4 月 2006
コンシューマ3D業界再編?DAZのEovia買収劇考察
2006/04/27 22:53
別途ニュースとして一報をお知らせしたが3Dアプリの「Carrara」や「Hexagon」開発で知られているEovia社の主な権利をDAZ
Productions社が買収した。これらのユーザーとしては今後の心配はもとよりだがコンシューマ向け3Dソフト業界のパワーバランスに影響が出るかも知れないニュースだと思う。
正確にはEovia社の持つ「Amapi」は買収に含まれていないようだしEovia社のヨーロッパセクションはこれまで通りだとのこと。「Carrara」と「Hexagon」がターゲットだったようである。したがってEovia社は「Carrara」と「Hexagon」を手放すが企業活動は続けるということなのだろう...。
さて...こう言ってはなんだが、もともと3D業界(こんな言い方があるかは分からないが)、特にコンシューマ向け製品を開発している企業はその販売に苦慮しているものと思われる。何故なら私たちの日常にはテレビや映画、そしてゲームなどなどで3Dに囲まれているというのにひとたび自分がパソコンで3Dアプリを使うというユーザーは残念ながら多いとは思えないからだ。
無論これは他のビジネスソフトやアプリケーションと比較してのことだが、そもそもアプリケーション自体が一頃と比べて売れないこともあって難しい市場なのではないだろうか。
※筆者所有の「Carrara 4 Standard」と「Hexagon」パッケージ
だからMacユーザーの中にも「DAZ ProductionsがEovia買収」と聞いても「何?それ...」という方々も多いかも知れない(笑)。これがAdobe社がMacromedia社を云々...といったニュースの時には何かと大変だったが、現に今回はマスメディアにはほとんど紹介されていないようだ...。
とはいえEovia社ユーザーはもとよりだが今回のニュースはDAZ Productionsの今後の出方も含めてコンシューマ向け3Dアプリケーション業界のパワーバランスを大きく変化させる一因となる可能性を含んでいると私は思う...。
日本のパソコンユーザーにとって3Dソフトといえば「Shade」あたりが一番有名かも知れない。その「Shade」はアニメーションからフォトリアルな静止画制作にいたる多くの分野で活用できるいわばオールマイティ型の3Dアプリケーションだ。無論その他にもプロフェッショナル向け製品として幾多の製品があるがコンシューマをもターゲットとしての最有力製品が「Shade」である点は間違いないだろう。
この「Shade」をはじめ3Dフィギュア制作ツールの「Poser 6」そして3D景観作成ツール「Vue 5」、さらに今回問題の「Carrara」や「Hexagon」といった製品までを我が国で広く取り扱ってきたのがイーフロンティア社なのだ。そして同社は「Shade」や「Poser」の販促を目的としてのコンテンツ販売を「コンテンツパラダイス」というサイトで大きく展開していることも知っておいていただきたい。
後述するが同種の他社ビジネスも存在するものの日本語でコンテンツを購入できる本格的なサイトは「コンテンツパラダイス」のみである。
このいわゆるeBusinessとかeCommerce Store...特に「Poser」を主とするコンテンツサイトとしては他に「Renderosity」とか「RUNTIME DNA」あるいは「3D Commune」などがあるがその最大手が今回の主役である「DAZ Productions」なのである。
これまでにも紹介した経緯があるが、ユーザー側から見るとその規模やビジネスの背景は不明なもののイーフロンティアとDAZ Productionsはガチンコ勝負相手と考えざるを得ない関係だ(笑)。今回の発表はそのガチンコ相手が扱っていた「Carrara」や「Hexagon」が一夜にして競合相手に権利が移ってしまうというのだから大変だ。
イーフロンティアが取り扱っている3Dの主力製品である「Poser」と「Vue」はそのままDAZ Productionsの「DAZ Studio」および「Bryce」と競合する。DAZ Productionsは「Poser」に対抗して自社開発の「DAZ Studio」をフリーウェアで投入するという戦略的なビジネスを展開している。そしてご存じない方に念のため説明すると...もともと「Poser」向けの3D人体フィギュアとして生み出されたVictoria(女性)やMichael(男性)などの3DデータはDAZ Productionsの製品であり、現在ではある種の標準となっている。さらにこれらを元に多くの3Dコンテンツ例えばフィギュアの形態を変えるMorphデータや衣装・髪型などなど様々な関連コンテンツが生み出されているわけだ。
さて、ひとつひとつの製品についてどちらがどのように優れているかを検証することは避けるが一般的3Dツールとして優勢なのは「Shade」を所有するイーフロンティアだし3Dフィギュアツールとしての「Poser」も現時点では「DAZ Studio」よりは総合的な機能面で優れていることは確かだ。しかしその「Poser」のコンテンツにおいては前記したようにDAZ Productions製品がすでに標準化となり主流となっているだけでなく「Bryce」を含め、今回傘下に入った3Dアプリケーションの「Carrara」と3Dモデリングツールの「Hexagon」を含めたトータルな取り組みで一気に市場を取り込もうとしていると見られる。
単純に考えるならDAZ Productions側はイーフロンティアが有する「Shade」と勝負すべく「Carrara」や「Hexagon」を傘下に収めたのかも知れない。現に同社のプレスリリースにはこれらのスイーツ化を臭わせている記述もある。これらを巧く料理することができればDAZ Productionsもモデリングからレンダリングおよびアニメーションに至るまでの3Dツールを有することになるからだ。
ここで気になるのは「Carrara」や「Hexagon」のユーザーとして今後これらのツールがどのように変化するか、そしてサポート体制がどのようになるのかにある。事実「Hexagon 2」の発表が以前にあった時点でオーダーあるいはアップデートの申し込みをされたユーザーたちには混乱と困惑が大きいと思われる。
私自身この2つのアプリケーションのユーザーでもあるから当然最新バージョンへの移行だけでなく製品はそのまま存在するのか、あるいは日本市場における取り組みがどのようになるのかが大変気になるところである。
ただ残念ながら現在のイーフロンティア社も数多くの製品を取り込んた結果そのサポートが十分とは言えない。これまで「コンテンツパラダイス」にしても幾多のトラブルに悩まされてきたしそれらに関してメールをしても返事がないというケースもありその対応が決して良くはなかった...。
対してDAZ Productionsは私にとってトラブルの少ないメーカーという印象がある。こう言ってはなんだが、それぞれのコンテンツサイトを見ればどちらが洗練されているかは一目瞭然だと思うし(笑)そのDAZ Productions運営のコンテンツサイトからの購入で大きな問題が生じたことは一度もない。何よりも今回のEovia社買収を知り、同社のサポートへ一人のユーザーとしてお祝いと期待のメッセージを送ってみたら数時間後にテクニカルサポート担当者から以下の返事が届いた。
Hi Junichi,
Thank you for your kind words! We always enjoy feedback from our customers, and definitely appreciate your regard. Please let me know if I can be of any further assistance.
内容はともかく、こうした対応の良さはユーザーとして大いに評価すべきだし今後の期待も高まってくる。願わくば日本市場向けに...アプリケーションは英語版で良いが良質の日本語マニュアルを用意してくれるように願いたいものだ。そして余計なお世話だろうがイーフロンティアも危機感を持っていただき「Poser」を軸とする戦略を練り直し、より一層ユーザー支援に力を注いでいただきたいものである。何しろ個人的には「Poser 6」が好きなのだ(笑)。
ともかく今回のDAZ Productions社の発表は今後コンシューマ向け3D市場のパワーバランスに大きく影響を与える事になるのかも知れず、しばらくは目が離せない。
■DAZ Productions, Inc.
Home
正確にはEovia社の持つ「Amapi」は買収に含まれていないようだしEovia社のヨーロッパセクションはこれまで通りだとのこと。「Carrara」と「Hexagon」がターゲットだったようである。したがってEovia社は「Carrara」と「Hexagon」を手放すが企業活動は続けるということなのだろう...。
さて...こう言ってはなんだが、もともと3D業界(こんな言い方があるかは分からないが)、特にコンシューマ向け製品を開発している企業はその販売に苦慮しているものと思われる。何故なら私たちの日常にはテレビや映画、そしてゲームなどなどで3Dに囲まれているというのにひとたび自分がパソコンで3Dアプリを使うというユーザーは残念ながら多いとは思えないからだ。
無論これは他のビジネスソフトやアプリケーションと比較してのことだが、そもそもアプリケーション自体が一頃と比べて売れないこともあって難しい市場なのではないだろうか。
※筆者所有の「Carrara 4 Standard」と「Hexagon」パッケージ
だからMacユーザーの中にも「DAZ ProductionsがEovia買収」と聞いても「何?それ...」という方々も多いかも知れない(笑)。これがAdobe社がMacromedia社を云々...といったニュースの時には何かと大変だったが、現に今回はマスメディアにはほとんど紹介されていないようだ...。
とはいえEovia社ユーザーはもとよりだが今回のニュースはDAZ Productionsの今後の出方も含めてコンシューマ向け3Dアプリケーション業界のパワーバランスを大きく変化させる一因となる可能性を含んでいると私は思う...。
日本のパソコンユーザーにとって3Dソフトといえば「Shade」あたりが一番有名かも知れない。その「Shade」はアニメーションからフォトリアルな静止画制作にいたる多くの分野で活用できるいわばオールマイティ型の3Dアプリケーションだ。無論その他にもプロフェッショナル向け製品として幾多の製品があるがコンシューマをもターゲットとしての最有力製品が「Shade」である点は間違いないだろう。
この「Shade」をはじめ3Dフィギュア制作ツールの「Poser 6」そして3D景観作成ツール「Vue 5」、さらに今回問題の「Carrara」や「Hexagon」といった製品までを我が国で広く取り扱ってきたのがイーフロンティア社なのだ。そして同社は「Shade」や「Poser」の販促を目的としてのコンテンツ販売を「コンテンツパラダイス」というサイトで大きく展開していることも知っておいていただきたい。
後述するが同種の他社ビジネスも存在するものの日本語でコンテンツを購入できる本格的なサイトは「コンテンツパラダイス」のみである。
このいわゆるeBusinessとかeCommerce Store...特に「Poser」を主とするコンテンツサイトとしては他に「Renderosity」とか「RUNTIME DNA」あるいは「3D Commune」などがあるがその最大手が今回の主役である「DAZ Productions」なのである。
これまでにも紹介した経緯があるが、ユーザー側から見るとその規模やビジネスの背景は不明なもののイーフロンティアとDAZ Productionsはガチンコ勝負相手と考えざるを得ない関係だ(笑)。今回の発表はそのガチンコ相手が扱っていた「Carrara」や「Hexagon」が一夜にして競合相手に権利が移ってしまうというのだから大変だ。
イーフロンティアが取り扱っている3Dの主力製品である「Poser」と「Vue」はそのままDAZ Productionsの「DAZ Studio」および「Bryce」と競合する。DAZ Productionsは「Poser」に対抗して自社開発の「DAZ Studio」をフリーウェアで投入するという戦略的なビジネスを展開している。そしてご存じない方に念のため説明すると...もともと「Poser」向けの3D人体フィギュアとして生み出されたVictoria(女性)やMichael(男性)などの3DデータはDAZ Productionsの製品であり、現在ではある種の標準となっている。さらにこれらを元に多くの3Dコンテンツ例えばフィギュアの形態を変えるMorphデータや衣装・髪型などなど様々な関連コンテンツが生み出されているわけだ。
さて、ひとつひとつの製品についてどちらがどのように優れているかを検証することは避けるが一般的3Dツールとして優勢なのは「Shade」を所有するイーフロンティアだし3Dフィギュアツールとしての「Poser」も現時点では「DAZ Studio」よりは総合的な機能面で優れていることは確かだ。しかしその「Poser」のコンテンツにおいては前記したようにDAZ Productions製品がすでに標準化となり主流となっているだけでなく「Bryce」を含め、今回傘下に入った3Dアプリケーションの「Carrara」と3Dモデリングツールの「Hexagon」を含めたトータルな取り組みで一気に市場を取り込もうとしていると見られる。
単純に考えるならDAZ Productions側はイーフロンティアが有する「Shade」と勝負すべく「Carrara」や「Hexagon」を傘下に収めたのかも知れない。現に同社のプレスリリースにはこれらのスイーツ化を臭わせている記述もある。これらを巧く料理することができればDAZ Productionsもモデリングからレンダリングおよびアニメーションに至るまでの3Dツールを有することになるからだ。
ここで気になるのは「Carrara」や「Hexagon」のユーザーとして今後これらのツールがどのように変化するか、そしてサポート体制がどのようになるのかにある。事実「Hexagon 2」の発表が以前にあった時点でオーダーあるいはアップデートの申し込みをされたユーザーたちには混乱と困惑が大きいと思われる。
私自身この2つのアプリケーションのユーザーでもあるから当然最新バージョンへの移行だけでなく製品はそのまま存在するのか、あるいは日本市場における取り組みがどのようになるのかが大変気になるところである。
ただ残念ながら現在のイーフロンティア社も数多くの製品を取り込んた結果そのサポートが十分とは言えない。これまで「コンテンツパラダイス」にしても幾多のトラブルに悩まされてきたしそれらに関してメールをしても返事がないというケースもありその対応が決して良くはなかった...。
対してDAZ Productionsは私にとってトラブルの少ないメーカーという印象がある。こう言ってはなんだが、それぞれのコンテンツサイトを見ればどちらが洗練されているかは一目瞭然だと思うし(笑)そのDAZ Productions運営のコンテンツサイトからの購入で大きな問題が生じたことは一度もない。何よりも今回のEovia社買収を知り、同社のサポートへ一人のユーザーとしてお祝いと期待のメッセージを送ってみたら数時間後にテクニカルサポート担当者から以下の返事が届いた。
Hi Junichi,
Thank you for your kind words! We always enjoy feedback from our customers, and definitely appreciate your regard. Please let me know if I can be of any further assistance.
内容はともかく、こうした対応の良さはユーザーとして大いに評価すべきだし今後の期待も高まってくる。願わくば日本市場向けに...アプリケーションは英語版で良いが良質の日本語マニュアルを用意してくれるように願いたいものだ。そして余計なお世話だろうがイーフロンティアも危機感を持っていただき「Poser」を軸とする戦略を練り直し、より一層ユーザー支援に力を注いでいただきたいものである。何しろ個人的には「Poser 6」が好きなのだ(笑)。
ともかく今回のDAZ Productions社の発表は今後コンシューマ向け3D市場のパワーバランスに大きく影響を与える事になるのかも知れず、しばらくは目が離せない。
■DAZ Productions, Inc.
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スティーブ・ジョブズ氏に手紙を出したらどうなるか?
2006/04/25 22:07
最近のニュースに、9歳の女の子がスティーブ・ジョブズ氏宛てにiPodに関する提案の手紙を書いたもののその返事は法務部からのもので「余計なおせっかい」と決めつける文面だったという。実は私も以前ジョブズ氏に親展で手紙を出したことがある!
Appleならずとも企業には毎日多くの郵便物が届く。無論電子メールも...。そしてその多くは正直いって企業にとってはあまり意味のない、まともに対峙するのは単に時間の浪費としか考えられないものも多いのである。
私の経営していたマイクロ企業でもそうなのだからAppleおよびその最高責任者であるスティーブ・ジョブズ氏個人に当てた手紙やメールが膨大なものであることは想像できるしその処理が大変なことは理解できる。ましてやそのひとつひとつにジョブズ氏が目を通しているとは思えないし物理的に不可能だろう。
今回のニュースは手紙を出した相手が9歳の女の子であったことをAppleが認識できなかったことから生じた不幸な一例だ。無論Appleのやり口は相手が子供でなくても気を悪くする受け答えであり企業イメージを失いかけない失態だが、コーポレートポリシーとしては一種の自動返信的な定型句の反応をしただけと思われる。
問題はこうだ...。
ある人から新機能などの提案があったとする。その事実を認識しつつ別の選択肢からであってもその機能を新製品に実装した場合、提案者側が特許申請をしているかどうかはともかくアイデアの盗用と訴えられる場合があり得る。だから企業側としては慎重にならざるを得ない。
とはいえ、今回の提案者がもし私だったら当然のこととしてニュースにもならないだろう(笑)。
実は数年前、私もスティーブ・ジョブズ氏に直接手紙を出したことがあるのだ!
僭越ながら長い間のAppleユーザーとしてだけでなくアップルのデベロッパーとして活動していたその中で多くの矛盾点に行き当たった。約束事もあっという間に人が代わり後任者にはまったく引き継ぎがなかったり、米国本社から来る責任者たちにしても皆日本市場を大変重要だとリップサービスばかり繰り返すだけで実際の仕組みを作れないことに大きなフラストレーションを感じていた。
無論それまでにも当時のアップルには機会があるごとに多くの提言もしてきたし苦情も申し上げたが一向に具体的な成果として見える形にはならなかった。
ある時ある人に言われた。「外資系企業は本社に直訴しないとダメだよ」と...。
それならダメもとで最高責任者であるスティーブ・ジョブズ氏に直訴してみようと決心したのである(^_^
。無論現役のデベロッパーの社長としては勇気のいることだ。誰も好んで嫌われるようなことは言いたくないが、また何か行動を起こさなければ何も変わらない。ただただ愚痴を言っているだけでは進歩もない...。
ともかく文面を考えるのに一週間もかかったが、日本の市場性やデベロッパーの実情、そして問題点や提案ならびに苦情を簡素に表現するのは簡単ではなかったからだ。そしてその和文を顧問弁護士事務所に持ち込み、きちんと英訳していただいた。
ただし郵送に際して途中で紛失などもあり得るし、確実な方法をと考えて郵便物の経過を確認できる配達証明付きとした。したがってAppleには間違いなくこの郵便物は届くはずだ...。
無論ジョブズ氏から直接返事が来るなどと言うことは期待していなかった私はあらかじめ以下3つの展開を予測していた(笑)。
1.なしのつぶて
2.内容はともかく何らかの返事が届く
3.アップルコンピュータに内容が回る
数日後に郵便物の追跡をやって苦笑した。インターネット上で確認ができるわけだがどうした理由か、その封書はAppleに受理されずに配達場所に持ち帰られたとある...。
ちょっと心配になったが翌日再度確認してみると今度は間違いなくApple Computer社に配送済みという結果になった。ともかく届いたのだ。
さてその後、どれほどの日数が経過したのか記憶にないが前記した3つの展開のうち、やはりというべきか...私の予測が当たった...。なぜならアップルのデベロッパーリレーションズから電話が入ったのである(笑)。「本社に手紙を出された件でお話しをしたい」と。
その可能性が高いことを予知していたからこそ、本来はもう少し日本市場を牛耳るアップルコンピュータ社に対して厳しい指摘をすべき点も少々言い方に工夫したつもりなのだ(笑)。
当時は社長が原田さんでそのワールドワイドデベロッパー直属の部長がHさんであった時代だが口には出さないもののアップルにとっては大変迷惑なことだったに違いない。たぶん本社側から「日本市場に関しての苦情はおまえ達で処理しろ」あるいは「こんな苦情を本社にまで出させるな」といったクレームがあったに違いないと私は睨んでいる...(笑)。
結局その部長と2時間以上も話し合いをしたが、そもそも彼らの裁量で結論が出る問題ではない。「お互い頑張りましょう」で終わらざるを得ないではないか...。
そして全体の話を総合的に判断するなら私の手紙はスティーブ・ジョブズ氏本人の目に触れることはなかったと思われる。
しかし私は「日本のデベロッパにも五月蠅いのがいる...」。また機会があればいつでも直訴するぞ...という認識が少しでも伝われば一矢報いたことになるのではないかと考えたものだ。ともかくやるべきことはやったのだ。
申し上げたいことは時代は違うもののデベロッパーからの手紙すらジョブズ氏の目に届かないとすれば一人のユーザーの手紙など通常届くことはあり得ないだろう。企業としてその内容はともかく返事を出したそれ自体はAppleのリーガルポリシーに沿った自動返信的なメールと考えるべきであり、企業としての機能がきちんと働いているというべきなのかも知れない。
しかしこれがIBMとかSONYだったらこんなにニュース報道されるとは思わない。そこがAppleの凄さであり弱みでもある。ただし誤解があっては困るが今回の対応を当然のことだと申し上げているのではない。Appleだからこそニュースになってしまうという難しさを含んでいると思うだけだ。
Appleでは今回の反省に立って子供達からの問い合わせに対応する際のコーポレートポリシーを修正する方法を話し合ったとされるが正直これは大変難しい問題だ...。
もし子供の手紙(メール)のケースに限り真摯に対応してくれると言うのなら、私は子供のスタイルでもう一度スティーブ・ジョブズ氏に手紙を書いてみたい(^_^
。
いや...これは皮肉ではない。ある意味、ビジネスパートナーともいうべきデベロッパーからの手紙を横へ置き、子供からのメールだけ特別扱いするというのは片手落ちというより単なる売名行為としか思えない(笑)。やはりAppleという...ある意味特殊な企業イメージを存続させるためには困難だとしても予算と人をきちんと用意し、全世界からのメッセージを正面から受け止めるAppleらしい見直しを考えて欲しい。
それらの中には必ずやApple自身をよりよくする為のヒントが多々含まれているはずだからでもある。
Home
Appleならずとも企業には毎日多くの郵便物が届く。無論電子メールも...。そしてその多くは正直いって企業にとってはあまり意味のない、まともに対峙するのは単に時間の浪費としか考えられないものも多いのである。
私の経営していたマイクロ企業でもそうなのだからAppleおよびその最高責任者であるスティーブ・ジョブズ氏個人に当てた手紙やメールが膨大なものであることは想像できるしその処理が大変なことは理解できる。ましてやそのひとつひとつにジョブズ氏が目を通しているとは思えないし物理的に不可能だろう。
今回のニュースは手紙を出した相手が9歳の女の子であったことをAppleが認識できなかったことから生じた不幸な一例だ。無論Appleのやり口は相手が子供でなくても気を悪くする受け答えであり企業イメージを失いかけない失態だが、コーポレートポリシーとしては一種の自動返信的な定型句の反応をしただけと思われる。
問題はこうだ...。
ある人から新機能などの提案があったとする。その事実を認識しつつ別の選択肢からであってもその機能を新製品に実装した場合、提案者側が特許申請をしているかどうかはともかくアイデアの盗用と訴えられる場合があり得る。だから企業側としては慎重にならざるを得ない。
とはいえ、今回の提案者がもし私だったら当然のこととしてニュースにもならないだろう(笑)。
実は数年前、私もスティーブ・ジョブズ氏に直接手紙を出したことがあるのだ!
僭越ながら長い間のAppleユーザーとしてだけでなくアップルのデベロッパーとして活動していたその中で多くの矛盾点に行き当たった。約束事もあっという間に人が代わり後任者にはまったく引き継ぎがなかったり、米国本社から来る責任者たちにしても皆日本市場を大変重要だとリップサービスばかり繰り返すだけで実際の仕組みを作れないことに大きなフラストレーションを感じていた。
無論それまでにも当時のアップルには機会があるごとに多くの提言もしてきたし苦情も申し上げたが一向に具体的な成果として見える形にはならなかった。
ある時ある人に言われた。「外資系企業は本社に直訴しないとダメだよ」と...。
それならダメもとで最高責任者であるスティーブ・ジョブズ氏に直訴してみようと決心したのである(^_^
ともかく文面を考えるのに一週間もかかったが、日本の市場性やデベロッパーの実情、そして問題点や提案ならびに苦情を簡素に表現するのは簡単ではなかったからだ。そしてその和文を顧問弁護士事務所に持ち込み、きちんと英訳していただいた。
ただし郵送に際して途中で紛失などもあり得るし、確実な方法をと考えて郵便物の経過を確認できる配達証明付きとした。したがってAppleには間違いなくこの郵便物は届くはずだ...。
無論ジョブズ氏から直接返事が来るなどと言うことは期待していなかった私はあらかじめ以下3つの展開を予測していた(笑)。
1.なしのつぶて
2.内容はともかく何らかの返事が届く
3.アップルコンピュータに内容が回る
数日後に郵便物の追跡をやって苦笑した。インターネット上で確認ができるわけだがどうした理由か、その封書はAppleに受理されずに配達場所に持ち帰られたとある...。
ちょっと心配になったが翌日再度確認してみると今度は間違いなくApple Computer社に配送済みという結果になった。ともかく届いたのだ。
さてその後、どれほどの日数が経過したのか記憶にないが前記した3つの展開のうち、やはりというべきか...私の予測が当たった...。なぜならアップルのデベロッパーリレーションズから電話が入ったのである(笑)。「本社に手紙を出された件でお話しをしたい」と。
その可能性が高いことを予知していたからこそ、本来はもう少し日本市場を牛耳るアップルコンピュータ社に対して厳しい指摘をすべき点も少々言い方に工夫したつもりなのだ(笑)。
当時は社長が原田さんでそのワールドワイドデベロッパー直属の部長がHさんであった時代だが口には出さないもののアップルにとっては大変迷惑なことだったに違いない。たぶん本社側から「日本市場に関しての苦情はおまえ達で処理しろ」あるいは「こんな苦情を本社にまで出させるな」といったクレームがあったに違いないと私は睨んでいる...(笑)。
結局その部長と2時間以上も話し合いをしたが、そもそも彼らの裁量で結論が出る問題ではない。「お互い頑張りましょう」で終わらざるを得ないではないか...。
そして全体の話を総合的に判断するなら私の手紙はスティーブ・ジョブズ氏本人の目に触れることはなかったと思われる。
しかし私は「日本のデベロッパにも五月蠅いのがいる...」。また機会があればいつでも直訴するぞ...という認識が少しでも伝われば一矢報いたことになるのではないかと考えたものだ。ともかくやるべきことはやったのだ。
申し上げたいことは時代は違うもののデベロッパーからの手紙すらジョブズ氏の目に届かないとすれば一人のユーザーの手紙など通常届くことはあり得ないだろう。企業としてその内容はともかく返事を出したそれ自体はAppleのリーガルポリシーに沿った自動返信的なメールと考えるべきであり、企業としての機能がきちんと働いているというべきなのかも知れない。
しかしこれがIBMとかSONYだったらこんなにニュース報道されるとは思わない。そこがAppleの凄さであり弱みでもある。ただし誤解があっては困るが今回の対応を当然のことだと申し上げているのではない。Appleだからこそニュースになってしまうという難しさを含んでいると思うだけだ。
Appleでは今回の反省に立って子供達からの問い合わせに対応する際のコーポレートポリシーを修正する方法を話し合ったとされるが正直これは大変難しい問題だ...。
もし子供の手紙(メール)のケースに限り真摯に対応してくれると言うのなら、私は子供のスタイルでもう一度スティーブ・ジョブズ氏に手紙を書いてみたい(^_^
いや...これは皮肉ではない。ある意味、ビジネスパートナーともいうべきデベロッパーからの手紙を横へ置き、子供からのメールだけ特別扱いするというのは片手落ちというより単なる売名行為としか思えない(笑)。やはりAppleという...ある意味特殊な企業イメージを存続させるためには困難だとしても予算と人をきちんと用意し、全世界からのメッセージを正面から受け止めるAppleらしい見直しを考えて欲しい。
それらの中には必ずやApple自身をよりよくする為のヒントが多々含まれているはずだからでもある。
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私製アップルロゴ入り「レターヘッド」物語
2006/04/23 20:22
ここに薄い一冊のレターヘッドがある。A4版で20枚組となっているこのレターヘッドには、左上に6色のアップルロゴマークが燦然と輝いているが、実はこれは私製なのである。今では考えられないアップルロゴ入りレターヘッド物語をお送りする(笑)。
そもそも個人はもとよりだが企業にしても、アップルロゴ入りの何か...を作ることは無理でありほとんどその可能性はない。Appleは良い意味で自社のロゴの使用を厳正に管理し、貴重な財産とみなしている。したがって一部の例外を除いて、一般企業が自社製品にアップルロゴを入れることは許されない。
そのような大変厳しい使用制限のあるアップルロゴがなぜ私の作った私製レターヘッドに輝いているのか...。それが今回の物語である。無論数多いAppleユーザーの中でも個人でこうしたAppleロゴ入りアイテムを、それもオフィシャルに作った人はほとんどいないという...。
※1983年に作った私製Appleロゴ入りレターヘッド。無論不正な品ではない(笑)
さて、Macintoshが登場する直前の1983年12月10日と11日の二日間、東京の後楽園展示会場で「第3回Apple Fest東京」という展示会が開催された。
その2,3ヶ月前だと思うが相変わらずイーエスディラボラトリ社に出入りしていた私に、社長のTさんから意外な誘いがあった。「Apple Festという展示会にブースを持ってみない?」と...。
当時の私はサラリーマンだったし、AppleやAppleIIになにがしかの関係はあっても、それらを仕事としていたわけではなかった。
「ビデオデジタイザを専門に展示して欲しいのよ! 勿論ブースの出展料は取らないからさ...」との話。思わず私は膝を乗り出しOKしてしまったのである(笑)。
そしてブース展示をより楽しくする秘策を考えはじめた。それは私のブースしかない何かを置きたいと考えたのだ。確かにApple IIによるビデオデジタイザのシステムを展示し、それに関わるソフトウェアやハードウェアの話ができるのは私のブースだけだろう。しかしもうひとつ、来場者が喜んでお土産に買っていただける何かが欲しかった。
考えた末にある種のアップルグッズを作りたいと思い至った。それまでにもマグカップやピンなどはあったが、私が作れるもので喜んでもらえるものは何か...。結局会社の近所の印刷所に依頼し、アップルロゴがカラーで入ったレターヘッド、すなわち便箋を作ることになったのである。
まずはその旨をイーエスディラボラトリ社の社長に申し入れ、正式な許可を受けた。当時イーエスディ社はAppleの日本総代理店であり、ここに正式許諾を受ければそれはオフィシャルなものであった。しかし覚悟はしていたもののカラー印刷の少量生産は大変金がかかることが分かった。
結局当時(約23年前である)の金で140,000円もかかることになった。売れても売れなくても作る費用は私の個人負担である(^_^
。そしてレターヘッドというものは通常50枚とか100枚をひと束としてつづるものだが、それでは一冊あたりのコストがかかり、高くなり過ぎて誰も買ってくれないものになってしまう。仕方がないので一冊あたりの価格を下げるため結局20枚綴りになったのだった。
※後楽園展示場で開催された「Apple Fest」会場の様子。
実はApple Festの初日、考えもしないドラマが私を待っていた。
当時アップルジャパン2代目社長の福島氏が私のブースに立ち寄ったのである。一通り展示品を眺め、早速レターヘッドに目をやり「このロゴの使用は許可をとったのか」と質問してきたのだった。まあ...福島社長としては当然だろう。
※「Apple Fest」に出展参加した際の私のブース。2種アップルマガジンが平積みしてある左(ビデオカメラの右)に積んであるのが私製Appleロゴ入りレターヘッドである
私も意地が悪いから福島社長の顔は雑誌などで知ってはいたものの「失礼ですが、どなたさまですか?」と聞き返した。そして「アップル日本総代理店のイーエスディラボラトリ社に許可を受けた。そちらに確認し、問題があればイーエスディラボラトリ社にクレームをつけてくれ」と対応した。事実私は正式に許可を受けたのだから...。
※2日間の開催中ブースはかなり混雑した。手前は当時のApple IIユーザーならお馴染みのメディアセールス・ジャパン社ブース
しばらくして再度アップルの社長の姿が見えたとき、話がこじれるのかな...と思ったものだが、社長はすっと私のブースに近寄り「このレターヘッドを○冊ください」と茶目っ気を見せて買ってくれたのにはホッとしたのと同時に嬉しかった...。無論その後に何らの問題も生じなかった。
しかし当時もわざわざ金をかけてこのようなものを作ろうなどと考える者はいなかったのだろう。制作費の元手を取るまでにはいたらなかったが多くの方たちに喜んでいただけたことは今でも良い思い出となっている。そして現在、たった一冊だけ...そのレターヘッドが手元に残っているというわけだ。その福島正也氏は2002年9月17日に永眠された。あらためて...謹んでご冥福をお祈りしたい。
初めてのことばかりだったがブースにおけるお客様とのやり取りやデモの仕方などなど、この2日間は後に私がMacWorldExpoに出展や自社のプライベート・ショーなどを開催するとき、大いにそのノウハウは役立ったのである。
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そもそも個人はもとよりだが企業にしても、アップルロゴ入りの何か...を作ることは無理でありほとんどその可能性はない。Appleは良い意味で自社のロゴの使用を厳正に管理し、貴重な財産とみなしている。したがって一部の例外を除いて、一般企業が自社製品にアップルロゴを入れることは許されない。
そのような大変厳しい使用制限のあるアップルロゴがなぜ私の作った私製レターヘッドに輝いているのか...。それが今回の物語である。無論数多いAppleユーザーの中でも個人でこうしたAppleロゴ入りアイテムを、それもオフィシャルに作った人はほとんどいないという...。
※1983年に作った私製Appleロゴ入りレターヘッド。無論不正な品ではない(笑)
さて、Macintoshが登場する直前の1983年12月10日と11日の二日間、東京の後楽園展示会場で「第3回Apple Fest東京」という展示会が開催された。
その2,3ヶ月前だと思うが相変わらずイーエスディラボラトリ社に出入りしていた私に、社長のTさんから意外な誘いがあった。「Apple Festという展示会にブースを持ってみない?」と...。
当時の私はサラリーマンだったし、AppleやAppleIIになにがしかの関係はあっても、それらを仕事としていたわけではなかった。
「ビデオデジタイザを専門に展示して欲しいのよ! 勿論ブースの出展料は取らないからさ...」との話。思わず私は膝を乗り出しOKしてしまったのである(笑)。
そしてブース展示をより楽しくする秘策を考えはじめた。それは私のブースしかない何かを置きたいと考えたのだ。確かにApple IIによるビデオデジタイザのシステムを展示し、それに関わるソフトウェアやハードウェアの話ができるのは私のブースだけだろう。しかしもうひとつ、来場者が喜んでお土産に買っていただける何かが欲しかった。
考えた末にある種のアップルグッズを作りたいと思い至った。それまでにもマグカップやピンなどはあったが、私が作れるもので喜んでもらえるものは何か...。結局会社の近所の印刷所に依頼し、アップルロゴがカラーで入ったレターヘッド、すなわち便箋を作ることになったのである。
まずはその旨をイーエスディラボラトリ社の社長に申し入れ、正式な許可を受けた。当時イーエスディ社はAppleの日本総代理店であり、ここに正式許諾を受ければそれはオフィシャルなものであった。しかし覚悟はしていたもののカラー印刷の少量生産は大変金がかかることが分かった。
結局当時(約23年前である)の金で140,000円もかかることになった。売れても売れなくても作る費用は私の個人負担である(^_^
※後楽園展示場で開催された「Apple Fest」会場の様子。
実はApple Festの初日、考えもしないドラマが私を待っていた。
当時アップルジャパン2代目社長の福島氏が私のブースに立ち寄ったのである。一通り展示品を眺め、早速レターヘッドに目をやり「このロゴの使用は許可をとったのか」と質問してきたのだった。まあ...福島社長としては当然だろう。
※「Apple Fest」に出展参加した際の私のブース。2種アップルマガジンが平積みしてある左(ビデオカメラの右)に積んであるのが私製Appleロゴ入りレターヘッドである
私も意地が悪いから福島社長の顔は雑誌などで知ってはいたものの「失礼ですが、どなたさまですか?」と聞き返した。そして「アップル日本総代理店のイーエスディラボラトリ社に許可を受けた。そちらに確認し、問題があればイーエスディラボラトリ社にクレームをつけてくれ」と対応した。事実私は正式に許可を受けたのだから...。
※2日間の開催中ブースはかなり混雑した。手前は当時のApple IIユーザーならお馴染みのメディアセールス・ジャパン社ブース
しばらくして再度アップルの社長の姿が見えたとき、話がこじれるのかな...と思ったものだが、社長はすっと私のブースに近寄り「このレターヘッドを○冊ください」と茶目っ気を見せて買ってくれたのにはホッとしたのと同時に嬉しかった...。無論その後に何らの問題も生じなかった。
しかし当時もわざわざ金をかけてこのようなものを作ろうなどと考える者はいなかったのだろう。制作費の元手を取るまでにはいたらなかったが多くの方たちに喜んでいただけたことは今でも良い思い出となっている。そして現在、たった一冊だけ...そのレターヘッドが手元に残っているというわけだ。その福島正也氏は2002年9月17日に永眠された。あらためて...謹んでご冥福をお祈りしたい。
初めてのことばかりだったがブースにおけるお客様とのやり取りやデモの仕方などなど、この2日間は後に私がMacWorldExpoに出展や自社のプライベート・ショーなどを開催するとき、大いにそのノウハウは役立ったのである。
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あのPIXAR社から株主総会案内が届いた
2006/04/19 07:32
昨年11月にスティーブ・ジョブズ氏がCEOであるアニメーションスタジオとして有名なPIXAR社の株を一株手に入れた。その後ご承知のようにPixar社はあのDisneyと合併することになった。今日そのPixar社から株主総会の案内と委任状が届いた!
同封されている案内によればPixar社の株主総会は5月5日の午前10時から、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA) Wattis シアターで開催されるとのこと。サンフランシスコのMacworld Expoに出向かれた方ならお分かりだと思うがロケーション的には毎年そのMacworld Expo会場となっているMosconeコンベンションセンターのすぐ近所である。
※MOSCONEセンター付近から撮影したSFMOMA(写真上中央の煉瓦の建物)。写真下はSFMOMAから見上げた空。共に2002年筆者撮影
SFMOMAで株主総会とはAppleと勝手が違うが、アニメーションスタジオであるPIXARそして場所がSFMOMAのWattis シアターだけにスクリーンに映し出す様々な演出があるのかも知れない(^_^)。そして所有の株券はすでに欲しいとしても購入できない貴重なコレクターアイテムとなった...。
※筆者所有のPIXAR社株券
Appleの株主総会同様、一株株主がのこのことアメリカまでその為だけに出席できるわけではないがどのような総会になるのか興味津々である。資料のあちらこちらに目立つ"merger (合併)"という文字が象徴するようにその決議内容の多くはディズニー社との関係に終始するのだろうが...。
ともかく同封書類の表紙にはAppleのそれには見られないスティーブ・ジョブズ氏のサイン(無論印刷だが)が見られるのは興味深い。
※PIXARの株主総会案内状の表紙。中央下にあるサインがPIXAR社CEOスティーブ・ジョブズ氏のサイン
早速株主の義務を果たすべく指定されたウェブサイト上で委任状の行使を行ったが、さてPixarを内在したDisneyはどのように変貌するのだろうか。楽しみである。
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同封されている案内によればPixar社の株主総会は5月5日の午前10時から、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA) Wattis シアターで開催されるとのこと。サンフランシスコのMacworld Expoに出向かれた方ならお分かりだと思うがロケーション的には毎年そのMacworld Expo会場となっているMosconeコンベンションセンターのすぐ近所である。
※MOSCONEセンター付近から撮影したSFMOMA(写真上中央の煉瓦の建物)。写真下はSFMOMAから見上げた空。共に2002年筆者撮影
SFMOMAで株主総会とはAppleと勝手が違うが、アニメーションスタジオであるPIXARそして場所がSFMOMAのWattis シアターだけにスクリーンに映し出す様々な演出があるのかも知れない(^_^)。そして所有の株券はすでに欲しいとしても購入できない貴重なコレクターアイテムとなった...。
※筆者所有のPIXAR社株券
Appleの株主総会同様、一株株主がのこのことアメリカまでその為だけに出席できるわけではないがどのような総会になるのか興味津々である。資料のあちらこちらに目立つ"merger (合併)"という文字が象徴するようにその決議内容の多くはディズニー社との関係に終始するのだろうが...。
ともかく同封書類の表紙にはAppleのそれには見られないスティーブ・ジョブズ氏のサイン(無論印刷だが)が見られるのは興味深い。
※PIXARの株主総会案内状の表紙。中央下にあるサインがPIXAR社CEOスティーブ・ジョブズ氏のサイン
早速株主の義務を果たすべく指定されたウェブサイト上で委任状の行使を行ったが、さてPixarを内在したDisneyはどのように変貌するのだろうか。楽しみである。
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Boot Camp雑感(2)〜Windowsユーザーにこそ朗報?!
2006/04/10 23:34
それにしてもBoot Camp
β版発表は各方面に大きな衝撃を与えたようだ。物事の価値判断は人それぞれでだから様々な感想があって当然だが、Macintoshユーザーも一度Windowsユーザー側からの視点で一連のあれこれを見直してみるのも無駄ではないと思う。
別途紹介した記事のようにすでにマイクロソフトとアップルという図式、すなわちPC戦争には決着が済んでしまったことだ。1996年2月号フォーチュン誌でのインタビュー記事でスティーブ・ジョブズ氏は「PC戦争はもう終わりだ。もう過去のことなんだ。もうずいぶん前にマイクロソフトが勝ってしまったのさ」(「アップル・コンフィデンシャル」アスキー出版局より)と発言している。
したがってBoot Campもそうした対決姿勢の視点から物事を見ては事の判断を誤るのではないかと考える。
またAppleの「Boot Camp」という命名からもAppleがMacintosh上でWindowsを起動できるようにした真意を伺い知ることが出来ると思う。それは間違ってもWindowsの利便性をMacintoshユーザーに知らせ勧めるものではない(笑)。
申し上げるまでもなくその反対にMac OS Xの優位性と共にMacintoshという製品の優れた面を認識させようとする作戦であろう。
無論Mac OS Xユーザーであっても必要な場合にイレギュラーな使い勝手ではなく可能な限りシンプルで正攻法なWindows環境がMacintoshで使えるならば大歓迎だ。今回のBoot Camp発表に対する大きな反応がそれを証明していると思うし、Boot CampがMac OS Xの次期メジャーリリース「Leopard(レパード)」に統合されたとき「Leopard」はまさしくキラーアプリならぬキラーOSとなり大化けするかも知れない(^_^)。
しかしここでいまひとつ考えておかなければいけないことがある。当サイトも含めてBoot Campに関する記事を大々的に取り上げたメディア各社や個人サイトのほとんどは当然のことながらMacintoshユーザーの視点から見たBoot CampでありWindowsとの共存である。それはBoot CampがMac OS X用のツールである限り当然のことだが冷静になって一連のニュースをWindowsユーザーからはどのように見えるのかについても理解しておく必要があるのではないだろうか...。
いま私の頭の中にあるモヤモヤを巧く説明できないのだが、誤解を承知で言うなら知的興味の対象としては別としてもMacintoshユーザーがそのMacintosh上でWindowsを多用するとは思えないのだ(^_^
。もしMacintosh上でWindowsを主として使うなら...言葉の綾とは承知しているものの、それはすでに「マックユーザーではない」ような気もする(笑)。
その整理ができていない頭であったが回りのWindowsユーザー数人に今回のBoot Campの印象を素直に聞いてみた。その結果は意外と思うほどほとんどが好意的な見解であり、自分たちに大きな利点を与えてくれるかも知れないという期待をひしひしと感じる反応だった。
ここで今更WindowsとMac OS Xのどちらが優れているかといった点には触れないがひとつ確かなことはMacintoshユーザーの多くは少なからずWindowsも知っているという現実がある。職場では嫌でも(失礼)Windowsというケースは多いからだ。
しかし反面、パソコンをWindowsから始めた方々はそれ以外知らない...知る必要を感じたこともないといった傾向があるようで、Mac OS Xなどショップの売り場で触った程度しかないということが現実ではないだろうか。そしていまだに「マックってウィンドウズに似ているね」という輩もいる(苦笑)。ともかく私が言いたいことは「知らずして比較もなにもあったものではない」ということだ。
先の記事で私はBoot Campの命名から「MacintoshユーザーにWindowsの訓練を...」といった意味のことだと解したが日が経つにつれ「WindowsユーザーにMac OS Xの訓練」をするためという意味に取りたくなってきた(笑)。
Macintosh側から眺めれば「Winも走るMacintosh」ということに尽きるが反対に「MacintoshでWinとMac OS Xを」ということであればMac OS Xの良さを実際に体現することになるだろうし、それによりMac OS Xのシェアが伸びればソフトデベロッパーもMacintosh用ソフトの開発にこれまで以上に力を入れることもできる。まあそうなって欲しいという願望だが...(爆)。
余談ながら、4月7日にエクセルソフト社はIntelプロセッサベースのMacintosh環境向けにソフトウェア開発、移行、最適化を支援する米国Intel社「Intel C++ Compiler 9.1 for Mac OS」の販売を発表した。
MacintoshのIntelプロセッサ採用がこうした一連の開発環境強化にも拍車をかけ、Mac OS X環境がより拡大してくれることを切に願いたい。
ただし「Macintoshのデザイン性に惹かれて」などといった動機によるスイッチもあり得るだろうが、依然としてWindowsのオンリーマシンとしてなら一般的に安価なWindowsマシンからわざわざMacintoshに変える必然性は低いとも思う。そうではなくて多少投資額が嵩んでも「WindowsだけでなくMac OS Xも使えるから...」という動機でMacintoshを選んでいただける機会が増えて欲しいものだ。
要は「ネイティブな形でMac OS XとWindowsが走るマシンはIntel版Macintoshしかない」という事実がポイントなのだ!
巷のニュースでは日本のPCメーカー各社がWindows XPを起動できるMacintoshの登場に脅威を感じているという。それらによればPCメーカー側は「(Boot Campの)仔細を十分検討して対処したい」といったニュアンスのコメントを発表しているようだが、事は検討したから明瞭になる事柄とは思えない(^_^
。
何故ならくどいようだがこの戦いはこれまでのようにWindowsマシンメーカー同士の単純な競合ではないからだ。いや待てよ...それとも近い将来には対抗上「WinマシンでMac OS Xが走ります」といったWindows版Boot Camp的ツールでも登場するのだろうか(爆)。
冗談はともかくBoot Campは「MacintoshユーザーにWindowsを体現」させるツールなのか、あるいは「WindowsユーザーにMac OS Xを体現させる」ために貢献するのかによってその評価とパワーバランスは大きく違ってくると思う。無論どのようにこの環境を使うかはユーザーの自由なのだが興味は尽きない。
そしてどのような角度から考えてもいま一番魅力的な、そして話題性のあるパソコンはMacintoshということには間違いない!
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別途紹介した記事のようにすでにマイクロソフトとアップルという図式、すなわちPC戦争には決着が済んでしまったことだ。1996年2月号フォーチュン誌でのインタビュー記事でスティーブ・ジョブズ氏は「PC戦争はもう終わりだ。もう過去のことなんだ。もうずいぶん前にマイクロソフトが勝ってしまったのさ」(「アップル・コンフィデンシャル」アスキー出版局より)と発言している。
したがってBoot Campもそうした対決姿勢の視点から物事を見ては事の判断を誤るのではないかと考える。
またAppleの「Boot Camp」という命名からもAppleがMacintosh上でWindowsを起動できるようにした真意を伺い知ることが出来ると思う。それは間違ってもWindowsの利便性をMacintoshユーザーに知らせ勧めるものではない(笑)。
申し上げるまでもなくその反対にMac OS Xの優位性と共にMacintoshという製品の優れた面を認識させようとする作戦であろう。
無論Mac OS Xユーザーであっても必要な場合にイレギュラーな使い勝手ではなく可能な限りシンプルで正攻法なWindows環境がMacintoshで使えるならば大歓迎だ。今回のBoot Camp発表に対する大きな反応がそれを証明していると思うし、Boot CampがMac OS Xの次期メジャーリリース「Leopard(レパード)」に統合されたとき「Leopard」はまさしくキラーアプリならぬキラーOSとなり大化けするかも知れない(^_^)。
しかしここでいまひとつ考えておかなければいけないことがある。当サイトも含めてBoot Campに関する記事を大々的に取り上げたメディア各社や個人サイトのほとんどは当然のことながらMacintoshユーザーの視点から見たBoot CampでありWindowsとの共存である。それはBoot CampがMac OS X用のツールである限り当然のことだが冷静になって一連のニュースをWindowsユーザーからはどのように見えるのかについても理解しておく必要があるのではないだろうか...。
いま私の頭の中にあるモヤモヤを巧く説明できないのだが、誤解を承知で言うなら知的興味の対象としては別としてもMacintoshユーザーがそのMacintosh上でWindowsを多用するとは思えないのだ(^_^
その整理ができていない頭であったが回りのWindowsユーザー数人に今回のBoot Campの印象を素直に聞いてみた。その結果は意外と思うほどほとんどが好意的な見解であり、自分たちに大きな利点を与えてくれるかも知れないという期待をひしひしと感じる反応だった。
ここで今更WindowsとMac OS Xのどちらが優れているかといった点には触れないがひとつ確かなことはMacintoshユーザーの多くは少なからずWindowsも知っているという現実がある。職場では嫌でも(失礼)Windowsというケースは多いからだ。
しかし反面、パソコンをWindowsから始めた方々はそれ以外知らない...知る必要を感じたこともないといった傾向があるようで、Mac OS Xなどショップの売り場で触った程度しかないということが現実ではないだろうか。そしていまだに「マックってウィンドウズに似ているね」という輩もいる(苦笑)。ともかく私が言いたいことは「知らずして比較もなにもあったものではない」ということだ。
先の記事で私はBoot Campの命名から「MacintoshユーザーにWindowsの訓練を...」といった意味のことだと解したが日が経つにつれ「WindowsユーザーにMac OS Xの訓練」をするためという意味に取りたくなってきた(笑)。
Macintosh側から眺めれば「Winも走るMacintosh」ということに尽きるが反対に「MacintoshでWinとMac OS Xを」ということであればMac OS Xの良さを実際に体現することになるだろうし、それによりMac OS Xのシェアが伸びればソフトデベロッパーもMacintosh用ソフトの開発にこれまで以上に力を入れることもできる。まあそうなって欲しいという願望だが...(爆)。
余談ながら、4月7日にエクセルソフト社はIntelプロセッサベースのMacintosh環境向けにソフトウェア開発、移行、最適化を支援する米国Intel社「Intel C++ Compiler 9.1 for Mac OS」の販売を発表した。
MacintoshのIntelプロセッサ採用がこうした一連の開発環境強化にも拍車をかけ、Mac OS X環境がより拡大してくれることを切に願いたい。
ただし「Macintoshのデザイン性に惹かれて」などといった動機によるスイッチもあり得るだろうが、依然としてWindowsのオンリーマシンとしてなら一般的に安価なWindowsマシンからわざわざMacintoshに変える必然性は低いとも思う。そうではなくて多少投資額が嵩んでも「WindowsだけでなくMac OS Xも使えるから...」という動機でMacintoshを選んでいただける機会が増えて欲しいものだ。
要は「ネイティブな形でMac OS XとWindowsが走るマシンはIntel版Macintoshしかない」という事実がポイントなのだ!
巷のニュースでは日本のPCメーカー各社がWindows XPを起動できるMacintoshの登場に脅威を感じているという。それらによればPCメーカー側は「(Boot Campの)仔細を十分検討して対処したい」といったニュアンスのコメントを発表しているようだが、事は検討したから明瞭になる事柄とは思えない(^_^
何故ならくどいようだがこの戦いはこれまでのようにWindowsマシンメーカー同士の単純な競合ではないからだ。いや待てよ...それとも近い将来には対抗上「WinマシンでMac OS Xが走ります」といったWindows版Boot Camp的ツールでも登場するのだろうか(爆)。
冗談はともかくBoot Campは「MacintoshユーザーにWindowsを体現」させるツールなのか、あるいは「WindowsユーザーにMac OS Xを体現させる」ために貢献するのかによってその評価とパワーバランスは大きく違ってくると思う。無論どのようにこの環境を使うかはユーザーの自由なのだが興味は尽きない。
そしてどのような角度から考えてもいま一番魅力的な、そして話題性のあるパソコンはMacintoshということには間違いない!
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Photoshopを例にしたイースターエッグの話し
2006/04/09 23:34
4月は入学式や入社式を初めとして行事が多い。4月8日は釈迦誕生を祝う「花まつり(灌仏会)」だったし4月16日はキリスト教世界の重要な祭事「復活祭」もある。今回のテーマは「復活祭」に関係するイースターエッグだが無論Macintoshに関係する話だ...(笑)。
復活祭はもともとユダヤ教の「過越の祭り」と同じ日に祝われていたと考えられているそうだ。しかしキリスト教がユダヤ教から離れ、各地に広まっていく中で復活祭をいつ祝うかということで2世紀頃から論争が起こる。結局グレゴリオ暦を用いる西方教会で復活祭は3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日に祝われるが2006年は4月16日(日曜日)だという。
さて復活祭にかかわる習俗としてもっとも有名なものにイースター・エッグ(Easter egg)がある。これは復活祭に殻に鮮やかな彩色を施したり、美しい包装をしたゆで卵を出す習慣である。国や地域によっては、復活祭の際に庭や室内のあちこちに隠して子供たちに探させるといった遊びもおこなわれるそうだ。また近年では卵だけでなく、卵をかたどったチョコレートも広く用いられている。
※本物のイースターエッグを手にしたことがないので3Dでレンダリングしてみた(^_^)
こうした習慣はもともとヒナが卵から生まれることをイエスが墓を出て復活したことを結びつけたものといわれ人々が卵に「大きな力が存在する」と信じたことによる。
イースターエッグに関連して、例えばロシア帝国ロマノフ朝のニコライ2世が母や妻に贈るために作らせた金銀宝石で飾った高級美術品のイースターエッグが有名だ。
さて本題である(笑)。先般新旧Macintoshユーザー数人との話の中でイースターエッグの話題となった。内2人はパソコンに関わるイースターエッグの意味を知らなかった...。最近ではパソコン用語事典類にも載っている言葉なのだが...。
ともかくコンピュータ関連用語としての「イースターエッグ」とはソフトウェアの中に開発者がこっそり隠したメッセージを意味し、マニュアルなどに記されていない特別な操作で起動するようになっているものだ。それらはソフトウェア開発者の自己主張や遊び心のあらわれでもあり、害は無いのでバグとは区別され、特別な画像や開発チームの一覧あるいは顔写真が現れるものがある。
勿論この命名はイースターエッグ(飾った卵)を隠し、子供達に探させるという事からイメージしたものだと思うがMacintoshもその登場以来様々なイースターエッグがあり、我々ユーザーを楽しませてくれた時代があった。しかしMac OS X以降はソフトウェア開発もより合理性を追求する風潮と共に遊び心を持ち合う余裕がなくなったためか残念ながら少なくなっている。
さて、イースターエッグという言葉とその意味は知っていた知人の中にも例えば毎日使っているAdobe Photoshopにそうした仕掛けがあるとは夢にも思っていなかったらしい...。
というわけで、ご存じない人向けの情報だが(笑)今回はソフトウェア製品のうちで最もポピュラーな製品のひとつであるそのPhotoshopのイースターエッグをご紹介しよう。
検証は最新バージョンではないが手元のマシンにインストールしてある「Photoshop Elements 2.0」と「Photoshop CS 8.0.1」でやってみた。
まず「Photoshop Elements 2.0」を起動し、そのアバウト...すなわち「Photoshop Elementsについて...」を選択してみる。すると起動時と同様なおなじみ、ひまわりのアバウト画像が表示されるはずだ。
※Adobe Photoshop Elements 2.0のアバウト表示
しかしその「Photoshop Elementsについて...」を選択する際にコマンドキーを押しながらやってみたらどうだろう...。
もしかしたら「初めて見た」という人も多いかも知れないが、ひまわりのアバウトとは似てもにつかぬフィルムをイメージし、中央に palladium と書かれているモノクロ画像のアバウトが表示される。私はこうしたアバウトを「裏アバウト」などと呼んでいるのだが...。
※Adobe Photoshop Elements 2.0の裏アバウト表示
palladium とは白金族に属する遷移元素のひとつだが、私にもこの画像の意味は分からない(^_^
。しかしその原子番号46がきちんと画面にも記されているのでここに書かれているのはやはり
palladium に間違いないようだ...。
では同じ事を最新版のPhotoshop CSでやってみた。
無論、通常のアバウト画面はカラフルな鳥の羽がデザインされたものが表示される。ユーザーお馴染みのイメージである。
※Adobe Photoshop CS 8.0.1のアバウト表示
しかし、こちらもコマンドキーを押しながらのアバウト表示を試みるとこれまたまったくイメージが違うアバウトが表示される。そこに記されている DarkMatter という意味は文字通り「暗黒物質」である。
この表示のとき、コマンドキーはそのままにオプションキーを押すとテキストのスクロールが早くなると言う秘密も隠されている。
※Adobe Photoshop CS 8.0.1の裏アバウト表示
さらに続けてもうひとつのイースターエッグもご紹介しておこう。これはPhotoshop 4.0時代から一部で知られていたものだが「Photoshop Elements 2.0」と最新版「Photoshop CS」でも同様なことが確認できた。
煩雑なので説明は「Photoshop CS」で行うが、まずレイヤーパレットをアクティブにする。そして「パレットオプション」を選択してみよう。するとサムネールサイズを指定できるレイヤーパレットオプションのウィンドウが表示されるはずだ。
※レイヤーパレットから「パレットオプション...」メニューを選択する(上)と表示される「レイヤーパレットオプション」ウィンドウ(下)
確認後、いったんレイヤーパレットオプションのウィンドウをクローズし、今度はOptionキーを押しながら「パレットオプション」を選択する。するとどうだろう...魔法使い?と一つ目の花が描かれた小さなウィンドウが表示する。
※「Merlin」とは、アーサー王伝説に登場する魔法使いのことらしい...。伝説によればアーサーは捨て子だったが暗黒の魔法使いマーリンに拾われることになっている。実は前の「レイヤーパレットオプション」ウィンドウのイメージをよく見ると、マーリンが沢山使われているのだ(^_^
タイトルバーには「マーリンは生き...」と表示されるが、これだけでは何のことか分からない。ちなみに英語版では「Merlin Lives!」と表示されるから、多分「マーリンは生きている!」という意味なのだろう。問題の Merlin だが「アーサー王伝説に出てくる魔法使い/予言者」のことらしい。
私は残念ながら「アーサー王伝説」に詳しくないのですぐにメッキが剥げるような知ったかぶりは避けるが先のタイトルバーに現れるメッセージと関係がありそうな箇所だけ紹介してみよう(笑)。
伝説の概要はアーサー王は、ブリテン王である父が魔法使いマーリンの助けで貴婦人と同衾して誕生するという筋書きだ。そしてマーリンはアーサー王の宮廷にたびたび現れては、戦略や政治に力を貸して王の陰の力となったという。その後マーリンは湖の妖精ニミュエの策略で永久に封じ込められてしまうらしい...。
しかし何故、ここにその魔法使いが登場するのか? 分からないだけに気になって仕方がない(^_^
。
ともかく「ハリー・ポッター」とか「ロード・オブ・ザ・リング」などが流行っているがその原型ともいわれる多くのストーリーがこの「アーサー王伝説」に埋もれていることは確かである。「アーサー王伝説」は文字通り、あらゆる英雄物語・恋愛物語・奇談といった基が詰まっているファンタジーなのだ。
と、まあまあ...イースターエッグひとつから「アーサー王伝説」を紐解くことになろうとは思わなかったが(笑)、こうしたイースターエッグを昔はよく探したものだ。冒頭にも記したように最近の製品にはこうした遊び心が見られなくなって久しいが、無論Adobeの製品としてはPhotoshopだけでなくIllustrator CSなどもいくつかのイースターエッグが確認できている。丹念に探せばまだまだ隠されたイースターエッグは多々存在するに違いない。ひとつイースターを機会にお探しになってはいかがだろうか(笑)。
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復活祭はもともとユダヤ教の「過越の祭り」と同じ日に祝われていたと考えられているそうだ。しかしキリスト教がユダヤ教から離れ、各地に広まっていく中で復活祭をいつ祝うかということで2世紀頃から論争が起こる。結局グレゴリオ暦を用いる西方教会で復活祭は3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日に祝われるが2006年は4月16日(日曜日)だという。
さて復活祭にかかわる習俗としてもっとも有名なものにイースター・エッグ(Easter egg)がある。これは復活祭に殻に鮮やかな彩色を施したり、美しい包装をしたゆで卵を出す習慣である。国や地域によっては、復活祭の際に庭や室内のあちこちに隠して子供たちに探させるといった遊びもおこなわれるそうだ。また近年では卵だけでなく、卵をかたどったチョコレートも広く用いられている。
※本物のイースターエッグを手にしたことがないので3Dでレンダリングしてみた(^_^)
こうした習慣はもともとヒナが卵から生まれることをイエスが墓を出て復活したことを結びつけたものといわれ人々が卵に「大きな力が存在する」と信じたことによる。
イースターエッグに関連して、例えばロシア帝国ロマノフ朝のニコライ2世が母や妻に贈るために作らせた金銀宝石で飾った高級美術品のイースターエッグが有名だ。
さて本題である(笑)。先般新旧Macintoshユーザー数人との話の中でイースターエッグの話題となった。内2人はパソコンに関わるイースターエッグの意味を知らなかった...。最近ではパソコン用語事典類にも載っている言葉なのだが...。
ともかくコンピュータ関連用語としての「イースターエッグ」とはソフトウェアの中に開発者がこっそり隠したメッセージを意味し、マニュアルなどに記されていない特別な操作で起動するようになっているものだ。それらはソフトウェア開発者の自己主張や遊び心のあらわれでもあり、害は無いのでバグとは区別され、特別な画像や開発チームの一覧あるいは顔写真が現れるものがある。
勿論この命名はイースターエッグ(飾った卵)を隠し、子供達に探させるという事からイメージしたものだと思うがMacintoshもその登場以来様々なイースターエッグがあり、我々ユーザーを楽しませてくれた時代があった。しかしMac OS X以降はソフトウェア開発もより合理性を追求する風潮と共に遊び心を持ち合う余裕がなくなったためか残念ながら少なくなっている。
さて、イースターエッグという言葉とその意味は知っていた知人の中にも例えば毎日使っているAdobe Photoshopにそうした仕掛けがあるとは夢にも思っていなかったらしい...。
というわけで、ご存じない人向けの情報だが(笑)今回はソフトウェア製品のうちで最もポピュラーな製品のひとつであるそのPhotoshopのイースターエッグをご紹介しよう。
検証は最新バージョンではないが手元のマシンにインストールしてある「Photoshop Elements 2.0」と「Photoshop CS 8.0.1」でやってみた。
まず「Photoshop Elements 2.0」を起動し、そのアバウト...すなわち「Photoshop Elementsについて...」を選択してみる。すると起動時と同様なおなじみ、ひまわりのアバウト画像が表示されるはずだ。
※Adobe Photoshop Elements 2.0のアバウト表示
しかしその「Photoshop Elementsについて...」を選択する際にコマンドキーを押しながらやってみたらどうだろう...。
もしかしたら「初めて見た」という人も多いかも知れないが、ひまわりのアバウトとは似てもにつかぬフィルムをイメージし、中央に palladium と書かれているモノクロ画像のアバウトが表示される。私はこうしたアバウトを「裏アバウト」などと呼んでいるのだが...。
※Adobe Photoshop Elements 2.0の裏アバウト表示
palladium とは白金族に属する遷移元素のひとつだが、私にもこの画像の意味は分からない(^_^
では同じ事を最新版のPhotoshop CSでやってみた。
無論、通常のアバウト画面はカラフルな鳥の羽がデザインされたものが表示される。ユーザーお馴染みのイメージである。
※Adobe Photoshop CS 8.0.1のアバウト表示
しかし、こちらもコマンドキーを押しながらのアバウト表示を試みるとこれまたまったくイメージが違うアバウトが表示される。そこに記されている DarkMatter という意味は文字通り「暗黒物質」である。
この表示のとき、コマンドキーはそのままにオプションキーを押すとテキストのスクロールが早くなると言う秘密も隠されている。
※Adobe Photoshop CS 8.0.1の裏アバウト表示
さらに続けてもうひとつのイースターエッグもご紹介しておこう。これはPhotoshop 4.0時代から一部で知られていたものだが「Photoshop Elements 2.0」と最新版「Photoshop CS」でも同様なことが確認できた。
煩雑なので説明は「Photoshop CS」で行うが、まずレイヤーパレットをアクティブにする。そして「パレットオプション」を選択してみよう。するとサムネールサイズを指定できるレイヤーパレットオプションのウィンドウが表示されるはずだ。
※レイヤーパレットから「パレットオプション...」メニューを選択する(上)と表示される「レイヤーパレットオプション」ウィンドウ(下)
確認後、いったんレイヤーパレットオプションのウィンドウをクローズし、今度はOptionキーを押しながら「パレットオプション」を選択する。するとどうだろう...魔法使い?と一つ目の花が描かれた小さなウィンドウが表示する。
※「Merlin」とは、アーサー王伝説に登場する魔法使いのことらしい...。伝説によればアーサーは捨て子だったが暗黒の魔法使いマーリンに拾われることになっている。実は前の「レイヤーパレットオプション」ウィンドウのイメージをよく見ると、マーリンが沢山使われているのだ(^_^
タイトルバーには「マーリンは生き...」と表示されるが、これだけでは何のことか分からない。ちなみに英語版では「Merlin Lives!」と表示されるから、多分「マーリンは生きている!」という意味なのだろう。問題の Merlin だが「アーサー王伝説に出てくる魔法使い/予言者」のことらしい。
私は残念ながら「アーサー王伝説」に詳しくないのですぐにメッキが剥げるような知ったかぶりは避けるが先のタイトルバーに現れるメッセージと関係がありそうな箇所だけ紹介してみよう(笑)。
伝説の概要はアーサー王は、ブリテン王である父が魔法使いマーリンの助けで貴婦人と同衾して誕生するという筋書きだ。そしてマーリンはアーサー王の宮廷にたびたび現れては、戦略や政治に力を貸して王の陰の力となったという。その後マーリンは湖の妖精ニミュエの策略で永久に封じ込められてしまうらしい...。
しかし何故、ここにその魔法使いが登場するのか? 分からないだけに気になって仕方がない(^_^
ともかく「ハリー・ポッター」とか「ロード・オブ・ザ・リング」などが流行っているがその原型ともいわれる多くのストーリーがこの「アーサー王伝説」に埋もれていることは確かである。「アーサー王伝説」は文字通り、あらゆる英雄物語・恋愛物語・奇談といった基が詰まっているファンタジーなのだ。
と、まあまあ...イースターエッグひとつから「アーサー王伝説」を紐解くことになろうとは思わなかったが(笑)、こうしたイースターエッグを昔はよく探したものだ。冒頭にも記したように最近の製品にはこうした遊び心が見られなくなって久しいが、無論Adobeの製品としてはPhotoshopだけでなくIllustrator CSなどもいくつかのイースターエッグが確認できている。丹念に探せばまだまだ隠されたイースターエッグは多々存在するに違いない。ひとつイースターを機会にお探しになってはいかがだろうか(笑)。
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Boot Camp報道の「なんだかなぁ...」を検証する(笑)
2006/04/07 23:16
AppleがIntelベースのMacでWindows XPの利用を可能にする「Boot
Camp」のパブリックベータを配布開始のニュースは瞬く間に世界を駆け回った。しかし中にはいまだに「なんだかなあ...」という反応もある。
Apple自身がコントロールの効いた報道をしているのと対照的にメディア各社の多くはこのBoot Campの登場を大変大きく報道している。4月6日付Apple配信の「Apple eNews」にも"Boot Camp"の事はHot news headlinesに記されているが、ほんの要点のみの小さな扱いだ。
さて天の邪鬼と言われたり後付の知恵と思われるのも嫌だがインテルプロセッサ搭載のMacintoshが登場した時から仮想化技術を含め何らかの形でこのような成り行きとなりうることは予測できると考えていた。そしてもしかすればそれこそがMacがIntelプロセッサを採用した一番のメリットになるのかも知れない。
確かにApple本家から素早い形で発表がなされたことには驚いたが、Appleとしてもビジネス的に無視できない美味しい分野であることは誰しもが認めることだ。逆にIntel版MacintoshでWindows起動を意図的に防御するだなんてことこそおかしなことだろう。そしてWindows対Macintoshという対立はすでに過去のものであるという認識はこれまでにもスティーブ・ジョブズ氏自身が多々発言していることだからしてApple側に変な拘りはないと思う。
しかし事情に疎い人から見れば「MacintoshでWindowsが走るツールをApple自身が提供」という報道に「アップルは自社OSの開発を放棄したの?」と考えてしまうのかも知れないし私の回りにもその種の質問をしてくる人が数人いた(^_^
。まったく!!
ましてや「マックのシェアはウィンドウズパソコンに圧倒されている。しかしデザイン性に優れているため、ウィンドウズさえ使えれば乗り換えたいという利用者は多い」とか「Macでウィンドウズ〜米アップル 基本ソフト無料配布“宿敵”受け入れ」といった旧態依然の報道をしているメディアがあるのだから本当にアホらしくなってしまう。
「基本ソフト無料配布」といったタイトルだけ見ればAppleがWindowsを無料で配布しているように見える(^_^
。特に世間では「基本ソフト」とはOSのことだという認識が強いというから困る...。
AppleのBoot Camp発表は申し上げるまでもなくこれまでのWindowsユーザーが単純にデザイン面だけでMacintoshに乗り換えるであろうことを目論んだものではない(笑)。
このような相変わらずの見方しかできないメディアにはホントに愛想が尽きるが、根底には前記したような...AppleとMicrosoftとの確執...Mac OSとWindowsの争いが現在も熾烈に続いていると思い込んでいるのだろうか。したがって何でもかんでもMac対Winの図式で物事を見る癖から脱却できないでいるのだろうが、スティーブ・ジョブズ氏が言うとおり、そうした戦いはすでに過去の事だし時代はすでに変わったのだ!
こうしたメディアで記事を書く人はその影響力をきちんと考えてもう少し勉強して欲しい。
ところで"Boot Camp"って何の意味かと辞書で調べてみたら軍隊における「新兵訓練基地」のことだという。このAppleにおける命名の意図は明白で面白い。
Macintoshという信頼されうる頑強なベース基地においてWindowsという「新兵/新参者」を訓練・テスト(現実にはユーザー側の慣れ促進)しようするものだ。
しかしここ一両日のニュースの扱いはどうだろう...。個人ユーザーの興味対象ならいざ知らず、メディア各社までが「動いた」「思ったより簡単」といった具合にMacintosh以前にWindows XPが動いたことのみの検証に興味が向いてしまっているようにも見える(^_^)。
Appleの意図はあくまでWindows起動すなわちBoot Campは「人寄せパンダ」なのだが世間では本丸のMacintoshを横に置いて皆パンダの方しか見ていない...(笑)。
先に当サイトの記事(「Boot Camp(ブートキャンプ)」リリースについての雑感)で私は「(最終的な)評価は早計ではないか」としてリリースの感想を終えた。念のために記すならその意味するところは2つある。
無論ひとつはBoot Camp自体がまだβであること。そしてMac OS Xの次期メジャーリリース「Leopard(レパード)」に織り込まれる際には現在より一皮もふた皮も剥けたもっと魅力的な"何か"が表面化するのではないかと期待しているからだ。そして二つ目は単にWindows XPが走ったということではなく、そのプラットフォームでMacintoshユーザーがどのような事を可能とできるか...どのような具体的なメリットがあるかが明確になったときにこそ心から大きな拍手を送りたいと思う。
今回の「Boot Camp」登場で一番喜んでいるのは意外にもMicrofostかも知れない。何故なら「Boot Camp」確認のためにとWindows XPの販売が伸びているかも知れないからだ...(ホントカ?)。私も何らかのIntel Macを買う際には忘れずにWindows XPも買うだろうなあ...(爆)。
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Apple自身がコントロールの効いた報道をしているのと対照的にメディア各社の多くはこのBoot Campの登場を大変大きく報道している。4月6日付Apple配信の「Apple eNews」にも"Boot Camp"の事はHot news headlinesに記されているが、ほんの要点のみの小さな扱いだ。
さて天の邪鬼と言われたり後付の知恵と思われるのも嫌だがインテルプロセッサ搭載のMacintoshが登場した時から仮想化技術を含め何らかの形でこのような成り行きとなりうることは予測できると考えていた。そしてもしかすればそれこそがMacがIntelプロセッサを採用した一番のメリットになるのかも知れない。
確かにApple本家から素早い形で発表がなされたことには驚いたが、Appleとしてもビジネス的に無視できない美味しい分野であることは誰しもが認めることだ。逆にIntel版MacintoshでWindows起動を意図的に防御するだなんてことこそおかしなことだろう。そしてWindows対Macintoshという対立はすでに過去のものであるという認識はこれまでにもスティーブ・ジョブズ氏自身が多々発言していることだからしてApple側に変な拘りはないと思う。
しかし事情に疎い人から見れば「MacintoshでWindowsが走るツールをApple自身が提供」という報道に「アップルは自社OSの開発を放棄したの?」と考えてしまうのかも知れないし私の回りにもその種の質問をしてくる人が数人いた(^_^
ましてや「マックのシェアはウィンドウズパソコンに圧倒されている。しかしデザイン性に優れているため、ウィンドウズさえ使えれば乗り換えたいという利用者は多い」とか「Macでウィンドウズ〜米アップル 基本ソフト無料配布“宿敵”受け入れ」といった旧態依然の報道をしているメディアがあるのだから本当にアホらしくなってしまう。
「基本ソフト無料配布」といったタイトルだけ見ればAppleがWindowsを無料で配布しているように見える(^_^
AppleのBoot Camp発表は申し上げるまでもなくこれまでのWindowsユーザーが単純にデザイン面だけでMacintoshに乗り換えるであろうことを目論んだものではない(笑)。
このような相変わらずの見方しかできないメディアにはホントに愛想が尽きるが、根底には前記したような...AppleとMicrosoftとの確執...Mac OSとWindowsの争いが現在も熾烈に続いていると思い込んでいるのだろうか。したがって何でもかんでもMac対Winの図式で物事を見る癖から脱却できないでいるのだろうが、スティーブ・ジョブズ氏が言うとおり、そうした戦いはすでに過去の事だし時代はすでに変わったのだ!
こうしたメディアで記事を書く人はその影響力をきちんと考えてもう少し勉強して欲しい。
ところで"Boot Camp"って何の意味かと辞書で調べてみたら軍隊における「新兵訓練基地」のことだという。このAppleにおける命名の意図は明白で面白い。
Macintoshという信頼されうる頑強なベース基地においてWindowsという「新兵/新参者」を訓練・テスト(現実にはユーザー側の慣れ促進)しようするものだ。
しかしここ一両日のニュースの扱いはどうだろう...。個人ユーザーの興味対象ならいざ知らず、メディア各社までが「動いた」「思ったより簡単」といった具合にMacintosh以前にWindows XPが動いたことのみの検証に興味が向いてしまっているようにも見える(^_^)。
Appleの意図はあくまでWindows起動すなわちBoot Campは「人寄せパンダ」なのだが世間では本丸のMacintoshを横に置いて皆パンダの方しか見ていない...(笑)。
先に当サイトの記事(「Boot Camp(ブートキャンプ)」リリースについての雑感)で私は「(最終的な)評価は早計ではないか」としてリリースの感想を終えた。念のために記すならその意味するところは2つある。
無論ひとつはBoot Camp自体がまだβであること。そしてMac OS Xの次期メジャーリリース「Leopard(レパード)」に織り込まれる際には現在より一皮もふた皮も剥けたもっと魅力的な"何か"が表面化するのではないかと期待しているからだ。そして二つ目は単にWindows XPが走ったということではなく、そのプラットフォームでMacintoshユーザーがどのような事を可能とできるか...どのような具体的なメリットがあるかが明確になったときにこそ心から大きな拍手を送りたいと思う。
今回の「Boot Camp」登場で一番喜んでいるのは意外にもMicrofostかも知れない。何故なら「Boot Camp」確認のためにとWindows XPの販売が伸びているかも知れないからだ...(ホントカ?)。私も何らかのIntel Macを買う際には忘れずにWindows XPも買うだろうなあ...(爆)。
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絶滅品種か?カナ漢字変換キーボード利用者の私...
2006/04/06 23:10
日本語をキーボードから入力する方法としては、親指シフト入力などを別にすればその大半は「ローマ字入力」と「カナ入力」に分けられる。しかし、昨今の体制は「ローマ字入力」であり「カナ入力」利用者は激減の一歩をたどっているようだ。
歴史というものは過酷なものだ。そしてよくいわれることだが、歴史とは勝者の記録であり、敗者の事実は多くの場合にゆがめられたり歴史から抹殺される...。
と、まあ...それは大げさだが(笑)、昨今はキーボードのキートップにある「カナ」が鬱陶しく、美的見地からいっても美しくないからと、わざわざUSモードタイプに変更するユーザーも多いと聞く。
貴方は...どちらだろうか。
私はといえば、通常はカナ入力利用者である。というか、もともと英文タイプライターを仕事で使ってきた一人なので、キーボードの配列はいわゆるローマ字入力、すなわちQWERTYのキー配列に慣れていた。それをパーソナルコンピュータが登場し、日本語入力が普及し始めたとき「入力スピードを考えてカナ入力を是非にも勧める」といった識者やメーカーの宣伝が強くあり、それならばとわざわざカナ入力を一生懸命に訓練した一人なのだ。だから今でも多少スピードは落ちるがローマ字入力を使うこともできる。
ではなぜ、昨今ローマ字入力を使う人が多くなったのかという理由だが、それはパーソナルコンピュータの普及に伴い「覚えやすいから」という一言につきると思う。
ローマ字入力のメリットは基本的にはアルファベット26文字の位置を覚えれば済む。それに対してカナ入力の場合は、47文字の位置を覚えなければならないからだ。
※Apple アジャスタブルキーボードUS版のキートップ
よく知られているようにカナ入力のメリットは絶対的なタイピングの速さである。
例えば「こんにちは」と入力するために、カナ入力ならそのとおりに5回打鍵すれば済むが、ローマ字入力だと「KONNNICHIHA」あるいは「KONNNITIHA」と11回または10回の打鍵を必要とする。倍も違うわけだ...。
私はそのカナ入力のためか、キー入力スピードはかなり速いと確信しているが一般的にいえばローマ字入力の人でもかなりのスピードで入力できる人もいるし、反対にカナ入力だからすべての人が速いとは限らない。
※Macintosh Classic, Color Classicなどに付属したJIS配列キーボード
早い話が日本語入力時にどちらを使おうがそれは問題ではない。自分の納得のいく方を使えばよいし、それを極めて活用できれば良いのである。
私が最近思うことは、そうした「どちらを使う?」ということではなく、なぜかわざわざ苦労して覚えたカナ入力利用者が肩身の狭い思いをしなければならないのか...だ(被害妄想か)...笑。
それに、気に入らないのは、ローマ字入力利用者の中には「なぜ今頃カナ入力なんてあるのか」「キーボードの美観的見地から、カナ表記を取れ」などという人がいることなのだ。加えて「これからは英語がますます大切だから、ローマ字入力を覚えた方が活用度が高い」などとイイヤガル。嫌がらせとしか思えない...(笑)。
フン...キーボードの入力を覚えられることと英語ができることの間に相関関係があるわけはない。私がそのよい見本だ(爆)。
しかし、そんな物言いが主流になることこそ怖いことだと思っている。
主流ができればことの是非はともかく、一方は亜流と見なされ消滅するか、そこまでいかなくてもキーボードの選択肢が狭くなったりと不便を強いられることになる可能性もあるし事実その傾向が強くなっている。
いま「ローマ字入力か、カナ入力か」といった話題になるとき、絶滅寸前の保護動物の気分を味わうような気持ちになって悲しいのだ...。
βとVHS競争ではないが、生き残るものにはそれなりの理由があるものだ。しかしその理由は決して「優れているから」という理由ではないこともまた事実なのである。
もともと現在の英字キー配列であるQWERTYが効率やら合理性を考えた上でのものでないことは知られていることである。QWERTYキーが標準になった理由は単に「標準のキーボードが必要だったこと」に過ぎない。この辺の事情についてはマウスの発明者として知られているダグラス・エンゲルバートの研究人生を描いた本「ブートストラップ」(コンピュータエージ社刊)にも詳しいが、QWERTYが標準になったのは、それに何か技術革新としての本来的な優位性があったためではなく「標準になったが故に標準になった」のだ。繰り返すが何かが標準になる必要があっただけのことなのだ。
というわけで、これからも現在のまま、「カナ入力」も「ローマ字入力」と共存していきたいものだがいっそのこと、意地でも日本でただ一人のカナ入力者になり、その保護育成のために地方自治体が予算を割いてくれるようになるまで頑張ろうか...(爆)。
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歴史というものは過酷なものだ。そしてよくいわれることだが、歴史とは勝者の記録であり、敗者の事実は多くの場合にゆがめられたり歴史から抹殺される...。
と、まあ...それは大げさだが(笑)、昨今はキーボードのキートップにある「カナ」が鬱陶しく、美的見地からいっても美しくないからと、わざわざUSモードタイプに変更するユーザーも多いと聞く。
貴方は...どちらだろうか。
私はといえば、通常はカナ入力利用者である。というか、もともと英文タイプライターを仕事で使ってきた一人なので、キーボードの配列はいわゆるローマ字入力、すなわちQWERTYのキー配列に慣れていた。それをパーソナルコンピュータが登場し、日本語入力が普及し始めたとき「入力スピードを考えてカナ入力を是非にも勧める」といった識者やメーカーの宣伝が強くあり、それならばとわざわざカナ入力を一生懸命に訓練した一人なのだ。だから今でも多少スピードは落ちるがローマ字入力を使うこともできる。
ではなぜ、昨今ローマ字入力を使う人が多くなったのかという理由だが、それはパーソナルコンピュータの普及に伴い「覚えやすいから」という一言につきると思う。
ローマ字入力のメリットは基本的にはアルファベット26文字の位置を覚えれば済む。それに対してカナ入力の場合は、47文字の位置を覚えなければならないからだ。
※Apple アジャスタブルキーボードUS版のキートップ
よく知られているようにカナ入力のメリットは絶対的なタイピングの速さである。
例えば「こんにちは」と入力するために、カナ入力ならそのとおりに5回打鍵すれば済むが、ローマ字入力だと「KONNNICHIHA」あるいは「KONNNITIHA」と11回または10回の打鍵を必要とする。倍も違うわけだ...。
私はそのカナ入力のためか、キー入力スピードはかなり速いと確信しているが一般的にいえばローマ字入力の人でもかなりのスピードで入力できる人もいるし、反対にカナ入力だからすべての人が速いとは限らない。
※Macintosh Classic, Color Classicなどに付属したJIS配列キーボード
早い話が日本語入力時にどちらを使おうがそれは問題ではない。自分の納得のいく方を使えばよいし、それを極めて活用できれば良いのである。
私が最近思うことは、そうした「どちらを使う?」ということではなく、なぜかわざわざ苦労して覚えたカナ入力利用者が肩身の狭い思いをしなければならないのか...だ(被害妄想か)...笑。
それに、気に入らないのは、ローマ字入力利用者の中には「なぜ今頃カナ入力なんてあるのか」「キーボードの美観的見地から、カナ表記を取れ」などという人がいることなのだ。加えて「これからは英語がますます大切だから、ローマ字入力を覚えた方が活用度が高い」などとイイヤガル。嫌がらせとしか思えない...(笑)。
フン...キーボードの入力を覚えられることと英語ができることの間に相関関係があるわけはない。私がそのよい見本だ(爆)。
しかし、そんな物言いが主流になることこそ怖いことだと思っている。
主流ができればことの是非はともかく、一方は亜流と見なされ消滅するか、そこまでいかなくてもキーボードの選択肢が狭くなったりと不便を強いられることになる可能性もあるし事実その傾向が強くなっている。
いま「ローマ字入力か、カナ入力か」といった話題になるとき、絶滅寸前の保護動物の気分を味わうような気持ちになって悲しいのだ...。
βとVHS競争ではないが、生き残るものにはそれなりの理由があるものだ。しかしその理由は決して「優れているから」という理由ではないこともまた事実なのである。
もともと現在の英字キー配列であるQWERTYが効率やら合理性を考えた上でのものでないことは知られていることである。QWERTYキーが標準になった理由は単に「標準のキーボードが必要だったこと」に過ぎない。この辺の事情についてはマウスの発明者として知られているダグラス・エンゲルバートの研究人生を描いた本「ブートストラップ」(コンピュータエージ社刊)にも詳しいが、QWERTYが標準になったのは、それに何か技術革新としての本来的な優位性があったためではなく「標準になったが故に標準になった」のだ。繰り返すが何かが標準になる必要があっただけのことなのだ。
というわけで、これからも現在のまま、「カナ入力」も「ローマ字入力」と共存していきたいものだがいっそのこと、意地でも日本でただ一人のカナ入力者になり、その保護育成のために地方自治体が予算を割いてくれるようになるまで頑張ろうか...(爆)。
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「Boot Camp(ブートキャンプ)」リリースについての雑感
2006/04/06 02:46
アップルも余裕が出たのか、考え方が柔軟になった気がする。無論今回IntelベースのMacでWindows
XPの利用を可能にする「Boot
Camp」のパブリックベータを発表できたのはインテルプロセッサ版のMacがあってこそなのだが...。
素直に考えれば様々な理由からMacでWindowsを使いたいと考えているユーザーは多いと思うので喜ぶべきことだろう。先般コンテストまでやってユーザーレベルでWindowsを走らすことに成功はしたが、一般ユーザーが安心して活用できることを考えればアップルの対応は素晴らしいと思う。そしてMacintoshのシェアも極端に大きくなるかはともかく、少なくとも広がることは間違いないだろうし...。でも生粋のMacintoshユーザーの一人として自分のことを考えると、さてどんなメリットがあるのだろうか...。
ひとつにはホームページなどの表示確認のために別途Winマシンが不用になるのであればそれはそれで結構だ。無論どうしてもWindowsでしか動作しないアプリケーションなどを使わざるを得ない場合も無いとはいえないけれど...まあほとんどないな...(笑)。要はMacintosh側からもの申せばWindowsを走らせたいのではなくWindows用のアプリが起動すればよい理屈なのだが...。
ともかく現時点での活用を無理矢理考えてみたが、思い出したことは昨今のアプリケーションの中で、3D関連を初めとしてCDがハイブリッドで供給されているケースが多い。そうしたアプリケーションは使用規約が許すなら両方を活用できることになる。なぜならまだまだMacよりWin版の方がバグが少ないとか、その反対といった相違がありうるからだ。たぶん処理スピードも違うかも知れない(^_^
。
ただしブートし直すことでOSを切り替えるのではなく、実用を考えるならVirtualPCのようにMacintoshとWindows間をドラッグ&ドロップでファイルが行き来できるようにならないものか。そうであればより便利だと思う...。
とはいえWindowsユーザーが「Boot Camp」の存在でMacintoshにスイッチすることはあり得るとアップルも考えたのだろうが、単純にWindows XPを走らすだけならコスト的にはいくらでも安価なマシンは存在する。あくまでMac OS XとWindows XPの双方を必要とするユーザーでなければメリットは少ないとも思う。そしてOSの使い勝手という面だけを考えればMacintoshユーザーがあえてWindowsにスイッチするとは思えない。無論そうした事を見通した上でアップルは「Boot Camp」をリリースしたのだろう。
しかし心配なこともある。それは現在でも少なくなりつつあるMacintosh用のソフトウェアの存在だ。
前記したように単純に考えればメーカーにとってMacintosh版とWindows版のアプリ両方を開発するのはとても大変である。だから、今後「MacintoshユーザーもWindows XPさえ手に入れればWindows環境を活用できるから」と、開発側がよりWindows一辺倒になることはないだろうか。そして「Macintosh版の開発をするくらいならMacintoshユーザーへもWindows XPのライセンスを受けてOS付きで販売した方が楽だ...」なんて考えるデベロッパーが登場しては困る...(笑)。
まあ、事はそんな簡単な理屈だけで決められることではないから当面は心配ないと思うが、こうしたバランスはMac OS XがWindowsより確実に優位であることを将来共に示し続けてくれないことには近未来はどうなるか分からない。気がついたからMac OS Xで動作するアプリはApple純正品しか無くなっていた...などということにならないで欲しい(^_^
。
逆にマイクロソフトが開発に苦労しているというVirtualPCのユニバーサルバイナリー版リリースに何らかの影響もあるかも知れない...。
そしてWindows XPで動作させたマシンは当然の事ながら危険も多い。Winnyも動くしこれまでのようなMacintoshユーザーだからといったノホホンとした対応なら、あっという間にウィルス感染で苦労することになるだろう。
でも「Boot Camp」の出来がよければトラブルの際にも従来のWindowsマシンよりMacintoshへのインストールの方が簡単だ...なんて事ならそれはそれで優位性をアピールできるかも知れない。
ともあれ現時点ではアップルがWindowsの使用を勧めたり販売したり、あるいはサポートしたりすることはない。したがってもしMacintosh上のWindows XP利用にトラブルがあったとすればそのサポートはマイクロソフトにお願いすることになるのか...(笑)。まさかマイクロソフトにコンタクトしたら「Macintoshはサポート対象外です」とは言わないだろうねぇ...(爆)。
私はといえばまだインテルMacを所有していないから何とも言えないが、MacBook Proを買ったとしてもハードディスクの占有スペースがもったいないから「Boot Camp」をインストールすることは記事ネタのためくらいしかないはすだ。
問題はMac OS Xの次期メジャーリリースである「Leopard(レパード)」の正式な機能となったとき、「Boot Camp」がどのようなパフォーマンスを見せてくれるかにある。希望的観測だが正式版はもう一皮剥けるような気がするのだが...。したがって現時点での評価は早計なのかも知れない。
■アップルコンピュータ株式会社
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素直に考えれば様々な理由からMacでWindowsを使いたいと考えているユーザーは多いと思うので喜ぶべきことだろう。先般コンテストまでやってユーザーレベルでWindowsを走らすことに成功はしたが、一般ユーザーが安心して活用できることを考えればアップルの対応は素晴らしいと思う。そしてMacintoshのシェアも極端に大きくなるかはともかく、少なくとも広がることは間違いないだろうし...。でも生粋のMacintoshユーザーの一人として自分のことを考えると、さてどんなメリットがあるのだろうか...。
ひとつにはホームページなどの表示確認のために別途Winマシンが不用になるのであればそれはそれで結構だ。無論どうしてもWindowsでしか動作しないアプリケーションなどを使わざるを得ない場合も無いとはいえないけれど...まあほとんどないな...(笑)。要はMacintosh側からもの申せばWindowsを走らせたいのではなくWindows用のアプリが起動すればよい理屈なのだが...。
ともかく現時点での活用を無理矢理考えてみたが、思い出したことは昨今のアプリケーションの中で、3D関連を初めとしてCDがハイブリッドで供給されているケースが多い。そうしたアプリケーションは使用規約が許すなら両方を活用できることになる。なぜならまだまだMacよりWin版の方がバグが少ないとか、その反対といった相違がありうるからだ。たぶん処理スピードも違うかも知れない(^_^
ただしブートし直すことでOSを切り替えるのではなく、実用を考えるならVirtualPCのようにMacintoshとWindows間をドラッグ&ドロップでファイルが行き来できるようにならないものか。そうであればより便利だと思う...。
とはいえWindowsユーザーが「Boot Camp」の存在でMacintoshにスイッチすることはあり得るとアップルも考えたのだろうが、単純にWindows XPを走らすだけならコスト的にはいくらでも安価なマシンは存在する。あくまでMac OS XとWindows XPの双方を必要とするユーザーでなければメリットは少ないとも思う。そしてOSの使い勝手という面だけを考えればMacintoshユーザーがあえてWindowsにスイッチするとは思えない。無論そうした事を見通した上でアップルは「Boot Camp」をリリースしたのだろう。
しかし心配なこともある。それは現在でも少なくなりつつあるMacintosh用のソフトウェアの存在だ。
前記したように単純に考えればメーカーにとってMacintosh版とWindows版のアプリ両方を開発するのはとても大変である。だから、今後「MacintoshユーザーもWindows XPさえ手に入れればWindows環境を活用できるから」と、開発側がよりWindows一辺倒になることはないだろうか。そして「Macintosh版の開発をするくらいならMacintoshユーザーへもWindows XPのライセンスを受けてOS付きで販売した方が楽だ...」なんて考えるデベロッパーが登場しては困る...(笑)。
まあ、事はそんな簡単な理屈だけで決められることではないから当面は心配ないと思うが、こうしたバランスはMac OS XがWindowsより確実に優位であることを将来共に示し続けてくれないことには近未来はどうなるか分からない。気がついたからMac OS Xで動作するアプリはApple純正品しか無くなっていた...などということにならないで欲しい(^_^
逆にマイクロソフトが開発に苦労しているというVirtualPCのユニバーサルバイナリー版リリースに何らかの影響もあるかも知れない...。
そしてWindows XPで動作させたマシンは当然の事ながら危険も多い。Winnyも動くしこれまでのようなMacintoshユーザーだからといったノホホンとした対応なら、あっという間にウィルス感染で苦労することになるだろう。
でも「Boot Camp」の出来がよければトラブルの際にも従来のWindowsマシンよりMacintoshへのインストールの方が簡単だ...なんて事ならそれはそれで優位性をアピールできるかも知れない。
ともあれ現時点ではアップルがWindowsの使用を勧めたり販売したり、あるいはサポートしたりすることはない。したがってもしMacintosh上のWindows XP利用にトラブルがあったとすればそのサポートはマイクロソフトにお願いすることになるのか...(笑)。まさかマイクロソフトにコンタクトしたら「Macintoshはサポート対象外です」とは言わないだろうねぇ...(爆)。
私はといえばまだインテルMacを所有していないから何とも言えないが、MacBook Proを買ったとしてもハードディスクの占有スペースがもったいないから「Boot Camp」をインストールすることは記事ネタのためくらいしかないはすだ。
問題はMac OS Xの次期メジャーリリースである「Leopard(レパード)」の正式な機能となったとき、「Boot Camp」がどのようなパフォーマンスを見せてくれるかにある。希望的観測だが正式版はもう一皮剥けるような気がするのだが...。したがって現時点での評価は早計なのかも知れない。
■アップルコンピュータ株式会社
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贅肉がついて太ったか.....Appleロゴのミステリー?!
2006/04/05 23:04
Apple
Computer社のロゴが、あのかじられた痕のあるリンゴマークだという事は、今やユーザーでなくとも知られているようだ。そしてそのロゴが大変厳しく利用制限されていることも有名だ。しかし手元にある最新のロゴマークが何か変なのだ。
ここにアップルコンピュータ(株)の本社が千駄ヶ谷にあった頃に同社が発行した「Corporate Identity Guidelines」A4版見開き8ページの資料がある。それは当時6色のアップルロゴの使い方や、使用禁止例などが詳しく明記されているガイドブックである。
※アップルコンピュータ社発行の「Corporate Identity Guidelines」
無論これは誰でもが使えるものではなく、本来はアップルコンピュータ社内用CI (コーポレート・アイデンティティ)の使用基準について解説しているものだ。したがってこの「Corporate Identity Guidelines」に記された基準は絶対のように思える。
そこには、アップルロゴマークの大きさと周囲のスペースのあり方、色指定、レイアウトに至るまで、かなり緻密な指定がなされている。それに従わない表記は一切認めないというわけだ。無論現在は6色のロゴは使われておらず、単色利用になっているし、6色時代の名刺と現在の単色カラーの名刺は、あきらかにロゴの位置指定が違う。しかしロゴそのもののバランスは、他のいくつかの使用例を調べてみたが、基本的に変わっていないと思われる。
さてそんなアップルロゴだが、先日郵送されてきた株主総会の案内状に印刷されているロゴやその株券に記されているアップルロゴだけはそれらの比率に準じていないようなのである...。
※Apple Computer社の株券に印刷されているロゴマーク
早く言えば肝心のそれらのロゴは少々太っているように思えるのだ(笑)。正確にいえば縦横のバランスがこれまでのものとは違い、幅広い感じなのである。
「そんなこと、どうでもよいではないか」といわれそうだが、前記したとおり、Apple自身が厳密に定めたロゴの使い方を自身で破ったとすれば、これはひとつの事件である。少なくともアップルフリークのひとりとしては由々しき問題なのだ(笑)。
もともとこのアップルロゴという奴は、そのバランスなどを数値で正確に表すのに向いていない。円や矩形であれば縦横比もはっきりと規定できるが、不定形のアップルロゴはそれが難しい。しかし前記した「Corporate Identity Guidelines」による使用規定によれば、正方形を縦横3つづつの合計9つをロゴ中央に配して、その位置関係を明記している。
少々細かく記せば、まずはロゴの上下の凹の位置に横線を平行に引く。かつグリーンカラーを横断するその横線分を一辺にした正方形を描く。そうすると登録商標の"丸アール"が、右下正方形の左上位置にジャストフィットすることになる。
※前記「Corporate Identity Guidelines」に規定されたロゴの配置とバランス
この規定に合わせて問題の株券に記されたロゴを升目の比率に合わせてみたが、先の基準には合わないことは明白だった(^_^
。
※左が株券のロゴだが明らかに基準より横幅が広い。右はアップルの最新の名刺に印刷されているロゴを使って比較した例だがこちらは基準に合致している
問題は、株券や株主に対する印刷物だけなぜこのようなロゴとなったのかである。
単純なチェックミスなのか、それとも何らかの意図があったのか? しかしAppleの一挙一動に注目する世界中の株主の手に渡る株券のロゴが「ミスでした...」と言うのでは、お粗末過ぎるし大きな問題だと思う。
様々な、そして勝手な推理は楽しいが、たったこれだけの情報では解明する手だてがない。もしかしたら株券だけに、アップルロゴに「儲けて、太ってください」という意味が隠されているのだろうか(爆)。んなわけ...ないよなあ。
ひとつ考えられることとして、Appleのビジネス全般の隅々にまで目を向けているスティーブ・ジョブズ氏だと言われているが、ことAppleの株にまつわる実務のあれこれには目が届かないでいるのかも知れない...。さて真相は?
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ここにアップルコンピュータ(株)の本社が千駄ヶ谷にあった頃に同社が発行した「Corporate Identity Guidelines」A4版見開き8ページの資料がある。それは当時6色のアップルロゴの使い方や、使用禁止例などが詳しく明記されているガイドブックである。
※アップルコンピュータ社発行の「Corporate Identity Guidelines」
無論これは誰でもが使えるものではなく、本来はアップルコンピュータ社内用CI (コーポレート・アイデンティティ)の使用基準について解説しているものだ。したがってこの「Corporate Identity Guidelines」に記された基準は絶対のように思える。
そこには、アップルロゴマークの大きさと周囲のスペースのあり方、色指定、レイアウトに至るまで、かなり緻密な指定がなされている。それに従わない表記は一切認めないというわけだ。無論現在は6色のロゴは使われておらず、単色利用になっているし、6色時代の名刺と現在の単色カラーの名刺は、あきらかにロゴの位置指定が違う。しかしロゴそのもののバランスは、他のいくつかの使用例を調べてみたが、基本的に変わっていないと思われる。
さてそんなアップルロゴだが、先日郵送されてきた株主総会の案内状に印刷されているロゴやその株券に記されているアップルロゴだけはそれらの比率に準じていないようなのである...。
※Apple Computer社の株券に印刷されているロゴマーク
早く言えば肝心のそれらのロゴは少々太っているように思えるのだ(笑)。正確にいえば縦横のバランスがこれまでのものとは違い、幅広い感じなのである。
「そんなこと、どうでもよいではないか」といわれそうだが、前記したとおり、Apple自身が厳密に定めたロゴの使い方を自身で破ったとすれば、これはひとつの事件である。少なくともアップルフリークのひとりとしては由々しき問題なのだ(笑)。
もともとこのアップルロゴという奴は、そのバランスなどを数値で正確に表すのに向いていない。円や矩形であれば縦横比もはっきりと規定できるが、不定形のアップルロゴはそれが難しい。しかし前記した「Corporate Identity Guidelines」による使用規定によれば、正方形を縦横3つづつの合計9つをロゴ中央に配して、その位置関係を明記している。
少々細かく記せば、まずはロゴの上下の凹の位置に横線を平行に引く。かつグリーンカラーを横断するその横線分を一辺にした正方形を描く。そうすると登録商標の"丸アール"が、右下正方形の左上位置にジャストフィットすることになる。
※前記「Corporate Identity Guidelines」に規定されたロゴの配置とバランス
この規定に合わせて問題の株券に記されたロゴを升目の比率に合わせてみたが、先の基準には合わないことは明白だった(^_^
※左が株券のロゴだが明らかに基準より横幅が広い。右はアップルの最新の名刺に印刷されているロゴを使って比較した例だがこちらは基準に合致している
問題は、株券や株主に対する印刷物だけなぜこのようなロゴとなったのかである。
単純なチェックミスなのか、それとも何らかの意図があったのか? しかしAppleの一挙一動に注目する世界中の株主の手に渡る株券のロゴが「ミスでした...」と言うのでは、お粗末過ぎるし大きな問題だと思う。
様々な、そして勝手な推理は楽しいが、たったこれだけの情報では解明する手だてがない。もしかしたら株券だけに、アップルロゴに「儲けて、太ってください」という意味が隠されているのだろうか(爆)。んなわけ...ないよなあ。
ひとつ考えられることとして、Appleのビジネス全般の隅々にまで目を向けているスティーブ・ジョブズ氏だと言われているが、ことAppleの株にまつわる実務のあれこれには目が届かないでいるのかも知れない...。さて真相は?
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アップルビジネス昔話し〜ベストプロダクト賞副賞は中古マック
2006/04/04 05:23
私はMacintoshが好きだ。だからそれを仕事にしてきた。またアップルコンピュータという会社も大変魅力的な会社だからこそ長いお付き合いをさせていただいているが正直「なんだかなぁ...?!」という面を多分に持っている不思議な企業でもある(笑)。
私が営んでいた会社は小さいながらも様々な賞をいただいた。出版社からいただいたこともあるしApple本社から表彰されたこともある。
今回はアップルから初めて賞をいただいたときの思い出を紹介するが、時は1992年4月のことだった。すでに14年も前のことだし関係者もすでに在籍していないから、時効としてお話ししよう(笑)。
「アップルの○○さんからお電話です」の声で私は受話器を取った。電話の向こうでアップルのマーケティング部担当者は「松田さん、おめでとうございます。実は今年の『アップルベストプロダクト賞』は御社の『たまづさ』と『グランミュゼ』に決まりました」と矢継ぎ早にまくし立てた。
一瞬何のことかと分からなかったが、聞けばその一昨年あたりから、その年にアップルの市場に大きく貢献したサードパーティー各社の製品を「アップルベストプロダクト賞」として選定し、表彰することになったという。私は知らなかったが...(笑)。
ともかく実質会社が活動を始めてから2年あまり、いうまでもなく賞というものに縁があるとは考えもしなかったので、それは正直嬉しかった。何しろ業界の総本山から賞をいただけるというのだからその喜びは察していただけるものと思う...。
電話口の声は続き...「近々、認定書と副賞をお持ちしますのでご都合を聞かせてください」とのこと。なんと副賞はMacintosh本体だという。それもいままで無かった一企業二製品がダブル受賞したということなので、2台のMacintoshをいただけるという話しに私は舞い上がった。
さて4月28日の当日、その約束の日時にアップルコンピュータのマーケティング部から顔なじみのお二人がなんとMacintoshを抱えて来社された(^_^
。抱えて...である...。
私は「賞をいただいたこと」は喜びながらも、アップルって私たちより大きな会社だったよなぁ...と思わず心の中で問いただすほど、その場は違和感のある雰囲気となった。正直目が点となった。
何故か。
まず副賞のMacintoshは「Macintosh Classic」二台だったが、それは良い。ありがたいことだ。しかし、担当者が持ち込んでくれたそのMacintoshは新品ではなかった(^_^
。化粧箱に入っているのではなく、キャリングバックに収納されたそれは数カ所、あきらかに汚れがある...。
いただいて文句をいうのも何だが...賞品に中古品をそれと分かるような形で持ってくる企業って他にあるだろうか?
そして私の不信感は賞を讃えるはず...アップル曰くの"認定書"を見て頂点に達した!
それはアップルのレターヘッドにLaserWriterで印刷された単なる手紙だったからだ(爆)。
※これがいただいた本物のベストプロダクト賞認定書(笑)。一部と担当者の名およびサインは隠させていただくが、実物の印刷も用紙セットが甘かったのかちょっと右上がりに曲がっている(爆)。
日本法人とはいえ、アップルコンピュータという世界的パーソナルコンピュータのメーカーから正式にいただく賞であり、特に我々はアップルというかMacintoshのソフトウェアを専門に開発するために設立した組織であるからしてそれは名誉である。ともかくその認定書は日本語であっても英語であっても、もっと証書・賞状らしいものであることを期待した私がおかしいのだろうか(笑)。
別に金箔で飾られたものを欲しいとは思わないが、額に入れ、応接室に飾っておけるほどのものを期待していた私は間違っていないと思うのだが...。
何故このような事が起きるのか? 想像するに、当時のアップルはそんな規模の会社だったのだ。
当時のアップルコンピュータは我々がイメージしているよりはるかに零細企業的発想しかできない組織だったのである。予算的にも権限的にも。そして私の持論だがAppleという企業は現在も「偉大なる中小企業」なのだ。そうした見地から物事を見なければAppleのやることなすことがなかなか理解できないと思う...。
だから、当時の担当者たちは疑いもせずに精一杯のことをしてくれたのだろうが、一般的なビジネス社会の常識(これが問題なのだが)からいわせれば、それはまさしく非常識きわまりない行動となった。その上にユーザーは勿論のこと、デベロッパーの期待は大きいときているからますますギャップが大きくなる。
したがっていただいたアップルベストプロダクト賞の認定書は額に入らなかったし、小さな応接室にも飾られることはなかったが、結果論として他の賞以上の思い出が残った。いや、これは皮肉ではない(^_^
。
今年...4月1日、Apple Computer社は創立30周年を迎えた。30年を節目としてさまざまな歴史的考察が発信されている。そしてAppleという「企業文化」云々などという話題もあるが、人ごとならいざ知らずこうした不条理を多々体験した当事者から見ればきれい事ばかりも言ってはいられまい...。
それらは「企業文化」などどいった小ぎれいな話ではなく、悪い意味での「企業体質」が露見しただけの話なのだ...。しかしまあ、多くの欠点を埋め合わせてもなお魅力が上回る企業がAppleなのだ!だから...私は相変わらずMacintosh関連の仕事から足抜け出来ず、MacやiPodを買い続けている。困った会社である(笑)。
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私が営んでいた会社は小さいながらも様々な賞をいただいた。出版社からいただいたこともあるしApple本社から表彰されたこともある。
今回はアップルから初めて賞をいただいたときの思い出を紹介するが、時は1992年4月のことだった。すでに14年も前のことだし関係者もすでに在籍していないから、時効としてお話ししよう(笑)。
「アップルの○○さんからお電話です」の声で私は受話器を取った。電話の向こうでアップルのマーケティング部担当者は「松田さん、おめでとうございます。実は今年の『アップルベストプロダクト賞』は御社の『たまづさ』と『グランミュゼ』に決まりました」と矢継ぎ早にまくし立てた。
一瞬何のことかと分からなかったが、聞けばその一昨年あたりから、その年にアップルの市場に大きく貢献したサードパーティー各社の製品を「アップルベストプロダクト賞」として選定し、表彰することになったという。私は知らなかったが...(笑)。
ともかく実質会社が活動を始めてから2年あまり、いうまでもなく賞というものに縁があるとは考えもしなかったので、それは正直嬉しかった。何しろ業界の総本山から賞をいただけるというのだからその喜びは察していただけるものと思う...。
電話口の声は続き...「近々、認定書と副賞をお持ちしますのでご都合を聞かせてください」とのこと。なんと副賞はMacintosh本体だという。それもいままで無かった一企業二製品がダブル受賞したということなので、2台のMacintoshをいただけるという話しに私は舞い上がった。
さて4月28日の当日、その約束の日時にアップルコンピュータのマーケティング部から顔なじみのお二人がなんとMacintoshを抱えて来社された(^_^
私は「賞をいただいたこと」は喜びながらも、アップルって私たちより大きな会社だったよなぁ...と思わず心の中で問いただすほど、その場は違和感のある雰囲気となった。正直目が点となった。
何故か。
まず副賞のMacintoshは「Macintosh Classic」二台だったが、それは良い。ありがたいことだ。しかし、担当者が持ち込んでくれたそのMacintoshは新品ではなかった(^_^
いただいて文句をいうのも何だが...賞品に中古品をそれと分かるような形で持ってくる企業って他にあるだろうか?
そして私の不信感は賞を讃えるはず...アップル曰くの"認定書"を見て頂点に達した!
それはアップルのレターヘッドにLaserWriterで印刷された単なる手紙だったからだ(爆)。
※これがいただいた本物のベストプロダクト賞認定書(笑)。一部と担当者の名およびサインは隠させていただくが、実物の印刷も用紙セットが甘かったのかちょっと右上がりに曲がっている(爆)。
日本法人とはいえ、アップルコンピュータという世界的パーソナルコンピュータのメーカーから正式にいただく賞であり、特に我々はアップルというかMacintoshのソフトウェアを専門に開発するために設立した組織であるからしてそれは名誉である。ともかくその認定書は日本語であっても英語であっても、もっと証書・賞状らしいものであることを期待した私がおかしいのだろうか(笑)。
別に金箔で飾られたものを欲しいとは思わないが、額に入れ、応接室に飾っておけるほどのものを期待していた私は間違っていないと思うのだが...。
何故このような事が起きるのか? 想像するに、当時のアップルはそんな規模の会社だったのだ。
当時のアップルコンピュータは我々がイメージしているよりはるかに零細企業的発想しかできない組織だったのである。予算的にも権限的にも。そして私の持論だがAppleという企業は現在も「偉大なる中小企業」なのだ。そうした見地から物事を見なければAppleのやることなすことがなかなか理解できないと思う...。
だから、当時の担当者たちは疑いもせずに精一杯のことをしてくれたのだろうが、一般的なビジネス社会の常識(これが問題なのだが)からいわせれば、それはまさしく非常識きわまりない行動となった。その上にユーザーは勿論のこと、デベロッパーの期待は大きいときているからますますギャップが大きくなる。
したがっていただいたアップルベストプロダクト賞の認定書は額に入らなかったし、小さな応接室にも飾られることはなかったが、結果論として他の賞以上の思い出が残った。いや、これは皮肉ではない(^_^
今年...4月1日、Apple Computer社は創立30周年を迎えた。30年を節目としてさまざまな歴史的考察が発信されている。そしてAppleという「企業文化」云々などという話題もあるが、人ごとならいざ知らずこうした不条理を多々体験した当事者から見ればきれい事ばかりも言ってはいられまい...。
それらは「企業文化」などどいった小ぎれいな話ではなく、悪い意味での「企業体質」が露見しただけの話なのだ...。しかしまあ、多くの欠点を埋め合わせてもなお魅力が上回る企業がAppleなのだ!だから...私は相変わらずMacintosh関連の仕事から足抜け出来ず、MacやiPodを買い続けている。困った会社である(笑)。
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Appleロゴデザインとその変遷
2006/04/02 23:35
Appleはコンピュータ業界はもちろん、音楽や映像、デザインやポップカルチャーにとっても大きな影響を与えてきた。今回はApple
Computer社のシンボルであるアップル・ロゴの成立とその変遷をいくつかの資料を基に検証してみよう。
Apple Computer社成功の秘密は様々な言われようがあるが、「アップル デザイン」の中でインテルのロバート・ノイスが「シリコンバレーのどの会社もPCを作れる可能性があったのに、どこもWozniakとJobsほどのビジョンを持ち合わせていなかった」と語っているのは興味深い。
さて早速だが、Apple Computer社が設立された直後の会社のロゴは、現在のような「囓りかけのリンゴ」ではなく、ペン画だったことはご存じだと思う。
※※Apple社の最初期ロゴ(「SoFar」より)
Apple Computer社はこれまでスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックにより設立されたという事になっているが、事実としてはもう一人の共同設立者がおり、彼...ロン・ウェインによってそれはデザインされたものだという。このペン画はリンゴの木に寄りかかっているアイザック・ニュートンを描いたものだった。
なお、ロン・ウェインはジョブズの依頼でApple II用のケースデザインも考えたという。しかし、そのデザインはジョブズの趣味に合わず、結局ウォズニアックの古い友人ジェリー・マノックに相談する。マノックはかつてヒューレット・パッカード社のデザイナーだったからだ。
結局彼はジョブズの依頼を1,500ドルで請け負い、低予算で、それも展示会に間に合わせるために急いで製作が可能なリアルインジェクションモールディングという成形方法でApple IIのケースを製造することにした。
このケース制作に関しても紆余曲折があったが結果としてきちんとしたケースに基盤を収めたことがApple II成功のひとつの鍵となったことは確かである。ここに初めてユーザーが購入後すぐに使うことが出来る"パーソナルコンピュータ"が誕生した。

※※Apple II のケースデザイン。蓋の上にはTVモニターやDiskIIを乗せるのが一般的だった
さて、ロゴに話を戻そう...。
ジョブズはしばらくして、ロン・ウェインによるそのロゴが堅苦しいイメージであること、そして小さくして利用するのには適していないことを理由にロゴを変えることにする。
具体的には1977年の4月、広報会社レジス・マッケンナ社に依頼し、そのアート・ディレクターであったロブ・ヤノフが現在のロゴの先駆けとなったあの6色のアップルロゴ、すなわち「囓りかけのリンゴ」をデザインした。同時にヤノフは6色の境界線に黒い線を入れることを提案した。それは印刷の時に色合わせが容易になるからだったが、細部のディティールにこだわるジョブズはこれを強く拒んだために、当時のApple社長マイケル・M・スコットは「もっとも印刷に金のかかるロゴ」と嘆いたという。
ちなみに何故あの6色なのかという疑問はApple IIユーザーなら簡単なことだ。それは緑、黄、オレンジ、赤、紫そして青というApple IIが出力できるカラーを讃えたものだからである。
またロブ・ヤノフは林檎の右サイドを囓った形にした理由として、英語で「かじる」を意味する「バイト(a bite)」と、コンピュータ世界の情報量の単位である「ビット&バイト(byte)」を掛けたつもりだったと説明している。そして、その "囓り後" があるおかげで、その形がチェリートマトに見えないようにといった意図もあったらしい。
この辺の事情は「マッキントッシュ伝説」の中でレジス・マッケナ社の代表であるマッケナ自身がインタービューに答えて、その行きがかりを認めている。
ただし、当時のロゴは現在のロゴとまったく同じであったわけではない。それはロゴが単独で使用されるだけでなくリンゴの囓ったカーブに合わせて、小文字の"apple"というロゴタイプが加わっていた。
※※Apple IIeのマニュアルに印刷されている当時のロゴおよびロゴタイプの使用例
「アップル デザイン」によれば、ジョブズはジェリー・マノックに、このロゴを使ったバッヂを作らせ、すべてのアップル製品に取り付けることにした...とある。ここでもジョブズは色と色の境界線があることを拒み、カラー同士が接していなければ承知せず、また仕上がったあるロットのロゴが、境界の色が混じり合っているからという理由で、受け取りを拒否したこともあるという。
そして様々な製品やパッケージに採用できるようにと、ロゴの各部の比率をきちんと定めたのもジェリー・マノックの役割だった。
さて、"Apple"という社名の由来については、これまた多くの伝説がある。リンゴがジョブズの好物であったとか、ジョブズがビートルズのファンだったとか。さらにジョブズが一時果樹園で働いていたという話まである。ただし確実なことは"Apple"という名はジョブズが発案したことだ。これは確からしい。
「パソコン革命の英雄たち」によれば、初期からApple社の経営アドバイスを行ってきたマイク・マークラが最初にやったこと、それはAppleという社名を決定づけたことだとされる。この社名なら電話帳で最初に見つけられるから、営業的見地からも利点だと彼は判断したという。また彼は「リンゴが嫌いな人はほとんどいないよ」とも言っている。
また先のレジス・マッケナも、「マッキントッシュ伝説」の中で、一部で彼がAppleという社名を嫌っていたという事を否定し、逆に気に入っていたと話している。そして「私がその名前を推したんです。アップルの周囲にはこの名に反対した人もたくさんいましたが、私は彼らを説得するのにずいぶん時間を費やした覚えがありますよ。」と発言している。
まあ、そうした話の真偽は今となっては知りようがないものの、レジス・マッケナが「マッキントッシュ伝説」の中で語っているように「私には信念がありまして、実は名前(社名)はあまり関係ないと思っています。名前そのものが問題なのではなく、その名前に象徴されるもの、その背景にある考えというのが最も大事なんです」という話は明言だと思う。Appleという名のため...あるいは6色のアップルロゴが成功に結びつく機動力となったのではなく成功したAppleだからこそそれらが注目されるのだ。
ともかくApple Computer社のロゴは"Apple"そのものとなったが関係者一同が意識したかどうかは分からないものの、そもそもシンボル...イメージは無意識にも我々の心象を表しているとも考えられる...。
私の座右の書でもある「Dictionary of Symbols and Imagery(イメージシンボル事典)」Ad de Vries著(大修館書店刊)によれば "apple"とは「この世の物質的欲望と歓喜一般」「不死」「知恵」「性的快楽と豊饒」「不和」「回春」「罪悪」などなど多くの意味を有するシンボルだということが分かる。
無論もともとは旧約聖書のエデンの園、すなわちキリスト教世界のエピソードからイメージが形成されたものだろうが、これらの大意を眺めているとApple Computer社の遍歴がそのまま凝縮されているような感じにも思えて興味深い(^_^)。
こうしたAppleの象徴とされる魅惑の6色アップル・ロゴはジョブズが暫定CEOに就任するや、単色のアップル・ロゴに置き換わっていく。そして1998年5月8日にリリースされたPowerBook G3シリーズに、はじめて単色のアップル・ロゴが使われ現在に至っている。
こうした事からAppleの拘りもあって、これまでマニュアルなどの印刷物などに対しても6色のロゴが常に使われてきたというイメージがある。無論そうした例は多いものの、実際には古い時代はもとよりジョブズがAppleに復帰する以前にも一部のマニュアルなどにはすでに単色のAppleロゴが使われていたことを知るユーザーは少ないかも知れない。
その一例として以下に示すように前記した古いAppleロゴ時代にも単色のロゴ使用例が見られる。
またあのNewtonのユーザーズガイド表紙にはトータルデザインの見地からか、ホワイト一色のロゴが使われている。
したがってジョブズ復帰後一夜にしてすべてのAppleロゴが単色になったといった類の話は...眉唾である(笑)。
しかし現在のAppleロゴは単色であっても様々なカラーで表現されている。6色時代とは違い、単色ロゴは確かに扱いやすくなっただけでなくスティーブ・ジョブズの口癖である「シンプル」と「クール」のどちらの要素も備えているように思われる。そしてその変化はApple成長の証であるのかも知れない。
ちなみに現在アップルコンピュータ社の名刺に使われているロゴも単色だが、私が手に入れただけでも以下のような5色のAppleロゴが存在する。あと黄色があれば色味は多少違ってはいるものの、例の6色が揃うことになるのだが...(^_^
。
【参考資料】
・「Apple Confidential」Owen W.Linzmayer著、林信行・柴田文彦訳(アスキー出版局刊)
・「マッキントッシュ伝説」斎藤由多加著(アスキー出版局刊)
・「パソコン革命の英雄たち」Paul Freiberger & Michael Swain著、大田一雄訳(マグロウヒル刊)
・「林檎百科〜マッキントッシュクロニエル」SE編集部(翔泳社刊)
・「アップル デザイン」ポール・クンケル著、リック・イングリッシュ写真、大谷和利訳(アクシスパブリッシング刊)
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Apple Computer社成功の秘密は様々な言われようがあるが、「アップル デザイン」の中でインテルのロバート・ノイスが「シリコンバレーのどの会社もPCを作れる可能性があったのに、どこもWozniakとJobsほどのビジョンを持ち合わせていなかった」と語っているのは興味深い。
さて早速だが、Apple Computer社が設立された直後の会社のロゴは、現在のような「囓りかけのリンゴ」ではなく、ペン画だったことはご存じだと思う。
※※Apple社の最初期ロゴ(「SoFar」より)
Apple Computer社はこれまでスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックにより設立されたという事になっているが、事実としてはもう一人の共同設立者がおり、彼...ロン・ウェインによってそれはデザインされたものだという。このペン画はリンゴの木に寄りかかっているアイザック・ニュートンを描いたものだった。
なお、ロン・ウェインはジョブズの依頼でApple II用のケースデザインも考えたという。しかし、そのデザインはジョブズの趣味に合わず、結局ウォズニアックの古い友人ジェリー・マノックに相談する。マノックはかつてヒューレット・パッカード社のデザイナーだったからだ。
結局彼はジョブズの依頼を1,500ドルで請け負い、低予算で、それも展示会に間に合わせるために急いで製作が可能なリアルインジェクションモールディングという成形方法でApple IIのケースを製造することにした。
このケース制作に関しても紆余曲折があったが結果としてきちんとしたケースに基盤を収めたことがApple II成功のひとつの鍵となったことは確かである。ここに初めてユーザーが購入後すぐに使うことが出来る"パーソナルコンピュータ"が誕生した。

※※Apple II のケースデザイン。蓋の上にはTVモニターやDiskIIを乗せるのが一般的だった
さて、ロゴに話を戻そう...。
ジョブズはしばらくして、ロン・ウェインによるそのロゴが堅苦しいイメージであること、そして小さくして利用するのには適していないことを理由にロゴを変えることにする。
具体的には1977年の4月、広報会社レジス・マッケンナ社に依頼し、そのアート・ディレクターであったロブ・ヤノフが現在のロゴの先駆けとなったあの6色のアップルロゴ、すなわち「囓りかけのリンゴ」をデザインした。同時にヤノフは6色の境界線に黒い線を入れることを提案した。それは印刷の時に色合わせが容易になるからだったが、細部のディティールにこだわるジョブズはこれを強く拒んだために、当時のApple社長マイケル・M・スコットは「もっとも印刷に金のかかるロゴ」と嘆いたという。
ちなみに何故あの6色なのかという疑問はApple IIユーザーなら簡単なことだ。それは緑、黄、オレンジ、赤、紫そして青というApple IIが出力できるカラーを讃えたものだからである。
またロブ・ヤノフは林檎の右サイドを囓った形にした理由として、英語で「かじる」を意味する「バイト(a bite)」と、コンピュータ世界の情報量の単位である「ビット&バイト(byte)」を掛けたつもりだったと説明している。そして、その "囓り後" があるおかげで、その形がチェリートマトに見えないようにといった意図もあったらしい。
この辺の事情は「マッキントッシュ伝説」の中でレジス・マッケナ社の代表であるマッケナ自身がインタービューに答えて、その行きがかりを認めている。
ただし、当時のロゴは現在のロゴとまったく同じであったわけではない。それはロゴが単独で使用されるだけでなくリンゴの囓ったカーブに合わせて、小文字の"apple"というロゴタイプが加わっていた。
※※Apple IIeのマニュアルに印刷されている当時のロゴおよびロゴタイプの使用例
「アップル デザイン」によれば、ジョブズはジェリー・マノックに、このロゴを使ったバッヂを作らせ、すべてのアップル製品に取り付けることにした...とある。ここでもジョブズは色と色の境界線があることを拒み、カラー同士が接していなければ承知せず、また仕上がったあるロットのロゴが、境界の色が混じり合っているからという理由で、受け取りを拒否したこともあるという。
そして様々な製品やパッケージに採用できるようにと、ロゴの各部の比率をきちんと定めたのもジェリー・マノックの役割だった。
さて、"Apple"という社名の由来については、これまた多くの伝説がある。リンゴがジョブズの好物であったとか、ジョブズがビートルズのファンだったとか。さらにジョブズが一時果樹園で働いていたという話まである。ただし確実なことは"Apple"という名はジョブズが発案したことだ。これは確からしい。
「パソコン革命の英雄たち」によれば、初期からApple社の経営アドバイスを行ってきたマイク・マークラが最初にやったこと、それはAppleという社名を決定づけたことだとされる。この社名なら電話帳で最初に見つけられるから、営業的見地からも利点だと彼は判断したという。また彼は「リンゴが嫌いな人はほとんどいないよ」とも言っている。
また先のレジス・マッケナも、「マッキントッシュ伝説」の中で、一部で彼がAppleという社名を嫌っていたという事を否定し、逆に気に入っていたと話している。そして「私がその名前を推したんです。アップルの周囲にはこの名に反対した人もたくさんいましたが、私は彼らを説得するのにずいぶん時間を費やした覚えがありますよ。」と発言している。
まあ、そうした話の真偽は今となっては知りようがないものの、レジス・マッケナが「マッキントッシュ伝説」の中で語っているように「私には信念がありまして、実は名前(社名)はあまり関係ないと思っています。名前そのものが問題なのではなく、その名前に象徴されるもの、その背景にある考えというのが最も大事なんです」という話は明言だと思う。Appleという名のため...あるいは6色のアップルロゴが成功に結びつく機動力となったのではなく成功したAppleだからこそそれらが注目されるのだ。
ともかくApple Computer社のロゴは"Apple"そのものとなったが関係者一同が意識したかどうかは分からないものの、そもそもシンボル...イメージは無意識にも我々の心象を表しているとも考えられる...。
私の座右の書でもある「Dictionary of Symbols and Imagery(イメージシンボル事典)」Ad de Vries著(大修館書店刊)によれば "apple"とは「この世の物質的欲望と歓喜一般」「不死」「知恵」「性的快楽と豊饒」「不和」「回春」「罪悪」などなど多くの意味を有するシンボルだということが分かる。
無論もともとは旧約聖書のエデンの園、すなわちキリスト教世界のエピソードからイメージが形成されたものだろうが、これらの大意を眺めているとApple Computer社の遍歴がそのまま凝縮されているような感じにも思えて興味深い(^_^)。
こうしたAppleの象徴とされる魅惑の6色アップル・ロゴはジョブズが暫定CEOに就任するや、単色のアップル・ロゴに置き換わっていく。そして1998年5月8日にリリースされたPowerBook G3シリーズに、はじめて単色のアップル・ロゴが使われ現在に至っている。
こうした事からAppleの拘りもあって、これまでマニュアルなどの印刷物などに対しても6色のロゴが常に使われてきたというイメージがある。無論そうした例は多いものの、実際には古い時代はもとよりジョブズがAppleに復帰する以前にも一部のマニュアルなどにはすでに単色のAppleロゴが使われていたことを知るユーザーは少ないかも知れない。
その一例として以下に示すように前記した古いAppleロゴ時代にも単色のロゴ使用例が見られる。
またあのNewtonのユーザーズガイド表紙にはトータルデザインの見地からか、ホワイト一色のロゴが使われている。
したがってジョブズ復帰後一夜にしてすべてのAppleロゴが単色になったといった類の話は...眉唾である(笑)。
しかし現在のAppleロゴは単色であっても様々なカラーで表現されている。6色時代とは違い、単色ロゴは確かに扱いやすくなっただけでなくスティーブ・ジョブズの口癖である「シンプル」と「クール」のどちらの要素も備えているように思われる。そしてその変化はApple成長の証であるのかも知れない。
ちなみに現在アップルコンピュータ社の名刺に使われているロゴも単色だが、私が手に入れただけでも以下のような5色のAppleロゴが存在する。あと黄色があれば色味は多少違ってはいるものの、例の6色が揃うことになるのだが...(^_^
【参考資料】
・「Apple Confidential」Owen W.Linzmayer著、林信行・柴田文彦訳(アスキー出版局刊)
・「マッキントッシュ伝説」斎藤由多加著(アスキー出版局刊)
・「パソコン革命の英雄たち」Paul Freiberger & Michael Swain著、大田一雄訳(マグロウヒル刊)
・「林檎百科〜マッキントッシュクロニエル」SE編集部(翔泳社刊)
・「アップル デザイン」ポール・クンケル著、リック・イングリッシュ写真、大谷和利訳(アクシスパブリッシング刊)
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