると考えて良いはずだ。
関わるということは資金的な問題や人材の問題、あるいは商品の優先的または他社より割り引いた卸などなど、何らかの大きなメリットがビックカメラ側にないと、話がうまく繋がらないではないか...(笑)。

もしかすると先般、アップルは日本市場において新たなリテイルストアは作らないという方針を決めたという情報もあったことと関係しているのかも知れない。
地方を含む、アップル販売店のリソースを上手に使いながらアップルらしい店舗展開をしていくというのだろうか。ましてやアップルが今後、iPhoneを含む一般家電製品の販売戦略を進めるとするなら、限られたリテイルストアだけではさばききれないのは必定だと思う。
無論、くどいようだが既存のリテイルストアとの競合関係がどのようになっていくのかも興味があるところだが、アップルジャパンの販売戦略が微妙に変化しているように思える点が一番眼を離せないところだと思う。
さて、この手のショップが何号店まで増えるか...増えないか、賭けてみませんか(爆)。

■アップルジャパン株式会社

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アップル日本法人の社名は、振り出しに戻る(笑)

今年1月のMacworld conference & Expo 2007年基調講演でApple Computer, Inc.という社名から"Computer"が取り去られてApple, Inc.となったと発表された。その後、日本法人の社名がどうなるのかに注目されていたが、すでにホームページの表記が変わっていた。


アップルサイトのホットニュースページ最下段にある「会社情報」のリンクページには「オフィスのご案内」といった同社のロケーションなどの説明がある。そこに記されている名称が "アップルジャパン株式会社本社"と明記されている。したがってその名称が正式な社名となったと考えてよいのだろう。
これから正式な発表があるのかは不明だが、社名の変更は自社だけの問題ではなく、例えば取引先との文書処理にも影響をもたらすものだ。これまでもアップルは自社の問題については報道が控えめというか「なに考えているのだろう...」と思うほど表面に出さないケースがあったが、堂々と(笑)社名変更を報道すべきではないだろうか。

さて、アップルの日本法人の社名もこれまで"アップルコンピュータジャパン"から"アップルコンピュータ"に変更されたりという変遷があった。しかし今回の"アップルジャパン株式会社"という名称は1983年にアップルが初めて日本法人を設立するにあたり、東京都千代田区九段に設立準備オフィスを設けたときの名称と同じである...。
ということはアップル日本法人の名称は...今回、何と...先祖返りというか、24年も前の振り出しに戻ったことになるのだから面白い(笑)。
なお、設立準備オフィスの話題について詳しくは
こちらを参照されたい。

■アップルジャパン株式会社

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Poser入門講座〜3Dシーンのウソっぽさを検証する(笑)

先に「Poser入門講座〜オブジェクト同士の"衝突" をコントロールする」を紹介したが、その知り合いが得意げにPoserでレンダリングした作品を送ってきた。しかし重箱の隅をつつくようだが、良い機会だからとシビアな指摘をした...。


写真と見まごうリアルな描写を可能とするPoserだが、その作品の多くを見ていると自身のものも含め、見るからに3D見え見えのものもあるし、明らかに間違いを冒しているものもある。
今回はいつもアバウトな私が重箱の隅をつつく...少々シビアな話をさせていただく(笑)。

知人のデータをそのまま載せるわけにもいかないので、それらしいシーンを再現してみた。要は作品にはテーブル上に拳銃が置いてあった。それも先にご紹介したPoserのオブジェクト同士の衝突をコントロールする機能を使い、ご自慢の作品のようだった(笑)。
好みはともかく、確かになかなか綺麗にレンダリングされていたが、気になる点がひとつあった。それはテーブルに乗せた拳銃の"収まり方"である。
いつもは3Dの楽しみ方を勧めている手前もあって、些細なことを指摘するのは避けている私なのだが(笑)、今回はよい教材だと考えて正直な感想を申し上げた次第...。

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※これが問題のシーン (再現)

さて本題だが、3Dの世界には引力がない。したがってその拳銃の重心などおかまいなしにテーブルの上にどのようにも置くことができる...というか、無造作になってしまいがちである。これがコップとか花瓶ならその置き方は決まっているが、拳銃のような不定形な物体は注意を払わないととかくウソになってしまうケースが多い。
知人のシーンを再現すると...リボルバーが弾倉の前側一部分、そしてグリップの先端がテーブル上に触れ、トリガー(引き金)側が下がって置かれている。この置き方は何らかの意図があったのだろうと問うと、単純でなくリアルな感じでいいと思ったとのこと...。
しかし残念ながらPoserのオブジェクトに重量バランスを与えてシミュレーションすることはできないから、あくまで一般論となるものの、現実にこのリボルバーは支えでもない限り、こんな風には置けないはずだ。

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※前記のシーンを角度を変えて確認すると、トリガー側に倒れているのが分かる

銃身の長さが違うが、かなり本物に忠実だとして昔買ったリボルバー(SMITH & WESSON)のモデルガンを取り出してテーブルに置いてみる...。やはりその結果は弾倉とグリップとがテーブルに触れ、ほぼ水平に平々凡々の形で安定する(笑)。細かく言えばグリップが厚いので些か銃身が下がり目になるが、間違ってもトリガー側に倒れることはない。

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※モデルガン "S&Wのリボルバー" を置いてみると現実世界のバランスがよく分かる(笑)

ここで申し上げたい要点は別に拳銃の話ではない(笑)。3Dで特にリアルな世界を表現しようとするとき、作者はかなりの知識が必要だ...という以前に観察力を問われるということだ。購入したオブジェクトを好きなように並べただけではリアリティなど吹き飛んでしまう。
例えば木々がどのように地面から生え、草木や昆虫のサイズはどの程度なのか。あるいはギターを壁に立てかけると床と壁との関係で倒れないすれすれのバランスはどのような位置なのか。また彼女の髪の毛の動きは身体の動き、あるいは風の方向に合致しているか...などなどに十分注意を必要とする。無論それが趣味の世界であるなら何らの問題もないが、ビジネスとしての作品なら申し上げるまでもなく、検収時に問題となるだろう(笑)。
事ほど左様に私たちは意外に日常の現象について、無関心で観察していないことが山ほどある。

与太話を続けるが、シャーロック・ホームズ物語「ボヘミアの醜聞」の中で、ホームズは相棒のワトソンに「きみは見ているだけで、観察していないんだ。見ることと観察することとは、まるっきり違う。例えば、玄関からこの部屋へ上がる階段を、きみは何度も見ているね」というシーンがある。
何百回も見ているというワトソンにホームズは「じゃあ聞くが、何段ある?」と聞くがワトソンは「それは知らないな」という。
「...ぼくの言いたいのはそこなんだよ。ぼくは17段あることを知っている。見ているだけでなく観察もしているからだ。」

これは私が好きなシーンのひとつなのだが、自然をシミュレーションするなら自然のあり方を知らなければならない。とはいえ人間には限界もあるし、万能であるはずもない。間違いが問題なのではなく、そうしたことが起こりえることを常に認識しておくそのことが重要だと思う。
本来、知人が楽しみのために作った作品に細かなことでイチャモンをつけることは本意ではなかったが、こうした話をするよい機会だと思ってお話しをした次第である。
当人は予想以上に素直に感心していたが(笑)、「3Dは難しいねえ...」とため息...。いや、3Dが難しいのではなく私たち自身の認識の甘さが大事なときに露出しないよう、お互いに注意しようではないか。

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micro SDカードを初めて入手〜その極小サイズにため息!

新しい携帯電話用として初めてmicro SDカードを買った。まあ、情報としては承知していたつもりだが、実際に手にしてみるとその小さな事にあらためて驚く。私の爪程度のサイズなのだから...。


micro SDカードが不可欠というわけではなかった。先の
「iPhoneまでのつなぎだゾ...と携帯電話を変えた(笑)」でも書いたように、デジカメ機能や着うたといった音楽機能はほとんど使わないから、内蔵のメモリだけで用は足りるはず。しかし住所録といった重要なデータも外部メモリがあればバックアップができるし、パソコンとのやりとりも親和性が違う。ということで、何事も体験だと初めてmicro SDカードを買った。

SDカード自体は今も時々使っているコンパクトデジタルカメラで活用しているが、かなり以前のものなので容量はたったの128MBだ。ただしこのデジカメでは極端に大きな解像度で撮ることはないので、通常はこれで間に合っている。それと比較すると今回購入したmicro SDカードはその倍の容量256MBもある(笑)。この手の製品は本当に安くなった...(遠い目)。
ところでご承知のようにSDカードには現在ノーマルなサイズのSDカード、mini SDそしてmicro SDと3種類のサイズがある。まさしく活用する機器の小型化に合わせて次々と極小サイズが開発されたものなのだろう。
まあまあ...私の薬指の爪程度の極小サイズで256MBもある。そして私の携帯では1GBタイプのmicro SDカードまでサポートしているというから凄い。

私のようにコンピュータ関連の世界で仕事をしている人間が、極小サイズだからといってもいまさら256MBとか1GB程度で驚いてはならないのかも知れない(笑)。しかしパーソナルコンピュータのストレージ類の最初期から幾多の製品を使ってきた一人として正直そう実感せざるを得ない。
あのApple IIだって、最初の記録のための機器はカセットテープだったし、Apple II用のディスクドライブで使う5.25インチのフロッピーディスクも片面は約143KBでしかなかった。しかもその価格は10枚組で16,000円から21,000円ほどもしたから、1枚のフロッピーをいかに有効に使うかにいつも気を配っていた時代だった。

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※左から5.25インチフロッピー、3.5インチフロッピー、SDカード、mini SDそしてmicro SDを並べた強引な比較である(笑)。それにしてもmicro SDの小さなこと...

1984年に登場したMacintosh 128Kに採用された3.5インチのフロッピーでさえ、片面400KBでしかなかった。その後Macintosh Plusになり2DDの800KBに、そして2HDと進化して現在の1.4MBになった。またコスト的にも随分と安くなり、いわゆる使い捨ても可能となるくらいまで価格も下がったから有り難みは薄れた。
しかし前記した5.25インチのフロッピーディスクを給料日なると1枚づつ購入したり、本来はメーカーサポートのない裏面まで使い込むといった工夫をしてきた私などはどうしてもフロッピー1枚を粗略に扱えなくなってしまっている(笑)。
何しろMacintosh 128K用として初めて購入しハードディスクが10MBだったが、嬉しくて枕元に置いて寝たほどだ(爆)。また、果たしてこの大きな容量を使い切れるのだろうかと真剣に思った時代だった。いや本当の話...。

さて、問題のmicro SDカードだが、その256MBという容量がどの程度のものなのかを瞬時に実感できる人はどの程度いるのだろうか。あらためて確認すると携帯で撮影したVGA(640×480)サイズなら2,253枚、UXGA(1600×1200)のファインでも358枚収録できるという。
しかしくどいようだが、長い間フロッピーディスクをストレージとして使ってきたこともあって「写真が何枚」といった比較より、「フロッピーで何枚分」といった比較の方がピンとくるのだ(笑)。
今更陳腐な比較ではあるが、あえてmicro SDの256MBを3.5インチフロッピーディスク(2HD)と比較するなら183枚ほどの容量になる。こうした比較をすると感覚的に「なるほど...」と実感できるわけ...(笑)。
すでにSDカードを記録媒体にしたデジタルビデオカメラなども登場しているし、同種のフラッシュメモリを使ったパソコンも今後は益々目につくようになるに違いない。
しかし...このmicro SDカード...一度携帯から取り外したら鼻息でも飛んでしまいそうだし、無くしてしまいそうで怖いWinking

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Poser入門講座〜オブジェクト同士の"衝突" をコントロールする

Poserを昨年の秋から使い始めた知り合いが「シーンを構成するのは本当に難しいね」という。「何処が一番難しいか?」と聞くと、オブジェクト同士の位置関係のコントロールがよく分からないという...。


Poserを初めとする3Dアプリケーションは、実写とみまがうようなリアルな世界を作り出すことができるが、現実の世界と違う点はまず引力がないことだ(笑)。したがって3D空間に置いた物体はそのままでは床に落ちずに空間に浮いたままだ。
さらにオブジェクト自身は現実世界のように実態がないため、セッティングに注意をはらわないと、テーブルの上に置くはずの花瓶が、テーブルを突き抜けてしまうことになる。
こうした3Dの特徴は3D空間の短所といったものではなく、それらを活かせば現実にはない世界を作り出すこともできるわけだが、実際にPoserを操ろうとすれば面倒なことも多々あり得る。

知人がPoserの3D空間にいろいろとオブジェクトを配置していく際に難しく面倒なのが、テーブルに置いた物体がテーブルに押し込まれてなく、かつゼロコンマ何ミリでも空間に浮いていない正確な位置関係を構築することだという。たぶん3Dユーザーの多くも同じ感覚をお持ちなのかも知れない。
まあ、平たい物の上にこれまた真っ平らなものを置くには、Poserの場合なら「ドキュメントウィンドウ」上の表示を必要なだけ拡大し、視点を変えながら目視できる範囲で確認しなければならないことは当然のことだと思う。ただ実際にそれぞれのオブジェクトは不定型な形状をしている場合も多く、レンダリングをしてから初めて「オブジェクトAとBが重なっている事が分かる」というケースは確かに多いに違いない。

Vue 5などでは3D空間内の下にあるオブジェクト上に、別のオブジェクトを乗せる場合、「オブジェクトの落下」という機能があり、アイコンクリックでオブジェクト同士を重ならない接点まで自動的に接触させることができるが、Poserには同様の機能がないので確かにやりにくい点はある。
ただし知人に確認したところ、Poser入門者の彼はPoserに備わっている「衝突」機能を活用していないとのこと。この「衝突」機能を上手に活用することでPoserの3D空間に存在する複数のオブジェクトの重なり合い...すなわち「衝突」を上手に回避できることをお教えしたので、ここでも念のため記しておきたい。

例としてテーブル上にiBookを置くことを考えてみよう...。まあ一番単純な例だが、理窟はどのように複雑なオブジェクトでも考え方は同じである。

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※テーブルの上にiBookのオブジェクトを乗せるという単純なことを例にしてみよう

最初は、複数のオブジェクト同士が重なっているのか否かを知る手段をご紹介しよう。
それには対象となるオブジェクト、ここではテーブルとiBookのオブジェクト双方に「衝突」を検知するためのオマジナイをしなければならない。それはそれぞれのオブジェクトがアクティブになっている際の「特性パレット」上にある「衝突の検出」にチェックを入れることだ。これで文字通り当該オブジェクトは「衝突」の検知対象になったというわけだ。
ここで重要なのは先にも書いたとおり、オブジェクトの双方をそれぞれを衝突検知対象にすることであり、一方だけではこれからご説明する機能は働かない。

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※対象オブジェクトそれぞれの「特性パレット」上にある「衝突の検出」にチェックを入れる

さて次に「プレビューウィンドウ」にあるテーブル上にiBookを乗せ、「オブジェクトウィンドウ」右上にあるオプション機能を呼び出す三角アイコンをプレスし、そのプルダウンメニューの一番下にある「衝突」のサブメニューを見ていただきたい。そこには「衝突オン」「衝突オフ」「衝突の表示」という三種のメニューがある。まずは一番下の「衝突の表示」を選択してみよう。

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※iBookをテーブルに乗せ(上)、「衝突オン」にする(中)

すると「プレビューウィンドウ」にある「衝突」対象オブジェクトが黒く表示され、もしオブジェクト同士が衝突しているなら、その部分は赤色で表示し、衝突を告知してくれる。この機能でPoser上の3D空間にあるオブジェクト同士の衝突をレンダリング前に確認し対処できることになる。

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※対象オブジェクトは黒く表示され、もし衝突部分があれば赤色の表示で警告してくれる。一見きちんと置いたつもりでも、本例では引き出したCD-ROMドライブの端がテーブルトップを貫通していたことになる

続いてそれ以上に重要なことは、テーブルトップを貫通しないように簡単にiBookを置くことだ...。これも同様に「衝突」機能を活用することで可能になる。
それは「衝突」のサブメニューにある「衝突オン」を選択することだ。無論双方のオブジェクトは前記したように「衝突の検出」はONである必要がある。そしてこの場合、iBookの「パラメータ」ウィンドウの"y"座標(上下)をコントロールするダイアルをマイナス方向に少しづつ回してiBookの位置を下げてみよう...。するとダイアルをマイナス方向に回してもiBookはテーブルを貫通しないことがわかるだろう。iBookの一番下に位置する部分がテーブルに接触した位置で移動は止まるはずだ。

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※「パラメータ」の「y移動」ダイアルを使ってiBookのオブジェクトを下方向に移動させるが、テーブルトップとの接点以下には移動せず、貫通を防げる

以上ように「衝突オン」を実行することで、オブジェクト同士の衝突ならびに貫通を避けることができるわけだ。
ただし、オブジェクト同士が接触するとき、コンピュータはその接触の有無ならびに接触を回避する計算を行うためダイアルを回すオペレーションが重くなること承知しておきたい。さらに実際の世界では物体の底面が歪んでいたり、平らでない場合には重量のバランスで斜めに置かれたりするわけだが、「衝突」機能を活用したオブジェクト同士の接触はそうした現実のシミュレーションではないため、不自然な収まり具合になる事もある。したがって最後はあくまで目視で微調整するしかない。
またこのとき、例えばマウスでiBookのオブジェクトを強引にテーブル上に引きつけるといった方法なら、例え「衝突の検出」がONであってもオブジェクト同士は貫通してしまう。いろいろと有効な微調整の方法を自分なりに試していただきたい。
なお「衝突」回避のための確認ならびにレイアウトが済んだら、後のことを考えて対象オブジェクトの「衝突」オプションはOFFにしておくことをお勧めする。

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